車の塗装では、絵画に使われるような重金属が含まれた耐光性(特に紫外線)に優れた高価な顔料は、まず使われません。
一般的な合成顔料が主だと思います。
この合成顔料でも赤は特に耐光性は劣ります。(優れた耐光性を持った合成顔料もなくはないですが、塗装用では高価で使われないと思います。)
また、黄色も弱いですね。青や緑(青と黄色を混ぜて作られた緑は弱いです)は少しはマシですが、白や黒、茶のような安定性のある顔料に比べたらやはり耐光性は劣ります。
鮮やかな色は一般的に弱いです。
色あせしない為には、#1さんのおっしゃるように直射日光をあてない事ですが、自動車では車庫に入れっぱなしで使わない訳にも行きませんのでそうもいかないでしょう。
色あせを心配なされるのなら、白、黒、茶(土色)でしょうね・・・
また、色あせが少なくても、塗料の樹脂の劣化もありますから、経時変化で、黄ばんだり、艶が無くなってきたり、浮いたり剥がれたりしてきます。
車自体の耐用年数は8年位を一般的には設定されているようです。(色あせはする時間はもっと短いでしょう)それ以上に持たせるとなると、結局は、お金をかけてメンテナンスしてやるしか無いのではないでしょうか?
これは、塗装に限らず、エンジンや足回りなどの可動部も同じですね。
お礼
青空駐車なので余計に色あせしていくのでしょうね。 とても参考になりました。 ありがとうございました。