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外交官や国際公務員に直結する授業を行っている大学を教えてください。

予備校や大学院などお金をたくさんかけることなく、最小限の金額で外交官や国際公務員などの難関な職業を目指す時、どの学校の何の学部に入ればよいのか。を知りたくおもっています。 マナビジョンなどで見たりもしたのですが、そのような職業をめざすにあたって他の人々が志している学校というのが、とりあえず国公立といったように思われます。例えば、名古屋大学などは(国際公務員に必須な)2つ以上の言語を学ぼうにも、学部や学科がないように思います。 短大・専門学校を除く国公立・私立全般を広く視野に入れたとき、どの学校のどの学部・学科がよいか。本気で悩んでおります。回答お願い致します。

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  • eureca
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回答No.1

外交官になるのであれば、東大法学部が最適です。 日本国の外交官の場合は基本的に事務官ですので東大法学部で良いと思いますが、国際公務員の場合は様々な職種があり、かつプロフェッショナルとしてのスキルが要求されます。国際公務員では、法律・経済・医療・教育・土木・農業などの専門的なスキルが要求される専門職が多くあり、各分野で博士号を持っているような人もゴロゴロいます。 また、国連職員をはじめとする国際公務員は原則的として、修士以上の学位が必要とされます。従って、大学院に行かずに国際公務員になるというのは、事実上ムリであると考えてください。 国連職員について言えば、専門職以上の職位としてPレベル(一般職員:P1~P5に分類)とDレベル(幹部職員:D1~D2に分類)の職位があります。 参考URLをご覧になれば、Pレベルといえどグレードが上がると博士号を持っている人が普通にいることが分かると思います。 Dレベルでは尚更です。世界では、高学歴というのは博士レベルの学位を持っている人を言うのが普通で、たとえ東大出身でも学士では低学歴と言われても仕方がないのが現実です。 また、大学を卒業して何のスキルもないまま国際公務員になるよりは、一度別の組織でキャリアを積んで、プロフェッショナルとしてのスキル身につけてから応募するのが普通です。そして、日本の公務員とは違って、エスカレーター式に昇進していくのではなく、ポストに空きができたら全世界からそのポストへの応募を募るというのが一般的です。従って、プロフェッショナルとしてのスキルや実績のない人は上位ポストに就くことはできません。 質問者さんは、国際公務員としてどのような仕事をしたいのでしょうか? 国際公務員になることがゴールではありませんので、どのようなプロフェッショナルとして貢献したいか、そのこともよく考えて進学先を選んだ方が良いと思います。 なお、国際公務員の場合は、ただ外国語ができるだけでは全く話になりません(ネイティブには敵いませんので)。ある分野でのプロフェッショナルとしての能力こそが必要なのです。 外国語としては、英語ができるのは前提で、特にフランス語ができると有利です。応募条件に、フランス語ができることが望ましいという項目がある場合があります。これは、アフリカに旧フランス植民地が多くあり、公用語とされている国があり、様々な援助や開発プログラムの対象国となっているからです。スペイン語も南米では広く公用語として話されているので良いと思います。 大学での語学科目はフランス語とスペイン語を選択されると良いでしょう(間違っても、単位が取りやすいからと安易に英語を選択すべきではありません)。英語を研究対象とする人は別として、英語などは大学で勉強する様なものではありません(読めて、書けて、話せるのが当たり前という意味です)。 以上、総括しますと以下のとおりです。 (1)日本国の外交官になる場合 東京大学法学部に行き、国家公務員試験にパスして外務省に就職する。 (2)国際公務員になる場合 何を専門とするか決めて大学院まで行き、修士以上の学位を取得し、一度社会に出てプロフェッショナルとしてのキャリアを積んでから、ポストに空きが出た時に応募する。 (3)難易度 大まかな難易度ですが、日本国の外交官の場合は公務員試験での同期の人達との間のみの競争(修士以上の学位が無くても応募できる)ですが、国際公務員の場合は全世界であらゆる年代の人達との競争(修士以上の学位が必要)ですから、日本国外務省に入って外交官になる方が易しいと言えます。 先は長いですが、ご自身が何の専門家になりたいかスタンスを決めて、夢に向かって頑張ってください。

参考URL:
http://www.mofa-irc.go.jp/boshu/boshu.htm
jadps
質問者

お礼

難易度がものすごく高いですね。甘い考えを自分は持っていたのだと思います。具体的な情報で、とても参考になりました。まず、自分が何を目指すのか、何の専門になりたいのかもう一度考えなければと思います。 本当にありがとうございました。