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正しい溺愛というのがありますか
母が子供を、特に、母親が息子を「溺愛」するのは、 後々問題行動のもとになる、という話をききます。 マザコンや異常性癖や犯罪などの根底に、 母親の溺愛があったなどという新聞記事や本などもたまに読みます。 教育的配慮が理想的に正しくされていて、過干渉や過保護に陥らず、 子供との信頼関係や意見交流ができているのが前提で、 子供の愛情要求度を感知でき、それに応じて親がコントロールがきくのならば、 母親の愛情表現の「強さ」「量」「回数」は、 可能な範囲で、最大限に多いに越したことはないのでしょうか? それともある程度クールに加減しないと、 男児特有の性衝動のコントロールに問題が起こるなどの歪みがでるのでしょうか? どこからが問題ある「溺愛」で、 どこまでが良い意味の「豊かな愛情」だと思いますか? 親からの男児への愛情表現の、方法や時期や期間や内容に、 何か基準をお持ちの方で、うまくいった例がありましたら 一つでも教えてください。
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子供を支配しない。ってことじゃないでしょうか。 親に支配された子供・・・それがマザコンってことだと思います。 普通の人間なら、「親のココは間違ってる。自分は違う。」と思って、自分の道を進むはずです。そして、友達や社会の新しい価値観を受け入れるはずです。 ところが、支配されて育った子供は、親の価値観でがんじがらめになって、自分の価値観を持てない。 そういう歪は、大人になってから表面化します。 子供は間違いながら成長しますから、たとえ子供が間違った行動をしたとしても、「そうなんだ、それが君の今の価値観なんだね」と受け入れることが大切だと思います。 親の価値観に支配されず、自分の価値観を認められて育った子供は、 きちんとした広い価値観を持った大人に成長すると思います。
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- hanako-110
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子供がある程度友達との関係を大切にし始めた時に、気をつけることは、例え親からみても好ましい友人だとしても絶対に否定しない、受け入れることです。 母親の溺愛は息子の友達を全て否定して男の子の世界を狭めてしまうことと思います。まず、彼の友人を否定せず受け入れられたら、息子にそっぽ向かれることはありません。 次に思春期に入ると、親をうざいと避けるようになります。その時にぜひ嫌がる息子をきちんと座らせて親から自立するか、うるさい事を言われ続けたいかを話し合って下さい。自由を得るには責任が伴うこと、逆に親の加護にあれば親に従うことを自分で選ばせるのです。これは息子にしてみれば、自由が手に入ったと勘違いするかもしれませんが自由を得るということは、中学卒であれば家を出て自活するという広範囲な意味まで含むことを伝えます。そして、貴方を今まで世間に出しても恥ずかしくないように育て上げたと言ってあげます。 私はこうやって息子を育てました。ただいつ私や主人に何があっても一人で生き抜く力をつけてあげたくて、だからよくA君やB君のうちはいいって泣かれました。家出もしたし、悪いこともいっぱいしました。それ以上みんなを困らせるなら、私を殺してから行けと言ったこともあります。でも、本当に助けが欲しい時に必ず私にSOSをくれましたから、きっと教え方には間違いはなかったと思います。 男の子は初めから母親にはわからない生き物です。小さなうちに社会のルールを教え、知欲を満たした後は、友達が子供を育ててくれると思う方がいいと思います。本当に助けがほしいときに手を差しのべることが親の教育だと思います
お礼
ありがとうございました。 友達を否定して子の世界を狭めることが溺愛、 息子の友達を否定しないで受け入れること、そして、 思春期に踏むべきポイント、伝えるべき点が、はっきりわかりました。 今、いただいた回答を読ませていただいたにもかかわらず、 幼児のわが子が将来、ん???な友人を作ってきたらどうしよう… なんて心配を、やっぱり今からしてしまった自分です。 でも、これではダメってことですね。たしかにおっしゃる通りですよね。 自分の陥りそうなところをうまく当ててくださりありがたいです。 肝に銘じます。
- sanninnko
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育児にマニュアルはないのです。 あなたのやり方でどうぞ安心して育ててください。
お礼
ありがとうございます。 自分は少々独善的で自信過剰になりがちなものでして。
- rui-0825
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確かに男の子は、母親にとって恋人のような感情を抱きやすいみたいですね。 でも、子供はやっぱり子供で、将来親の手から離れて行く。そうなった時のために、一人でも生きていける技術や知識を身につけさせる。それが育児だと思うし、それを忘れず愛情を持って接していけば、問題ないんじゃないでしょうか。
お礼
自分で生きていく力を保障してやる上で、愛情、なんですね。 よくわかる回答です、ありがとうございました。
補足
母と息子というのは、愛情もたっぷりな間柄だし、 男性として自立できる能力をつけるまで、 多種多様な側面から育てるという複雑な長期戦だし、 なんだかとっても濃厚すぎる関係のような気がしてきます。 それで、悪い意味でよく言われる「溺愛」とは、 一体どこからなんだろう、と疑問になったのです。 みな、よかれと思って愛情をかけている。私もそのひとりでしょう。 盲目状態が、やはり自分のどこかにもあるかもしれません。 それは、知っておきたいものです。 特に男児は、思春期以降、性衝動や暴力的な行動が、 極端に多すぎたり、反対に少なすぎたりするようになると、 生きていく上で支障がありそうに思います。 幼少期の母親や父親との関わり方が、そこに影響するとすれば、 どんな関わり方なのか知りたいな、と気になりました。 ご存じの方、またはご意見など、よろしくおねがいします。
- syokocya
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子供の年齢により接し方を変えていくのがいいと思います。 赤ちゃんのうちは”抱き癖”など気にせずに充分なふれあいを大切に。 幼児期はいけないことは”ダメ”としっかり教え、上手にできたら充分に褒める。 まだまだスキンシップも大切。 でも、この頃の変な甘やかしは禁物。 それ以上は物事の良し悪しの判断も出来てくるのでしかる時はビシッと。 中学生以上になると親と距離を置きたがるので、しつこくしない。 その代わり、”お母さんはいつでもあなたの味方よ、何でも相談してね”と安心できる場所を提供する。 以上のように育てました。 今は成人しましたがメチャクチャいい子です(親バカでごめんなさいね)
お礼
幼児期のスキンシップはまだオッケーなんですか。 すっきりとまとめていただき、助かりました。 もう成人されたいい子、という結果が何よりの説得で安心です。 ありがとうございました。
- zorro
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言葉の意味を考えてみてください。「過ぎたるはおぞばざるが如し」という言葉もあります。自然体でOKです。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1314134503
お礼
参考になりました。盲目になったり、溺れたり、に例えられるような、 分別がつかない、判断力を失う状態になるということを、 ひとことで溺愛と表現されているのですね。 言葉自体がネガティブな意味だということがわかりました。 ありがとうございました。
お礼
そうなんですね、納得いきます。 「今の、価値観」として受け入れるのですね。 途上中だと知りながら「今の」といって認めることのできる親は素敵ですね。 友達や社会に存在する幅広いたくさんの価値を理解できる子に、なってほしいです。 ありがとうございました。