デスノートの疑問
デスノートは良くできたストーリーで、一気に全12巻を読んでしまいましたが、どうしても分からないところがありますので教えて下さい。
・レムが死んだとき、月はその場に真っ先に駆けつけ、レムのノートを密かに自分のズボンに隠しました。(7巻P.127)
・夜神総一郎がメロ達から奪い返したノートを、月は死に神のシドウに返しました。(9巻P.87)
・しかし、その後も日本捜査本部にはメロ達から奪い返したとされるノートが保管されています。そして、月はノートを取り戻したことをニアに認めます。(9巻P.90)ニアは日本捜査本部にノートがあることを聞き、たちまちキラが日本捜査本部にいることを見破ります。(9巻P.92~95)結局、これが月の命取りになりました。
月がシドウにノートを返したことは、その場にいた皆が見ています。
月がレムのノートを持っていることは、誰も知りません。
日本捜査本部の皆(月以外)は、この時点で人間界にあるノートは、あと一冊だと考えるはずです。(8巻P.18参照)
月はニアにノートは死に神のシドウに返したと言えば良かったのです。それは事実ですし、日本捜査本部の皆が知っていることです。
月がレムのノートを誰にも知られずに持っていることこそ、月の最大の武器になるはずです。
日本捜査本部に保管されていたノートは、月がレムのノートを捜査本部に渡したとしか考えられませんが、何故月はそんな何の得にもならないどころか、致命的な失敗をしたのでしょうか。何故ニアにノートが日本捜査本部にあると認めたのでしょうか。月がレムのノートを隠し持っていたら、結末は全然違ったものになっていたでしょう。
私にはどこか思い違いがあるのでしょうか。どなたか教えて下さい。