こんばんは。二児の母です。1人目は、産後1ヶ月を混合→完母、2人目を2週間前に出産して、今のところ完母でやっている者です。
1人目の頃は、「おっぱいマッサージは必須」と聞いてそれを信じて臨月は毎日続けてきましたが、赤ちゃんの吸う力は予想以上に強くて、最初の頃は乳首が何度も切れました。#1さんがお書きの基底部マッサージは、産後3日目に助産師さんにしてもらいましたが、まさに激痛でした(笑) ですが、産前に必須かといえばそうでもありません。
2人目は、1人目で乳首が鍛えられていると思ったので、まったく何もしませんでした。1人目の卒乳から3年たっているので、最初は乳首が痛みましたが、最近だいぶ楽になりました。吸わせ方のコツをつかんでいることもあって、1人目のように血豆ができたり、乳首の根元がパックリ裂けるというトラブルもありませんでした。基底部マッサージもしませんでしたが、1人目の時よりもお乳の分泌量は多いです。分泌量は、赤ちゃんが吸う力や、吸わせ方のコツにもかかっているので、マッサージをたくさんすれば、量が増えるとは限らないのです。
乳首(正確には乳輪全体)をマッサージするのは、赤ちゃんが吸いやすいように「柔らかく、伸びやすく、吸いやすい」乳首にするためで、直接的に母乳の分泌量を増やすためではありません。吸いやすい→乳腺がよく開く=分泌量が増える、という仕組みです。ですが、初産だとやはり赤ちゃんの吸う力に乳首が負けてしまうことがよくあるそうです。助産師さんには「最初はみんなそうよ。赤ちゃんが吸うと乳首も強くなりますからね」と言われました。
基底部マッサージは、正しい方法でやらないと逆効果ですので、産前に慌ててやらなくても、産後助産師さんから指導してもらってからで充分だと思います。お産が終わると実体験で分かると思いますが、お乳がカチンコチンに張って(その後の分泌が多かろうが少なかろうが、ホルモンの影響で誰でも張ってきます)、胸板に乳房が張り付いたようにこわばってしまうんですよ。理想的なおっぱいは、柔らかくてブラブラしているというか、プランプランにゆさゆさ揺れる状態だそうで、固い場合には(大抵の人が固いと思います)助産師さんが基底部からはがしてくれます。それが痛いんです(><)乳腺が開通してきて、乳腺に充満した古いお乳が排出されるようになると、徐々に柔らかくなってきますので、最初固くて痛くても心配しないで大丈夫です。
お乳は吸わせれば吸わせるほど、分泌量が増えていきます。しばらくは「泣いたらおっぱい」で1日15回でも20回でも授乳する日が続いて、「3時間おきの授乳」なんて神話の中だけだと思う毎日ですが(笑)、気負わず、頑張りすぎず、お互い育児に励みましょう!
ご無事なご出産をお祈りしております。