こんばんわ。私もDAXの70Lザック使ってました。20年くらい前に購入したものです。
沢登りや雪山で使っていたので、何箇所か破れ、その度に自分でツギハギ補修して使用してましたが、
最終的には、冬の日高の山中で、右の肩ベルトが付け根の本体生地ごと破けてしまいました。
平成6年当時ですが、札幌の秀岳荘というお店で修理をしてくれましたが、今は受付ているかどうか不明です。
で、思うのですが、
小さな穴、亀裂等は、アテ布して補強は可能ですが、
本体生地の劣化(紫外線・土砂・水分・重荷等による経年劣化)は、
一部を補強したとしても、別の弱いところにシワ寄せが行くので、
ザックとしての強度を維持することは困難だと思います。
また、肩ベルトのような強度のある部品を交換した場合でも、
本体への接続部分は、縫製作業により新たな穴が開くとともに、
相対的に本体生地が強度不足になるため、長持ちはしないと思います。
さて、肝心の修理をしてくれるところですが、
ジーンズの補修をしてくれるお店や業務用テントを製造しているお店でしたら、業務用のパワフルミシンがあるので相談に乗ってくれるかもしれません。
ただし、糸・布、縫製の仕方については良く相談したほうが良いと思います。
自分でやる場合は、(1)不要になったザック・ボストンバック(2)タタミ針
(3)工事用の水糸(黄色のやつ)を用意して、
(1)を適当な大きさに切り、切り口をライターであぶって処理したあと、(2)と(3)で、地道に手縫いする。
かなりメンドクサイですが、意外と長持ちしましたよ。
最後に、長期の山行で使用するのであれば、折をみて新しいザックの購入をオススメします。山深いところでザックが壊れるとなかなか苦労するし、同行者に迷惑も掛けてしまうからです。
追記
僕のDAXザックは、それ以降暫くして現役を退きましたが、今でもオートキャンプの寝袋運搬で活躍しています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ダックスさんに聞いたところ、修理や補強は可能ですが、消費者との直接の扱いはしていないので販売店を通してほしいということです。 近くの登山用具店にあたってみたのですが、送料や手間賃など余計なお金がかかりそうでした。それに、相当の長期間かかりそうで。。。まあ、仕方ないかもしれませんが全然やる気はなさそうでした。 古いモデルなので、メーカーにもパーツはないだろうし、それならば、小回りのきく修理業者と直接やりとりした方が結果がいいのではないかと思ったわけです。