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留学生の大量受け入れは何故?

韓国や中国からの留学生は今では大学がある街であれば必ずいますよね。 しかも日本人学生からは考えられない待遇です。 真面目な留学生もいますが、本国で大学受験のおちこぼれだったり ???という人も、学費は勿論生活費までもらっていますよね。 ここまで日本がする理由は何なのですか? 骨の髄まで反日の彼らが「日本教」になると思っているのでしょうか? 何の目的で、経済的理由で進学できない日本人も多々いる中でこんなことをするのでしょう?

みんなの回答

  • wolfhat
  • ベストアンサー率51% (46/89)
回答No.1

ちょっと前まで中国の大学で日本への留学予定者に日本語を教える先生をしていて、現在はその大学で本科生に日本語を教える先生をしている日本人です 私が今いる大学に日本の大学から留学案内などに日本人が来た場合や、日本大使館の方が留学ビザに関する説明にいらした場合など通訳兼接待をしているので色々な情報を聞けたので、中国の留学生について問題なにならない程度に少しお話します(中国の場合のみなので韓国はわかりません) まず中国人が日本に留学に来る方法は3種類あります 1.日本の大学と中国の大学間の交流留学 ほとんどの日本の大学が学費免除 生活費は自己負担だが大学から奨学金が出る場合が多い 人数は1つの学校につき年1~4人 日本の大学に入るための試験は日本語の筆記試験と口頭試験と面接試験 日本でのアルバイト禁止 2.国費留学 中国政府関係者が中国政府からお金を貰って日本の大学に留学 生活費は中国政府からだが日本政府も援助する場合あり 試験についてはわかりません 日本でのアルバイトについてもわかりません 3.私費留学 入学金、授業料、生活費の全てを自己負担 入学金と授業料は日本人と同じ金額 入学試験は簡単な大学は面接試験のみ ちょっと有名な大学になると筆記試験もある 中国政府、日本政府、日本の大学からの援助なし(一部の大学は奨学金を少しだけ出している場合あり) 留学生がアルバイトするためには、事前に入国管理局で「資格外活動の許可」を受ける必要がある この「資格外活動の許可」を受けていないとアルバイト禁止なのだが、中国の一般家庭の年収では授業料が払えないのでアルバイトを黙認してくれる大学や雇ってくれるお店(特に外国人経営の店)多数 私費留学の場合、20万元(現在の為替レートで約290万円)の預金残高を証明しなければ留学生ビザが下りない(日本でアルバイトをしなくても学費を払えるという証明のつもりで日本大使館が提案したのだろうが、大学で20万元用意して私費留学生に貸して、20万元の預金残高証明を中国の銀行に発行して貰い、それからその20万元を次に留学に行く学生に貸してまた証明書を発行し貰っているという現実に日本大使館が気付いていない) 国費留学生と交流留学生は自国や自分の大学のプライドがあるし、本当に選ばれたエリートが来ているのでまったく問題ありません でも私費留学生はかなり酷いですね(日本の大学院への私費留学生はまともな人が多いですね) >本国で大学受験のおちこぼれだったり ご指摘の通り、中国の大学受験は1年に1回全校一斉なので、国立大学に落ちた学生は、落ちこぼれが行く私立大学に進学するか、留学をしなければ1年浪人することになります それで仕方なく日本へ留学を決める学生も多いです(でも中国で一番多い私費留学先はアメリカです) 日本政府も日本の大学も少子化ということで留学生を招き入れ、大学が倒産しないようにしているわけですよ 現在約40万人近い留学生がいて(中国人はこの内の約12万人くらい)、9割以上が私費留学生です つまり留学生だけで年間平均100万円*36万人=3600億円という巨額のお金が日本の大学に入るんですよ ほとんどの留学生は日本政府からの援助はありませんのでご安心ください それに留学生支援法人からの援助を受けている学生もいますが、それらの学生は当然成績優秀で真面目な学生のみです >骨の髄まで反日の彼らが「日本教」になると思っているのでしょうか? こんなことはまったく考えていないと思います 日本で日本語を勉強し、彼らが帰国した後、海外の日系企業に勤めるようになった場合、日本語が達者な社員が多ければ日本の会社が楽できるので、日本企業の海外進出の助けになると考えているのだと思います ぶっちゃけた話を一つしますね 日本に留学行く予定の学生に日本語と一緒に日本の習慣も教えていました この時に日本の文化や考え方と中国の考え方には大きな隔たりがあって、絶対に理解できないだろうが、それでも日本に行くんだから知識として覚えておきなさいと言う意味で「客観的に物事を見る」ということを教えたんですよ つまり歴史問題を例に挙げると、中国だけが言っていて、日本以外の他の国が違うと言っている日中の歴史問題がありますよね 日本人は基本的に「客観的に物事を見る」 そして物証を重視している ということを教えたんですが、中国の洗脳教育は凄まじく、まったく理解してもらえないどころか、この大学の先生にまで怒られましたよ^^; 私は中国が言っていることは間違っているなんて一言も言ってませんよ ただ中国がこう言っていて、日本はこう言っていて、アメリカとイギリスとフランスはこう言っている どれが正しいのかこの時に生きていたわけじゃないからわからないよね~ って言っただけなのに、中国で教えている歴史だけが正しく、他の国が言っていることは自国に有利になるように歴史歪曲しているだ!と言われましたからね こんな中国人を親日にするなんて無理ですよ~^^; >経済的理由で進学できない日本人も多々いる中で 経済的に進学できない日本人ですか・・・ 私もそうでしたよ 日本大学の法学部に通っていましたが、親からは食費しか貰えず、毎日アルバイトをして自分で学費を稼いで4年間通って卒業しましたよ(月のバイト料は約12万~16万) 大学の友人と飲みに行った回数0回! 大学の友達と旅行に行った回数は2回かな(京都と大阪に1回ずつ) 彼女を作っている余裕もなく、毎日勉強とバイト三昧でしたが、この時の4年間の苦労を考えれば、現在、多少の苦労があってもあの時に比べればまだまだいける!って感じでがんばれます 大学時代のバイト先でそのまま社員になったので就職活動も不要だったし、言葉にできないくらい大変でしたけど、非常に良い思い出になっています とりあえず日本政府には留学生の不法就労を厳しく取り締まるようにすれば、お金はないけどとりあえず日本に行ってバイトしながら学費を払えばいいや~みたいな不良留学生は減るでしょうね

mefa
質問者

お礼

詳しい回答をありがとうございました。 中国ではそうなのですね。 韓国人留学生からきいた話と似ています。 本国での入試がダメでも「日本」があるーみたいな気持ちで 来る学生も多いとききます。 日本に来て何を学びたいのか、その意識がはっきりしないまま 日本に来てしまった学生は相当数見ましたし、徹底した反日では 日本の文化や風習の中に溶け込もうとする気持ちもわかないようです。 中華思想のままでは、日本を蔑み、下にみる気持ちが強くて・・・ ほんとうに勿体無いことだなと思います。 おっしゃるように冷静に話し合うなんて不可能ですし・・・。 回答者さんは、大変でしたが「若いときの苦労は買ってでも・・」という諺が人生に生かされている印象を受けました。 中国にいらっしゃるとのこと。 中には真面目で優秀、日本のよさを自分の中に取り入れてしっかりと 血肉にしている学生さんもいますよね。 これからもご活躍、期待しています。