回答番号2のとおり、違法というのは筋違いですね。ただし、ここから発想を広げれば、面白い議論になる可能性はあるかもしれませんね。
要するに、現状のかんたん決済では、クレジットカードの利用手数料が、実質的にカード利用者(落札者)の負担になってしまっているのです。形式的には、ネットラストがカード加盟店であって、ネットラストがクレジットカードの利用手数料を負担しているわけですが。
しかしこの形式論(クレジットカードの利用料はネットラストが負担しているのであってカード利用者には転嫁されていない)を貫くと、ネットラストは落札代金ほかを出品者に支払うため、落札者に金を貸していることになり、現状の手数料率は利息制限法違反ではないか(少なくともその脱法ではないか)という疑問が生じてしまいます。また、ネットラストがそうした事業に必要な許認可を得ているのかにも疑問があります。
すなわち、実質を重視すればクレジットカードの利用手数料がネットラストという会社によってカード利用者に転嫁されていることになり、形式を重視すればネットラストは金融業者ということになって、その料金設定は利息制限法上の疑問や許認可の問題が生じるということです。ネットラストは、二枚舌を使って両者の間をすり抜けているんでしょう。
結局現状は、実質的にはネットラストがいわゆる「カード屋さん」をやっている格好です。そしてクレジットカード会社が、「カード屋さん」を認めているのか、それとも認めていないのかは知りません。
お礼
丁寧かつ的確で詳しく解り易くアドバイス頂き大変感謝致しております。大変、参考になりました。有り難うございます。