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なぜ日本は外国に「JAPAN」と呼ばせているのか
なぜ日本は世界の公式な場に出ていってまで自らの国名を「JAPAN」というのでしょうか。 そもそも「JAPAN」とは外国が勝手に付けた呼び名のはず。 昔、マルコ・ポーロが「Zipangu(ジパング)」と言ったことに由来するらしいですが。 知らない人に勝手に変なあだ名を付けられ、 そのまま公式の場でその変なあだ名を自分の名前として自己紹介する人がどこにいるでしょう? 「いいえ、私には○○という名前があります」というのが当然ではないでしょうか? 日本人だって、外国の国名を勝手な日本語で呼んでいるところはいくつもあります。 しかしそれは日本の中だけでのことであって、その国に行ってまでその呼び名で呼ぶことはありません。 ましてや、その国が日本が勝手に呼んだその国名を公式の場で名乗りはじめることもないでしょう。 記憶に新しいところでは、北京という都市名。 世界に向けて英語表記はBeijingとしてくださいと発信しました。 なぜ日本は世界に「JAPAN」と名乗るのでしょうか? なぜ日本は世界に「NIHON」だと主張しないのでしょうか? もちろん英語なまりの「NIPPON」でもありません。
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なんか非難轟々のようですが、じつは私も以前より同じ疑問を抱いておりました。 「ニッポン」とはあくまでも”固有名詞”であるはずなのに、なぜ国際的な場において「ジャパン」と呼ばれ、それを当の日本人がなんともおもわないのか、不思議におもっておりました。 「机」は普通名詞なので「desk」と言い換えてもなんら問題ありません。 ですが、国際的な場において、いくら英語で話すからといっても、固有名詞である「田中」はやはり「TANAKA」です。 「日本太郎」という名前であれば「TARO NIPPON」で「TARO JAPAN」にはならないでしょう。 「NIPPON」を「JAPAN」とわざわざ言い換える必要など無いのです。 固有名詞である国名はその国が決めるべきものであり、他国に「ジャパン」と呼ばれているから「それでいいや」とか、発音がしにくいとかの問題ではないとおもうのですが。 国内的に他国をどう呼ぼうが、失礼にならない限り自由ですが、国際的な場においては、呼ばれる側の国の正式なる固有名詞、または略称を使うのが礼儀でしょう。 日本でオリンピックをするとして、表彰式でアメリカを「BEIKOKU」(米国)とは呼ばないはずです。 国連においても、固有名詞なのになぜ英語表記というものがあるのか理解に苦しみます。(大韓民国:デイハンミングクにしてもKoreaと呼ばれてなぜクレームをつけないのか、コリアの語源の高麗と今の大韓民国は別の国なのに) まあお隣の国のことは置いといて、 なぜこんなことになってしまったのか。 私はとても単純なことだとおもいます。 「国際的な場において英語が使われる。ならば「NIPPON」という国名も英語調に変換されるんだな~」 と、それほど深い考えも興味も無く、ぼんやりと無意識的に勘違いしてしまっている日本人が多いからなのではないでしょうか。 あと白人や欧米文化に対して持たなくても良い劣等感を持っている、国家意識、国民意識の欠如、祖国の呼ばれ方などどうでもよいとする輩の存在、などが拍車をかけているようにおもえます。 名前とはとても大事なものです。個人でも名前を間違えられると気分を害します。 中共は大嫌いですが、この件に関しては見習うべきところがあるとおもいます。 もめている「NIHON」か「NIPPON」かというのは、今回の質問の趣旨からそれていますね。
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- tabi2007
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補足が意味不明なのですが、ローマ字表記されると英語なまりなのですか? じゃあNIHONと表示されても英語なまりじゃないのですか?
お礼
その件はNO.6 ,NO.8 の方から先に指摘があったことでしたので省略しました。 思い違いをしてしまったことに興味がお有りですか?
- pri_tama
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たまたま、英語でわが国の示す言葉を捜したら「JAPAN」だったと言うだけです。 ちなみに他では イタリア語 Giappone スペイン語 Japon(「o」の上にカンマみたいなのが付きます) ポルトガル語 Japao(「a」の上にチルダみたいなのが付きます) 例えば、総理がアメリカに行って日本語で話ている最中に意図的に「JAPAN」と言ったら、確かにおかしいですが、そんな事はしておりません。ちゃんと「日本」と発言しています。(逆に英語で話す時は「Japan」と言っています。) つまり、言語に寄って使い分けている訳です。 ちなみにイギリスの正式名称は(どう略してもイギリスには成らない) 「the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」 グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(略してUKです) イギリスと言う言葉の語源はUKの一地方のイングランドから来ていて、日本に置き換えると、日本を指して「大阪」と呼称するくらい不自然ですが、英国では特にこの事に異議を主張していません。大使館のHPでも自国を指して普通に「イギリス」と記載されています。 http://ukinjapan.fco.gov.uk/ja/newsroom/?view=Speech&id=5423921 国名を他国の言語で呼称する場合、相手国の言語から適切な言葉を選択し、使用するのは慣習として行われてきました。 そもそも自国での呼称を他国でも使用しなければ成らないとなったら、極めて不便です。 例えば、外国の言語では発音する事が困難な言葉だったり、現地で呼称される国名が、他国では国名だと認識されがたい可能性もあります。 例 Koninkrijk der Nederlanden コーニンクレイク・デル・ネーデルランデン = 日本語では「オランダ王国」(オランダと言う言葉も一地域名) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80 ネーデルランドだとベルギー、オランダ、ルクセンブルクの3ヶ国が存在する地域だと認識する人の方が多いのでは? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89 そもそも、外国に異なる呼称が既に存在する事は、交流が困難だった時代から、独自の呼称を振る必要に迫られたという事ですから、誇りにとは言いませんが、マイナスに感じる必要は無いと思います。 相手の国を相互に尊重しあうと言うのが、現在の外交の基本ですから、文化の根幹をなす言語も、基本的(貶める目的が無いのであれば)に相手側の言語を尊重すべきで、多少異なっているからと言って無理強いするのは良くないと思います。 (未熟な国の未熟な行いをわざわざ真似する必要は有りません。)
お礼
オリンピックなどの国際大会で、例えばイギリスは日本から「イギリス」と呼ばれているので ”IGIRISU”というような”イギリス”と発音できる文字を胸にする選手がいるでしょうか? 外国の言語では発音する事が困難な言葉があるのは仕方ないにしても 他国で呼称される発音を自国が言うのとは意味が違います。 お互いの国の文化や言語を尊重しあうというのはもっともなことですが、 その前に、自国の言語を大切にすべきで、 自分の名前や国名くらいきちんと言うべきではないかと。 もしも未熟な人や国が行ったことだからという理由だけでその行為が未熟だと言うのなら それは差別であり偏見になってしまいます(そういうつもりではないと思いますが) 回答ありがとうございました。
- tabi2007
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撥音便である「にっぽん」がどうして英語なまりなのか教えて。 「いっぽんでもニンジン」も英語なまりなの? 「やっぱり」も英語なまりなの?
お礼
「いっぽん」や「やっぱり」はよくローマ字表記されるものなの? おもしろいです。
- char2nd
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このような事例は日本に限ったことではないです。正式な国名(それぞれの自国における呼び名)とは別に英語表記が存在し、国連などではそちらを使用している国は多数あります。ドイツなどはその良い例でしょう。ドイツ語ではBundesrepublik Deutschlandですが、英語表記はFederal Republic of GermanyでGermanyが通称ですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84#.E5.9B.BD.E5.90.8D 又、他の方の回答にもあるように、ローマ字表記はNIPPONが正式です。一説によると、NIHONという発音は近年になってからの物で、中世以降はNIPPONが一般的であったようです。 ちなみに古来からの読みは「やまと」です。これは#10さんが参照されているウィキペディアにも記述がありますね。 従って、質問者さんの主張をまともに受けるならば、「YAMATO」とするべきではないでしょうか? いまさらなじみは薄いでしょうが。
お礼
ドイツも英語表記だと全然違う表記になってしまうのですね。知りませんでした。 ところで私の疑問は、今日(こんにち)の日本においての 国内と外国からの呼び方の違いについてなので古来は対象外です。 回答ありがとうございました。
- lvmhyamzn
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英語ではJAPANとフランス語ではJAPONといいます。 オリンピックでは公式的には日本の国名はJAPONです。 外国に「JAPAN」と呼ばせていませんが。 フランスは外国ではないのですか?
お礼
フランス語ではJAPONというのですか。 予備知識をありがとうございました。
- x530
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「ニホンか?ニッポンか?」と題して、筑波大学名誉教授 大濱 先生が次のような文書を書かれています。 下記URLの中段 「帝国ノ不面目不見識」を糺す の前後をお読みください。 http://www.nichibun-g.co.jp/magazine/history/020.html 結局、 1926(大正15)年3月16日「国号ノ称呼使用ニ閲スル請願書」を衆議院に提出、 この請願書は、首相に送付され、外相に回付され逓相の同意を経たが、 1927(昭和2)年2月2日に請願不採択を閣議決定されています。 この時点で、ジャパンでもOKになり現在に至っています。 他の回答を読ませていただきました。 「馬脚を露わしました」とか「言う資格はありません」など、なかなか刺激的な文書が気になったので、調べてみると、 ・ウィキペディアの「日本」には次のような文章が見つかりました。 「読み」の最下段あたり。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC#.E8.AA.AD.E3.81.BF =原文のまま= 1934年(昭和9年)に文部省臨時国語調査会が、国号呼称を「にっぽん」に統一し、外国語表記もJapanを廃してNipponを使用すること、とする案を示した。しかし、完全な統一は果たされなかった。現在、通商や交流の点で海外と関連のある紙幣、切手などには「NIPPON」と描かれている。「NIHON」と表記する例はあまり多くない[20]。 --- 私には、ウィキペディアをパクッて自分の文書としたうえで、刺激的なコメントを書いている人の方が、厚顔無恥に思いますよ。 ちゃんと、出展は書くのがルールですね。 失礼しました。
お礼
似たようなことを疑問に思った人がいてきちんと議論もされていたのですね。 少なくとも言われるまま、流されるままに黙ってきた訳ではなく ジャパンという呼び名にはきちんと日本の意志も働いていたというだけでも 少しは納得がいきました。 親切な回答ありがとうございました。
- matsuboku
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言われてみればそうですね。 確かに主張すれば、もしかしたら認められるかも知れませんね^^ なぜ主張しないかは、 世界中ず~っとそれで通用しちゃってるし今更いいかぁって思ってるからかな。 私自身、今更呼び方変わったからって何かなるわけじゃないし別にジャパンでいいかぁって思ってますもん^^; 〇〇ジャパンって言い方も結構なじんでるし、音読みしたら「ジッポン」だしね。
お礼
たしかに世界中ず~っとそれで通用しちゃってきてますね。 ○○ジャパンってのも最近よく聞くし。 その言い方を良くは思わないけど、サッカー日本代表はカタール戦勝てて良かったです。 ちょっと関係ないか。 回答ありがとうございました。
- chie65536
- ベストアンサー率41% (2512/6032)
礼節を重んじる日本人は、他人に「押し付け」するのを好みません。呼びたい人には好きなように呼ばせておけば良いのです。その「呼び名」が相手を侮辱する呼び名でない限りにおいては。 で、他人の事はどうでも良く、自己中心的で礼節もなく民度の低い国の国民は「Beijingと書け」とか「日本海ではなく東海と書け」とか、他人に押し付けをします。 >なぜ日本は世界に「NIHON」だと主張しないのでしょうか? >もちろん英語なまりの「NIPPON」でもありません。 馬脚を露わしましたね。 1934年に文部省臨時国語調査会が、国号呼称を「にっぽん」に統一し、外国語表記もJapanを廃してNipponを使用すること、とする案を示しました。それ以降、通商や交流の点で海外と関連のある紙幣、切手などは「NIPPON」と表記し、「NIHON」と表記する例はあまり多くはありません。 日本の国号の表記を海外に主張するなら、文部省臨時国語調査会が1934年に示した案に従うべきで、その案に基いた「Nippon」を「英語なまり」などと言い放つ人は、海外での表記をどうこう言う資格はありません。
お礼
これは質問の本筋ではないのですが私の思い違いでした。 ローマ字表記だとニッポンとなるから ニッポンはローマ字なまりかと思っただけです。 疑問の本筋はJAPANの方です。 御指摘ありがとうございました。
かつて聖徳太子が中国の隋に対して「日出処天子」と称してから、慣用されるようになったそうです。「日の出の国」を福建語でジペンクオJih-pen-kuoと呼び、唐代にはクオ「国」を省略してジーペンとなったそうです。マルコ・ポーロはジーペンをジパングZipangと東方見聞録に記したことで今もJapanが浸透しているのだと思います。 決して外国人が勝手に付けた・・・という事では無いと私は思います。個人的にはジャパンでも日本でも自分が名乗りたい方を名乗れば、それでいいのでは、と思っています。ただ、日本をニホンと呼ぶか、ニッポンと呼ぶかで揉めそうな気がしてならないのですが・・・。(私はこれも使いたい方を使えばいいと思っています)
お礼
最初に認めちゃったのは聖徳太子だったんですか!? イタタタ…って感じですが、 せめて開国した時の日本人がなんとか言わなかったんですかね。 ニホンかニッポンについては、日本が決めるのならどちらでもいいと思います。 回答ありがとうございました。
- rimurokku
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>もちろん英語なまりの「NIPPON」でもありません。 一般的な発音は「ニッポン」の方が通っていると思います。 状況に応じて使い分ける日本人の器用さでしょうか。 最近の国際的競技や会議で、一部日本と表現することも多くなっているようです。 国民の総意が有れば、世界に向けて宣言することは問題無いと思います。
お礼
うーん。 ニュースでも日常会話でも「ニホン」と言う方が多い気がしますが… ローマ字表記だとニッポンとなるから ニッポンはローマ字なまりかと思っただけです。 ありがとうございました。
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お礼
ありがとうございます。 同じ疑問を持っている方がいることに安心感を覚えます。 固有名詞であるはずなのにということ、 まさに私が言いたいこともそういうことです。 問題の本質は、 >「NIPPON」という国名も英語調に変換されるんだな~」 >と、それほど深い考えも興味も無く、ぼんやりと無意識的に勘違いしてしまっている日本人が多い >あと白人や欧米文化に対して持たなくても良い劣等感を持っている と、このあたりに理由がありそうですね。 小さな質問の場ではありますが、ここでの質問でも非難轟々であることが 無意識的な欧米崇拝に日本人の感覚が麻痺していることの一つの表れであるようにも思えます。 …もしも、アメリカ人が日本文化に感化されサムライを崇拝する人だらけになったら、 オリンピックでもアメリカ選手が胸に「BEIKOKU」と書かれたユニフォームを着るのでしょうかね。