質問者の方とジャンルが違いますが、アマチュア演奏歴はまずまず長いつもりの者です。
歴が長い=ええ歳のオッサンなので(^^ゞ 若手の人に(身の程知らずに)先輩面するシーンがちょこちょこあるんですが(^^ゞ
そういう時、あくまでも比喩的な考え方として、よく若手には
「『練習時の実力』と『ライブ時の実力』は、とりあえず別物と考えよう」
「おおむね、『ライブ時の実力は、練習時の実力の7割』と考えよう」
「経験を積めば、7割が8割9割と上がってくるけど、この比率アップは『練習経験』ではなく『ライブ経験』を積まないと上がらない」
と言ってます。
我ながらどの口で言うかな(^^ゞって部分はあるんですが、自分の経験則上では、「練習力とライブ力は、相関関係はあるが別物である」と割り切る方が、気持ちの整理や練習していく上での『傾向と対策』が建てやすかったと思っていますもので。
『ライブ実力は練習実力の7割8割』うんぬんという点では、さらに細かい例え話になりますが、例えば「かなり速いテンポで弾きたい曲がある」とします。その曲を、練習を積んで「ノーミスで思い通りに『10』のテンポで弾けるようになった」とします。
その曲をライブで弾くと、ライブ経験が浅いうちは、「ノーミスで思い通りに」弾くにはテンポを『7』くらいに押さえないと、うまくいかない…というイメージですね(もちろん、要素はテンポだけではないですが、一例としてね)。
では、「ライブでの実力を上げよう」となると、上のテンポで例えた場合では、
「練習をもっと積んで、『12』とか『13』のテンポでも思い通りに弾けるようにする…結果、ライブ時での実力の絶対値を上げる」
という方法か
「ライブ時に、『練習実力との相対比を8割9割に上げる』ことで、ライブ時の実力の絶対値を上げる」
という方法か
という物の考え方になるわけです。
ライブ経験が浅い内は、前者の「とにかく練習時の実力をアップして、ライブ時の『実力目減り』を差し引いても、そこそこの演奏ができるように努力する」ということに主眼を置くしかないですね。
ライブ経験を積んでいくと、いわゆる『舞台度胸』等々の要素も含んで「より普段の練習実力に近い演奏ができる」ようになっていきますが、これは舞台に上がらないとなかなかスキルアップしないものなので、ちょっと時間がかかります。
とにかく、ライブ=人前での演奏というのは、普段とはまた別物…という考え方の方が、自分の実力を客観評価する上では、私は有効だと思ってます。つまり「実力には2つの指標があり、また、2つ有って当然と考える」という方法論ですね。
質問者のお考えの意図とは少しズレはあると思いますが、こういう考え方もあるということで、御参考までに。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ライブ経験を積んでいくと、いわゆる『舞台度胸』等々の要素も含んで「より普段の練習実力に近い演奏ができる」 これがなかなか、その時々によって、差がありまして、(私もものすごくいい年です。) 平均しても普段の5割くらいではないかと思います。 ある曲で、 「フレットを外さない確率が10打数3安打くらい」と先生に いうと「8安打くらいにあげろ」といわれましたが、 結局、できませんでした。 いつか、8割くらいできた、と思える日がくるまで 発表会に出続けようと思います。 ありがとうございました。