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なぜ「雄」牛座とか「雄」羊なのでしょうか?
干支は雌雄を区別しないのに、なぜ西洋星座は区別するのでしょうか?
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#1の方の説明にもあるように、基になった神話が雄になっているからでしょう。 けれど、実は干支にも雌雄の区別はあるのです。 garcon2000さんの質問の干支は、「えと」と読んで、「十二支」の事をおっしゃっているのだと思うのですが、 これを「えと」ではなく「かんし」と読むと、「十干(じっかん)」と「十二支」を表す言葉となり、雌雄というか陰陽の区別が出てきます。 (陰陽は、「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」によると、陽が男性原理、陰が女性原理を表しているとされています。) 「十干」と言う言葉は耳慣れない言葉だと思いますが、「甲乙つけ難い」と言う言葉なら聞いたことはあるでしょう。この「甲乙」が「十干」の最初の二つの「干」になるのです。 実際には、甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸の、十の「干」を合わせて「十干」と呼びます。 読み方は、 甲(きのえ=木の兄)、乙(きのと=木の弟)、 丙(ひのえ=火の兄)、丁(ひのと=火の弟)、 戊(つちのえ=土の兄)、己(つちのと=土の弟)、 庚(かのえ=金の兄)、辛(かのと=金の弟)、 壬(みずのえ=水の兄)、癸(みずのと=水の弟) です。 「えと」は本来「兄弟」と書いて、「十二支」ではなく「十干」の方を指していました。 読み方でも分かるように、十干は五行(木、火、土、金、水)と陰陽(兄=陽、弟=陰)から構成されている言葉です。 つまり、本当の「えと」には雌雄(=陰陽)の区別があるということになります。 また余談ですが、「十二支」の子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥には、実際に動物の鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪を表す意味はなかったといいます。一説によるとこれらの漢字は、植物が芽吹き、生い茂り、実を結び、枯れていく様を表しているといわれています。 この「十干」と「十二支」を組み合わせてできたのが「干支」です。 東洋系の占いには、たいがいどこかしらにこの理論が使われています。 例えば「丙午(ひのえうま)」は、火=陽、兄=陽、と午=植物が繁茂している様=陽となり、干支の中では、最も「陽」が強い様子を表しているということになります。 故に、「丙午の女の子は強すぎて夫をだめにする」というような迷信も生まれたようです(これには異説あり)。 というわけで、「十二支」の「えと」には雌雄はありませんが、「干支」の「兄弟」には雌雄(=陰陽)があるというお話でした。 分かり難かったらすみません。
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- tiltilmitil
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たとえば英語だと、雄牛はbull、雌牛はcowというように全く別の単語ですから。 牧畜が発達して雌雄を区別して捉えるのが当たり前だったので、別の単語があるのでしょう。
お礼
生活様式の差というのがありそうですね。牧畜が本格的かどうかというような。
- Pochi67
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それぞれの神話で、きちんと「雄」と明らかにされています。 おひつじ座 → http://www.wallet-market.com/SEIZA/HTML/page019.html おうし座 → http://www.wallet-market.com/SEIZA/HTML/page020.html でも、干支の話は特に雌雄は限定されていないんですよね。 → http://www.eto12.com/junishi02.html
お礼
神話は苦手ですね。勉強になりますけど。
お礼
ありがとうございます。 陰陽で雌雄とかんがえることもできるのでしょうか。 干支の事実上の意味が動物ではないというのは新鮮な驚きです。