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seagateの1TBのHDDについて機能面の比較
いつもお世話になっています。 seagateのHDDで、 ・ST31000340AS ・ST31000333AS ・ST31000340NS (高信頼性モデル?) のいずれかを買おうと思っているのですが、 サイズ(3.5インチ)・インタフェース(SATAII300)・回転数(7400rpm)・キャッシュ(32768KB)ともに同じようです。 どこが違うのでしょうか? 有識者の方、ご回答をお願いいたします。 seagate http://www.seagate.com/www/ja-jp/products/product_finder/?sourcePage=0&locale=ja-JP akibaPCe-arena http://impress.earena.co.jp/frt_parts.html
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Seagate の場合, 数字の部分は確か ・フォームファクタ (乱暴にいえば「大きさ」) ・容量 ・回転数 ・プラッタ枚数 ・シリーズ内での順番 あたりからできていたような気がします (Cheetah, Barracuda, Momentus の各シリーズで少しずつ違うはずですが, およそこれらの情報は入っています). で違いとしてはこんな感じかな. ・NS は「Barracuda ES」シリーズで, (一応) エンタープライズ用の高信頼性モデル. このシリーズは連続稼働できることになっています. 他のやつは「1日 24時間の連続稼働」を前提としていないので, そのようなことをし続けると不具合が出ても文句が言えません. ・プラッタ数は最後から 2桁目を見るとわかって, 真ん中の 333AS は 3プラッタですが他の 340AS, 340NS はどちらも 4プラッタ構成です (だから仕様をみるとわかるけど 333AS だけ転送速度がちょっと速い). とりあえず NS/AS については「動かし続ける可能性があるなら NS の方が安心」ということと, AS の中では 333 の方がちょっとだけ高速で (たぶんちょっとだけ) 消費電力も少ないということを念頭に置いて, あとは財布とご相談ください.
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- POWERVAULT
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>読み取りヘッドが多い分、読み取り速度(=転送速度?)が早いように思っていました。 ヘッドは2個だろうが16個だろうが1組(駆動部は1つ)のアームに付いています。 よって同時に別々の場所のデータを拾える訳ではないので、連続データ読み込みであれば単純に記録密度の大きいプラッタの方が早くなります。 小さいデータでバラバラに配置されてるのなら、ヘッド数が多い方が移動距離が少なくて結果的に読み取りが早いという事もあります。 騒音,発熱は当然枚数によりますけど、軸受け精度と構造,駆動対象の重量,ヘッド部重量バランス比による振動による影響の方が大きいのではと個人的には思ってます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >ヘッドは2個だろうが16個だろうが1組(駆動部は1つ)のアームに付いています。 別々に動くものだと思っていましたのでとても勉強になりました。 また、騒音、発熱についてもとても参考になりました。 深く突っ込むとHDDの構造の話になってしまいとても簡単に勉強できる内容ではなさそうですね。 少しずつ勉強して自分でPCパーツをいろいろ選べる目を養いたいと思います。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。 とても詳しく書いていただき勉強になりました。 調べてみたところ、2008/10/23現在、秋葉原最安値は ST31000340AS 13,980円 ST31000333AS 11,469円 ST31000340NS 20,969円 でした。転送速度についてはメーカーページより、 ST31000340AS * データ転送速度:105MB/秒 RAID0,RAID1推奨 ST31000333AS * データ転送速度:115MB/秒 RAID0,RAID1推奨 となっており、NSについては、 ST31000340NS 24時間通電システム対応、120万時間の MTBF と明確に記載されていました。 プラッタ(磁気円盤)の枚数が多いほど、その分読み取りヘッドが必要になるので消費電力が大きくなるのは直感的にわかりましたが、プラッタが多いほうが同時に読み込むことのできる読み取りヘッドが多い分、読み取り速度(=転送速度?)が早いように思っていました。 実際には転送速度はプラッタが少ないほうが早いのですね。読み取りヘッドが多い分、複数のプラッタから読み込んだデータを一本のシリアルにまとめる処理に手間取るのでしょうか。なんだか不思議な感じがします。 プラッタの枚数が違うことで何が変わるか、少し調べてみました。(兼、自分へのメモ) HDD全体としての信頼性:プラッタの枚数が増えるほど部品も増えるので信頼性は下がる。 発熱:HDDの発熱の大部分はディスク表面と空気との摩擦による熱(風損)なので、プラッタの枚数が増えるほど発熱しやすい傾向。 騒音:ディスクの風切り音がプラッタの数に比例して大きくなるので、プラッタの枚数が増えるほど騒音レベルが高い傾向。 HDDの読み書きのスピード:プラッタ、ヘッド、回転数が同一であるのならプラッタ枚数で読み書き速度は変化しない。 これ以上、「なぜ?」を続けるとかなり深いところまでいってしまいそうなのでこのあたりにしておきます。 24時間稼動させっぱなしにすることはないので、ST31000333ASを買おうかと思います。 丁寧なご回答ありがとうございましたっm(_ _)m