こんばんは、yoluさん。
ビデオテープの構造と言うのはとてもシンプルで簡単に出来ていますので、素人でも分解修理は可能です。
むしろカセットテープの方が素人がばらした場合に取り返しが付かなくなる事が多いと思います。
通常必要な道具は細手のプラスドライバー一本だけです。(100円ショップなどで売っている物で大丈夫です)
参考例として、TDKやSONYのビデオテープの場合で説明すると、裏面から見るとプラスのネジが5本締め付けられているのが見えます。
テープの蓋が有る方を上にした状態で蓋に近い上の方に有るプラスのネジ2本(左右に各1本づつ)はテープのガイドピンのローラーを止めているネジなので外さないで下さい。
手前側(下)の左右の2本のネジと中央付近に有るネジ1本、合計で3本のネジを外せばカセットケースを開ける事が出来ます。
ただし、裏返しにしたままカセットを空けてしまうと中身の部品やテープがバラバラ事件になってしまいますので、3本のネジを外したらカセットをひっくり返して(通常に使用する状態にして)上のカバーをゆっくり、そーっと、取外して下さい。
(タイトルラベルが貼って有る場合は、ラベルを剥がすか中央部から切り離さないと開きません)
カバーを外したら切れたテープを必要最小限だけ引き出してガイドローラーの隙間を通して反対側の切れたテープと結合します。
切れた部分の画像を出来るだけ残したい場合は、そのまま元の部分(切り口どうし)を合わせてビデオテープとだいたい同じ幅(絶対にはみ出さない様に少し狭まめに)のセロハンテープを裏側から貼って修正して下さい。
(画像の損傷は最小限で抑えられますが、結合部が弱いので再発の可能性が有ります)
丈夫で長く持たせたい場合は画像は多少失われますが、テープの切れた部分を2センチくらい重ね合わせて、ハサミで斜めに切ります、切った斜めの部分どうしを綺麗に揃えて、上記と同じ方法で裏から張り合わせれば丈夫になります。
(セロハンテープは100円ショップの物ではなくてニチバンの製品を使った方が良いと思います、厚みの有るビニールテープなどは絶対に使わない事)
直したいテープが大切なテープなのでしたら、家に有る不要なテープを使って分解修理の練習をしてから、大切なテープの修理をした方が良いと思います。
(一度分解すれば「なーんだ、簡単だな!」と思うと思いますよ)
切れた部分がテープの頭の半透明の部分の場合は、白い樹脂のリールに付いているテープ留め用の赤い小さな樹脂の部品を外して、リールの溝に半透明のテープの先端を合わせて赤い留め具でテープをリールに固定します。
正常な使い方をしていてレンタルビデオのテープが切れたのであれば弁償や修理代の支払い義務は有りませんので、返却の際にレンタルビデオ屋さんに切れてしまった事を伝えれば平気です。
(賠償を要求する悪質な店も有るかも知れませんが、正しく正常な方法で使用していて切れたのであれば、ビデオ屋さんはお客に賠償金の請求は出来ません。お客の側の取扱い不備や機械故障による場合は賠償義務が有ります)
私の文章力で修理方法が上手く伝えられたかどうか不安ですので、参考意見とさせて頂きます。
お礼
どうも詳しく教えて頂いて有り難うございます! とても参考になりました。 プラスドライバー買って来てやってみます!