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通信技術に詳しい方へ
技術文書の翻訳で困っています。次の文を分かりやすく説明してください。「プロトコルの例として、WBEM(Web-Based Enterprise Management)に示されるHTTP(HyperText Transport Protocol)上でXML(Extensible Markup Language)エンコードされたスキーマを使用してCIM操作する方法や、SNMP(Simple Network Management Protocol)などがある」という文です。WBEM、HTTP、XML、スキーマ、CIMなどの意味は、ネットで調べましたが、上記の文の意味が不明です。「WBEMに示される」の「示される」はどういう意味ですか。「HTTP上でXMLエンコードされた」の「上で」はどういう意味ですか。「プロトコルの例として、CIM操作する方法」から「プロトコル=方法」という関係になりますが、その感じがつかめません。素人でもわかるように文全体をやさしく言い換えると、どのような文になりますか。通信に詳しい方、よろしくお願いいたします。
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- jjon-com
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この質問を目にして初めて WBEM,CIM という用語を知った私ですが,googleして見つけた次のページを読んでみて言いたいことは分かりました。 http://h50146.www5.hp.com/products/software/oe/hpux/developer/column/smh_02/ ネットワーク上に存在する多数の機器の情報を監視するためのプロトコルとしては,SNMPがずっと主流でした。SNMPでは MIBツリーというデータ構造を使うのですが,データにアクセスする際の識別子(OID)は ".1.3.6.1.4.1.311.1.1.3.1.1" というようなもので決して分かりやすいものではありません。 http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/rensai/snmp01/01.html http://www.adventnet.co.jp/products/SNMP_Utilities/index.html そこで前述の日本HP社のページでは,新世代のネットワーク監視プロトコルWBEMが登場したと解説しています。基となるデータ構造はXML,基となるアクセスプロトコルはHTTP,と,最近の定番の「Webサービス」として実現しているということです。 これを踏まえて,私なりにご質問の文章に補足を入れると次のようになるでしょうか。 (ネットワーク上の機器を管理する)プロトコルの例として, (1) CIMと呼ばれる「XML符号化(encode)されたデータ構造(schema)」にHTTPでアクセスして操作する方法。例を示すならWBEM (2) MIBと呼ばれる「タグ付けされていないデータ構造」にSNMPでアクセスして操作する方法。 などがある。
お礼
jjon-com様 早速のご回答、ありがとうございました。お蔭様で、理解できました。回答文の説明の方法も、見事でした。