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ストラトのネック交換
fenderカスタムショップのカスタムクラシックストラトを友人から譲り受けました。 同じくカスタムショップ製のクラシックプレイヤーストラトを愛用していますが、ネックをスワップさせたいと最近思っています。 共に22f仕様でネックポケットの形状がおそらく同じなので問題なさそうだとは思うのですが、一体化されたモノを分離するのはネックががたついたりする危険性やジョイントスクリューの位置も微妙に異なることが当然あると思うので躊躇しています。 ネック交換作業はプロに任せた方が良いのでしょうか?
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よく素人の方にありがちな誤解のひとつに「ストラトのネックポケットは隙間ひとつなくピッタリが最高」というのがあります。これはある種の宗教もしくは迷信の一種なので忘れた方が良いでしょう。 ストラトのネックポケットはもともとネックの自由な交換を前提に設計されています。名機と呼ばれる過去のストラトでも、ネックポケットがピッタリ寸分の狂いもなく隙間もない、なんて物は一本もありません。 そんなキチキチに作ってあったらネック交換ができません。クラプトンのブラッキーなんてつぎはぎだらけです。 本来は、ネック交換が容易にできるよう、少しくらい隙間があるのがちょうど良いのです。これはネックとボディの接合面でも同じです。ボディとネックを隙間なくピッタリとくっつけるより、シムによって微調整するほうが、ネックを交換する際セッティングに都合が良いのです。 また、スクリューの穴が違うからと言う方も居られますが、プレートは規格品なので、作業に支障を来すほどズレていることは滅多にありません。多少のズレは、8分までネジを締め込んでから、ボディとネックを持って軽く叩いたり蹴っ飛ばして微調整します。このことは販売店向けマニュアルにもそう書いてあるくらい普通のことなのです。 もちろん、ネックの厚みに応じてシムを調整したり、場合によっては新しいネックが大きくて入らず、ボディの凹部(ネックポケット)を少し広げててやらないと入らないこともあるとは思いますが、その時は塗装を割ったりヒビ入れたりしないように注意しましょう。 NO.1さんも仰っているように、ネックの調整は基本的にプレイヤーの仕事です。特にストラトは本邦においては四季の影響を受けやすく、その都度ネックが反ったり戻ったりを繰り返しますから、それに合わせてまめに微調整を繰り返しながら使っていくものです。 ネックの組み合わせを変えれば、音が変わる、ギターのキャラクターが変わるのは当然です。せっかく良いギターをお持ちなのですから、組み合わせやセッティングをいろいろ変えてみて音色の変化を味わってみて下さい。
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- hiko3323
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作業に不安要素があって、プロなら大丈夫とお思いなら、出すことをおススメしますが、一度はトライしてみても良いんじゃないでしょうか? 初めて分解するのが、カスタムショップ製というのは、少々不安だと思いますので、もし一度も分解したこと無いのならば、他の安価な物で練習して、不安点を予習しておくべきだと思いますが、 ネックの分解まででしたら、気をつける点は、ポケットにネックが張り付いてることがある、同様にプレートも張り付いてることがありますので、無理に引っぺがさないことくらいですね。 もし私なら、そこまで仕様が近い物同士ならば、一度ばらしてみて、スクリュー穴位置や、ポケットの密着性や、ヒールの高さを検討して、削り込み、ウメ木、穴あけ、などが必要無さそうならば、自分で組んじゃいます。 むしろ、シムの製作や調整くらいで、取替え可能なら、演奏者自ら組む方が良いとまで思います、ネックの調整が出来ないギタリストは、本当に良いギターを知り得ませんし、本当に良いショップも知り得ません。
お礼
なかなか手厳しいご意見有難うございます。 基本的にボディーの塗装は双方ともかなり薄く、ご存じのとおりカスタムショップをはじめとするUSA製品は個体差のばらつきが大きいため、わずかな組み合わせの相違が演奏性に影響するかもという懸念があります。 既にネックをそれぞれにあてがって試しておりますが、見た目にはほぼ当てはまっていますが、やはりわずかな隙間のズレとがたつきは起こりそうです。 US製品のボルトオンネック仕込みはやはり差がありますね。 一応組付けをしてみようと思います。有難うございます。 小さなポイントのズレですので、この辺りを気にするのは感覚的なモノになるかも知れませんね。しかし、いいものですので長期的な品質の維持を念頭にした質問だったのですが…。
お礼
有難うございます。 ちょっと気にしすぎてたかも知れませんね。自分でやる範疇かどうか不明瞭でしたが、No,1さんとNo,2さんがおっしゃるようにプレイヤーが調整できないと音の好みやセッティングは見いだせないですもんね。 ちょうど都合の良いことに仕様が近いギター同士ですから、ひととおりやってみようと思います。 有難うございました。