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森田療法について教えてください

現在、うつ病 不眠症などで通院しています。不安がすごく強くて動悸もするし薬飲んでも少しは治まりますけど、どうしても胸が圧迫されて息切れや不安なことが現実にあるんでなかろうかと心配です。森田療法というのを最近知りました。どういう治療で自分でできますか。お願いします。

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回答No.3

私は今60歳です、14歳の時に生まれたからには必ず死ぬ日が来るという事に気がつきました。それからは毎日が死刑執行の日と言う心持で生きてきたものでした、ものすごく辛い毎日を送った者です。 毎日、毎日、それも四六時中心から離れませんでした。そうこうしているうちに。生きている感覚がなくなってしまいました。離人神経症と言うものになりました、辛い毎日でした。それでも自分に辛さや考えている事は人に話さない限り人には分からないようなので、人には話さないようにしていました。普通の人のまねをして普通に暮らして来ました。自分の症状を人に言っても何にもならないからです。 27歳で嫁を貰う事が出来て、翌年子供が出来まして、環境が急に変ったというなのか?今度はにっちもさっちもいかなくなりました。丁度運良く、偶然立ち寄った本屋さんで鈴木知順先生の書いた本に出会う事ができました。直ぐに東京に行って先生の診断を受けました、先生は言いました「人間は見ようとすると見えないのだよ」そして「見ようとしないで、すっと見るんだよ」と言いました。 二ヶ月間の入院をしました、作業の合間に先生は色々な本を読んで下さいました。大抵が道に達するという事、或いは悟りを開くという事、或いは剣道の極意などでした。そうして云いました「ノイローゼは悟りを開かないと治らない」あるいは「ノイローゼの一年は坐禅を十年した事と同じ」と言うものです。私には何がなにやらと言う感じです。 ところが、退院して四年後の事です、家の玄関で自分の靴を揃えていた時に、自分がもう一人の自分と出会うという体験をしました。その日の日記には「無意識の意識に会った、無意識にも意識が在った」と書きました。この日で離任症とは完全に離れる事が出来ました。 あれほど恐れていた死の恐怖が完全に消えてしまいました。自分が死を受け入れた瞬間です。禅問答が解けた事を「生死の問題が解決した」と言う言い方をします。母親のおなかにいた時の気持ちが判った瞬間でした。 あれから二十八年が過ぎました。あれから神経症になった事も、治った事も完全に忘れて過ごしました。最近インターネットをやる事が多くなり神経症と言うものを検索してみた時に、神経症の事が余り正しく理解されていない感じを受けました。それで最近登校する機会が増えています。 前置きが長くなりました、貴方に神経症の治りと言うものを説明します。神経症と言うものは人間が意識するという事がその症状名になっています。不安を意識すれば不安障害です。人に会う事を意識した場合対人恐怖、と言う事になります。人間が生きてゆく上にはあらゆる事を感じる機会が在ります、たまたまその時に感じた事を、異常に意識した場合意識から離れなくなる事が在ります。これが発症のきっかけとなります。そうしてその感覚を嫌なもの、悪いものとして心から排除しようとする事が「症状の固定」と言う事になります。 ですから神経症を治したいと思った時は、症状の事はもう治らないものとして、症状の事を取りたいとか、直したいという事を諦める事が一番大事となります。症状はその元が作っています。それは貴方の認識、世の中の見方と言うものが作っています。貴方の認識が変われば症状はひとりでに消えてゆきます。人間の認識の誤りが作り出している「妄想」と言えます。 森田療法の真髄は、体を使う事です。考えないと動けないと思っている神経症患者が「思わず」動くという事を目指しています。例えば話す事を意識して話せなくなる事を「吃音」と言いますが、どもる原因は考えてから(意識してから)話す事に因ります、考えると同時に或いは考える前に話をすれば良いのです。人間はうまく生きてゆく時は「意識」してない時です。上手に事が運ぶ時は考えないでやっている時です。 歩くことも、自転車に乗る時も、泳いでいる時も自分の手はどうなっているとかは、考えていません。眠りに入る時もただ、無意識になってから眠りに入ります。眠れない人は自分の意思の力で、或いは自我意識だけで眠りに入ろうとしています。これらは全てが「無意識を」無視していて無意識に入る事が出来ない状態を自分で作っています。 森田療法を「無意識になるためのたたき台」と言う風に考えて学ぶなら大変有効かと思います。もう一つあります、「禅」についても学ぶ事が有効かと思います。鈴木大拙博士の書いたものが良いと思います。博士は25歳で見性しています。人間の不安と言うものを体験しています。そうして自分の生死の問題も解決しています。その事で書かれている事は、大変読む者にとって分かりやすい部分が在ると思うからです。私にとっては、今言った二人のお陰で神経症を解決できたからです。

  • pomocc
  • ベストアンサー率42% (142/333)
回答No.2

うつ病ならば「認知行動療法」のほうがいいと思います。 うつ病になった原因を徹底的に調べ、自分が今、どのような思考におかれてしまっているのかを明らかにし、どうしたらそこから抜け出せるのかを考えてくれる療法です。あなたの考え方や思い込み、認知の歪みなどを正して、プラスの思考ができるようにしてくるものです。 有名な本ではバーンスという人の「いやな気分よ、さようなら」というのがありますので、一度、読んでみてはいかがでしょうか。 また本を読むだけでは大きくは改善されないので、認知行動療法の専門機関で、臨床心理士に教わったほうがいいです。お金は1回10000円くらいとられますが、一生、うつ病に苦しむよりは、いいと思いますけど、どうでしょうか。 私は認知行動療法を受けている最中で、いい方向に向かっています。希望が見えてきました。

  • buddasati
  • ベストアンサー率17% (6/35)
回答No.1

森田療法は、主に不安神経症、強迫神経症、対人恐怖症などの神経質症の人たちを対象とした療法です。 あなたの場合は、うつ病と不眠症ということですから森田療法の対象範囲から外れるのではないかと推測します。 不安がすごく強いとのことですが、その不安の原因はご自身で分かっているのですか。 ただ漠然とした不安なのか、それとも明確な原因によるものなのか。 原因がハッキリしているのであれば、その原因を取り除かない限り不安はなくならないでしょう。 森田療法では、不安は不安として受け入れて、不安がある状態で日常生活を送りなさいと教えています。 現実的に不安を解消する積極的行動を起こしなさい、とは教えていません。 不安がすごく強くて動悸もするし、薬を飲んでもあまり効果がなく、胸が圧迫されて息切れがする状態ですから、森田療法が教えるやり方を実践に移すのは無理ではないかと思います。 その状態は、うつ病の症状だと担当医は言っているのですか。 うつの症状だとすれば、先ずうつ病をしっかり治すことが先決です。 やはり薬をキチンと飲んで、休養すること。 環境が原因であれば、その環境を変えること。休職、退職、転職など。 また、カウンセリングも認知療法だとうつ病に効果があるそうなので試してみるのもいいでしょう。 もし、森田療法を受けるとすれば、本格的にやる場合(重度の人の場合)は、入院しないといけません。 軽度の人なら、森田の本を読んだり、生活の発見会に入会して同じ苦しみを持っている人たちと一緒に学習したりして、快方に向かうというプロセスを通ることになるでしょう。 月に一度、各地で集談会という集まりがあります。 神経質症で苦しみ、森田療法を学ぶ人たちの集まりです。 各人が自分の症状について順番に話をしたり、テキストを読んで勉強したり、先輩からのアドバイスを受けたりします。 古株になると、いろいろ役をしないといけなくなります。 その集まりが終わると、いつもどうり皆で近くの居酒屋風のところへ繰り出し、飲み食いしながらガヤガヤ話をして騒いだりします。 それが終わると、行きたい人だけですがカラオケへ行きますね。 もちろん、飲み食いに参加するのは自由意志ですから強制ではありません。 最初は、そういう場に参加してもなかなか打ち解けられず、あまり楽しめないことも多いです。 何回も参加していると、心の許せる仲間が出来るので、いいんでしょうが。 私は、どうもそういう雰囲気が合わなかったので、数回で止めました。 一応、私の経験と知っている範囲からお答えしました。 なにかの参考になれば嬉しいです。