一言で言ってしまうと
静的ページはソースが一定で変化しないもの
動的ページは外的要因によってソースが変化するもの
外的要因には大別すると「時間」「乱数」「ユーザ環境」「パラメータ」「ユーザアクション」等になります。
よく、見た目で変化するページを「動的」等といいますが、某検索サイトのアドワーズ広告を貼り付けているページはJavaScriptで変化させているだけでスクリプト自体は変化せずソースは一定なのでそれは「静的」なページとなります。Flashやらなんやらいろいろな技術技法が交錯していますので見た目だけで「動的」「静的」と判断するのは困難な時代になっていて、このように分類すること自体も時代遅れとなっていると思います。
先日職場に訪れたSEO会社の営業マンの方が「動的ページはSEOに効果が無い」と言い切って帰ったためそれを聞いた会社上層部が大慌てになっておりました。前世紀の検索エンジンじゃあるまいし、そんなこたぁありえない(それが本当ならア○ゾンなんか検索一覧に一生出てこないでしょ)わけですが、技術基盤が無いものを説得するのがたいへんでした。画像や動画はおろかFlashでさえクローラーが対応しつつあるこのご時世によくSEOの営業などやっていられるものだ(個人的にはSEO自体に肯定的ではないのですがそれ以前の問題だ)と思いました。