ネットワーク上の活動は、いくつもの認証によってなされています。
OKWaveを利用する権限も、IDとパスワード認証の上で与えられています。
メールを送るにしても同様です。
ではインターネットへの接続自体の権限はどこで認証されているか?ですが
これは、現在の主流であるADSLや光ファイバーでは、ルーター機能を備えた機器(以降、一体化しているためルーターと呼ぶ)が各戸に設置され
その機器がISPとの接続認証を行なっているわけです。
(設置時に設定作業を行なっている人も多いと思います)
そして、そのルーターに接続が禁止されていない端末は
そのルーターを介してインターネットを利用できるわけです。
これは、つまり知人宅のルーターが、来訪者のPCを接続できるように
とくに制限をかけていなければ、普通に使えることを意味します。
一般的には有線LANについては、つなげられた機器すべてに
DHCPでIPアドレスを割り当てて、接続可能とする設定になっているでしょう。
ホテルなどでも気の利いているところはそんなものです。
ただし、この設定は無線LANについては別問題で
無線LANでは屋外からでも他社が接続できる可能性があるため
認める機器以外からの接続ができないように設定すべきです。
厳密な制限を行なうとしたらPC側のLANアダプターが
製造段階に固有のMACアドレスを与えられていますから
これを使って無線LANへの接続を制限するのがおすすめです。
なお、ノートPCはDHCP機能を使って、IPアドレスを自動取得にしておく必要があります。
今時はほとんどの場合そうなっている気がします。
また、接続した際にIPアドレスの再取得処理を行なう必要があります。
自宅等で割り当てられていたIPアドレスが、外出先の機器と重複した場合
誤動作や深刻なトラブルを呼ぶ危険性も無くはありません。
基本的には、OSを終了した状態で接続し
それからOS起動時にIP自動取得を行なわせればいい話です。
お礼
IPアドレスの自動取得でのやり方で挑戦してみたいと思います。有難うございました。