洋服のアイテムの生産時期について

質問

素朴な疑問です。 いつも洋服を買っていると思うのですが、夏のバーゲンの隣には既に秋物。 8月の展示会は秋冬デザイン。 衣料品ってとても時期が早いと感じます。 どの時期にどんなアイテムが生産されているんですか？

回答No.2

noname#74852 · ベストアンサー

アパレルデザイナーです。
卸形態での服作りなら、既に今、来春物企画に入っています。
SPAなら、時期ギリギリまで作りこむので、期中と言って秋ものや冬物の作りこみです。
いま、海外のコレクションは、来春ものが始まっていてニューヨーク、ロンドン、パリ、ミラノと行われます。

海外の生地などの国際展示会は、来年の秋冬物の展示提案になり、9月２０日辺りに始まります。プルミエール・ヴィジョン（仏）やモーダイン（伊）など。
ソレによりアパレルは、トレンドの把握と噛み砕きに入り、流行の予測と方向性を決めていきます。

夏のバーゲン時期は、プロパーで売りたいので秋色、夏素材の半そで物が期中企画として作られています。

お礼

寒くなり始める時期に春夏物の企画がされたり、期中の秋冬物が作り込まれたり、コレクションでは春夏物が発表されたり、来年秋冬の生地が展示されたりと、頭がこんがらがりそうなスケジュールなんですね！！！

ところで、プロパーというのはどういう意味の言葉ですか？
辞書で調べたところ「適切な、特有の」という意味の単語しかなかったので、なんかしっくりこなくてわかりませんでした・・・。

回答No.5

noname#74852

再度、登場です。
プロパーとは、値引きなしの正価です。
店頭に最初に出る値段のことです。

回答No.4

water-c

こんにちは。

東京コレクション等に出ているブランドさんは
生地は丸1年先にデザイン、織屋に試作を出しているところがあります。
多分、流行とは別にブランドとしてのデザインのほうでしょうが。。。

ご参考までに。

お礼

流行とは別に独自の生地を１年前から作っているブランドもあるんですね！
参考になります。
投稿ありがとうございます！！

回答No.3

letterman

普通は、約半年早く企画製造していると考えていいのではないでしょうか？
今、縫製工場さんは冬物を縫製しているし、企画側は来春夏物の企画をしています。
最近は、なかなかモノが売れないので、作る側もビビってなるべく遅く企画決定したいのですが、お店に商品が無いと売れるものも売れないという間で苦しんでいるというのが現状です。

服にするための生地の色は糸の色に依存して、糸の色は世界の流行色に依存しています。インターカラーで「流行色」が会議で決められます。それに従い、各業界で自分たちの拾っていく色を決めます。アパレルでは最初に動くのが糸屋さんです。糸屋さんが決めた色で染めた糸で織った生地を生地商は売ります。
生地屋さんが持ってきた中から企画者が選ぶ訳です。
http://www.jafca.org/trendcolor/process.php

これから今より人口が増加すると、より一層原料の確保が重要になってくるので、原料争奪の力のある国なり、メーカーが安定してアパレル製品を作れるという事になっていきます。（実は既に始まっています）

お礼

半年も早く企画製造しているんですね～。
ｊａｆｃａのサイトも見てみました！
１年半も前に実シーズンの流行色が決定されるんですね！
でも糸が出来て、生地が出来て、洋服ができると考えるとそのくらい前じゃないと間に合わないんでしょうね・・。
参考になります。
ありがとうございます！

回答No.1

chiychiy

こんばんは

＞夏のバーゲンの隣には既に秋物。 8月の展示会は秋冬デザイン。

最近、シーズンレスになってますよね。
秋には次の年の春夏のコレクションが開催されます。
ということは、一般以外は１年前に既に次の年の洋服が作られています。
コレクションとは別ですが、次のアイテムが生産されるのはコレクションが終った頃になります。
コレクションが開催されると大体流行がわかってくるのでそれを真似て製造したりします。

ご参考までに！

コートなどは１年前に発注をかけるものもあるそうです。

お礼

コレクションが流行を作っているんですね。
一年前に次の年の洋服を作っていると、次の年にはその洋服が流行遅れになってたりしそうですね・・。
参考にさせていただきます！
ありがとうございます。