社内がグローバルIPアドレスであったとしても別に異常ではありません。
IPアドレスの割り当て状況に十分な余裕があったインターネット初期のころから参加している組織であれば,大きなグローバルIPアドレス空間を割り当ててもらうことができたでしょう。また,PCが数台しかない小さな組織であれば,プロバイダから割り当てられた数少ないグローバルIPアドレスをそのまま社内で使用しても十分なわけです。
数少ないグローバルIPアドレス(外線の代表電話番号)を社内のプライベートIPアドレス(内線電話番号)で相乗りして使用せざるを得ない状況というのは,IPアドレス枯渇の危険性への対処策なわけで,本来の姿じゃないとも言えますよね。
(ANo.1で解説されたように,10.x.y.z や 172.16.y.z~172.31.y.z をグローバルIPアドレスと勘違いしていたという可能性は…あるかもしれませんね)
>※覚えた頃はA,B,Cって言われていたけど
>wikipediaで確認するとA,Bx16,Bと分類されて
>いるので呼称は変わったかもしれない。
どちらで呼んでもいいんじゃないでしょうか。
ANo.1で紹介されているja.wikipediaの「3 アドレスクラス」「4.2 プライベートIPアドレス」を併せて参照。
192.で始まるIPアドレス値は,アドレスクラスとしては,
>クラスC 192.0.0.0-223.255.255.255 ネットワークアドレス長は24ビット
の区分ですけれど,
192.168.y.z はプライベートIPアドレスとして特別な意味を持たされていて,クラスB相当(ネットワークアドレス長は16ビット)として使われるわけですから。
IPアドレス値が該当する区分で分類するならクラスA,B,C,そのプライベートIPアドレスで扱うことができるホスト数で分類するならA,Bx16,B(CIDR表記では/8,/12,/16)です。
お礼
詳しいご説明ありがとうございます。 非常に参考になりました。