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アメリカ人気学部への編入の実態

①コミカレでオールAを取っても人気学部では枠がないため編入は不可能だとこちらで見ました。そこでご確認したいのですが、例えば編入は受け入れられなかったとしても1年からなら受け入れてくれることはあるのでしょうか。編入した時単位移行できなかったため1年からFreshmanとして入った方がいるようでしたので、またそれとは話が別でしょうか。 ②私立のNYU, USCも寮がないため編入の枠がないとこちらで見ましたが、アパートに住んでる場合も同じですよね? ③つまり、日本教育を受けた留学生はどんなに苦労して勉強をやったとしても人気学部には入れないということなのでしょうか。

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  • caldad
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回答No.1

私が回答した件についてご質問かと思いますので、もうすこし詳しく説明をします。長くなりますが、お付き合いください。 1については、この学生は、最初の1年目は新入生として、California Polytechnic University,San Luis Obispo(以下Cal Poly)に入学した、工学が専攻でした。しかし、工学系が自分に向いていないと思い、一年後にほかのCalifornia State Universityに編入しました。今度はBusiness 専攻です。そしてまた、その一年後にUC BerkeleyのBusinessに編入合格しました。この編入はCCCからの編入と違い変則的なものです。というのはCal Polyでは初年度から専攻科目の履修がはじまり、一般教養の科目ははしょって行われるため、UCにおける科目履修計画とはちがい、最終の編入先のUC Berkeleyがもとめる、3年次までに終了させて居なければならない教養、専攻入門科目要件を彼は満たしてはいませんでした。したがって、Business学部のもとめる科目履修計画にそって卒業するまで、この編入の時点から4年間かかってしまうということです。すでに大学に2年間在学しているので、大学の中での学年としてはあくまでJuniorですが、卒業までに4年かかるということでありFreshman(新入合格者)ではありません。編入してから卒業まで何年かかるかは、編入後に大学が単位の移行をどのように認めるかによって決まってきます。彼は高校でForensicと呼ばれる弁論部に所属していて、州規模では賞をとったりしていました。 コミカレからの場合には、Business専攻としての編入志望であれば、その 編入資格に必要な一般科目以外に特別な科目があるかどうかはカウンセラーに相談するのが一番でしょうね。コミカレで必要な科目をすべて履修していれば、編入後2年で計算上は卒業できるはずです。 2のことですが、これは全寮制の大学の場合です。このような大学では学生の98%くらいが学内に住んでいます。したがって、大学が学生数を考える計算の基礎は寮の収容能力です。したがって、転出、退学、などで寮に空室ができなければ編入生を入れることが出来ません。Commuter Schoolとよばれる州立大学などでは、大学の規模が大きい上に退学、転出の比率も高い傾向がありますから、編入生をうけいれる枠もおおきいですね。またカリフォルニアの州立大学は特別で3年次に特別編入枠を新入生の40%近くの割合で設けますから、間口は広いですね。 3、日本の高校教育をうけた生徒でも、1年生の時点から留学準備をしはじめて、統一テストの準備、運動部や生徒会での活躍、英語力の練成といった面に力をいれていたなら、トップ100校クラスの大学に新入入学するのは夢ではないと、私は感じています。残念ながら、高校の3年になってから、留学を目指すというのでは、現実的にコミカレ経由でアメリカ人の受験生の2軍と一緒に編入をめざすという方策しかないように思います。話はすこし逸れますが、アイビーの一つにBrownという大学があります。今年の受験ではSATという統一テスト(3科目、2400点満点)のうちそれぞれの科目が満点であった生徒の合格率が30%以下だったそうです。このSATというのは日本の高校出身の留学生にとって、鬼門のようで、2000点もとれたら万歳というのが現状のようですから、道のりは遠いというのが実感ですね。 複雑な話ですが、ご理解のお役にたてたら幸いです。

その他の回答 (1)

  • uslac
  • ベストアンサー率27% (6/22)
回答No.2

もし誰かが、”日本教育を受けた人間はどんなに苦労してSATやTOEFLの勉強をやったとしてもアメリカの人気大学には(なかなか)入れないということなのでしょうか?”と嘆いたとしますと、「そんなことは当然と言えば当然でしょう」と思わざるを得ません。 アメリカの大学は、そもそも「学力さえあれば合格できる」というような合否判定にはなっていないわけですし、留学生の占める割合も一定程度以下に抑制されているわけですから、なかなか合格できないのはあたり前と言えばあたり前です。 そもそも、UCLAの場合、Transferでは州民の合格率と留学生の合格率とでは格差があります。人気学部はなおさらではないでしょうか。

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