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ライヴの中音で「ハット硬め」とは?
僕はバンドでギターを弾いています。 ライヴの時に、対バンさんのリハーサルを見ていたら、 ベースの方が「ハット硬めにください」と言っていました。 モニターの音で「ハット硬め」とは具体的にハイハットの音がどんな感じになるという事なのでしょうか? ちょっと気になったので質問してみました。 よろしくお願いします。
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素人PA屋です。 もしかしたら、専門家の方から違う意見が出るかも…ですが(所詮はアマチュアなんで…) 私の場合というか、私の地方では、プレイヤーから「モニターのハットの音を硬めにして下さい」と言われたら、文字擬音で言えば「ちーっ、ちーっ」もしくは「しゃー、しゃー」という余韻部分を押さえて、アタックの「ちっ! ちっ!」という音のみを強調するように音を調整します。 基本的には高域をイコライザで削る方向の調整になるので、大げさに言えば「ちっ!」と高いアタック音から、やや「カンっ!」という音に近く音質をシフトする感じですね。 私は自分もベース弾きなんですが、「ハット硬めに」という要求は、意味的には「ハットのアタックをハッキリ聞こえるようにして下さい」という意味と、ほぼ同義と捉えていますし、実際、ベースからの要求なら大抵はそれで正解でした。 例えば、スネアのスナッピーの音がやたら長く響く会場だったり、あるいはモニターのセッティングがそのようになっていたりする場合では、ハットが「綺麗に響きすぎ」ていると、ハットのアタックが聞き分けにくい時があるんです。曲によっては、極端な話、スネアは聞こえなくても良いけどハットの刻みを確実に捉えておかないとヤバイ…なんて時もありますから、それに近い時は、モニターからは鍋蓋みたいな音でも良いから、とにかく確実にハットの音が聞こえて欲しい…なんて時もあります。 そういう時は、PAさんに「ハット硬めに」=「コンコンした変な音でも良いから、ハットのアタックが確実に聞こえるようにしてくださーい」ですね。
お礼
早速のご回答ありがとうございました! パートによって欲しい音って変わってくると思いますが、ベーシストの気持ちになってみると、確かにそういう音が欲しいかなと思いました。 とても納得です! ありがとうございました!!