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「やかん」の語源・・・
落語「薬缶(やかん)」では、物知りのご隠居さんが「やかん」の語源を聞かれて、 敵襲に慌てた若武者が、兜が見つからないので手元の「水わかし」を被り、それに矢が当たってカーン・・・で、「やかん」 と答えていました。 では、皆さんだったら、「やかん」の語源をどんな珍説?で説明するでしょうか。 ここには、ご隠居さんに負けない物知りの方がたくさんいると思いますので、期待しています。 では宜しくお願いします。
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「やかん」の語源は諸説ありますが。 最有力説としては次のようなものがあります。 「魏志倭人伝」によれば、当時、朝鮮半島には「狗邪韓国(くやかんこく)」という国が有り、倭国を目指す時の出発地だったようです。 しかし、この国も攻め滅ぼされてしまい、難を逃れて日本にやって来た人たちがいました。 この人達の持ち物といえば、今の「やかん」と同じようなもの一つだけで、「沸かし」と呼ばれていました。 遠い異国で、今は亡き故国を思う縁(よすが)はこの「沸かし」ただ一つ。 当然、「沸かし」を見ては「狗邪韓」を思い、くやかん、くやかんと涙を流しました。 で、時代が下がるにつれ、いつしか「やかん」と呼ばれるようになったのです。「やかん」にも哀しい過去があるのですね。 私の回答も最近、"いつしか"ばっかりのようです。そのうち「いつしか回答者」とIDを変えます。
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- trgovec
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「駅館川(やっかんがわ)」の周辺で使われ始めたから。 語源ではないですが小学生の頃「やかん」と呼ばれていた人がいまして、そいつを思い出しました。別に頭がやかんみたいだとか名字に「ナベ」が入っているとかではなく「ヒロカズ」→「ヒロカ」→「ヒロカン」→「ヤカン」という具合に変わっていったそうです(原形とどめてねえ)。
お礼
「駅館川(やっかんがわ)」などという名前の川が、あったんですね! もしかしたら、「どびん山」とか「ちゃわんヶ丘」なんてのも、あったりして・・・ 「やっかんがわ」の由来も、「えきかんがわ」から訛ったらしいですけど、「ヒロカズ」→「ヒロカ」→「ヒロカン」→「ヤカン」の変化のほうが上手ですね(笑)。 ありがとうございました!
- tips
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こんにちは。 やかんなのに、こんにちは。 ということで、昔は夜しかやかんをつかうことが できなかった?そんなバカな・・・。
お礼
やかんにやかんは、危ないかも? というわけで日中しか使ってはダメだったとしたら、「ちゅうかん」という名前になっていたかも?(笑) ありがとうございました!
ヤッターマンがカンカンに怒ってボタンをぽちっと わぁ~いっぱいのやかん君カン、カンと出てきました。 で”やかん”。 今ままでの中で最悪の回答かも。くるしい~~~です。
お礼
ヤッターマンは最近再登場して、息の長いアニメになりそうですね。 その裏には、「ヤカン」の由来があったということかもしれませんね(笑)。 ありがとうございました!
- comon-suki
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のん兵衛が一升瓶をいつも置いているのはチト みっともないと。 注ぎ口の付いている缶に移していた・・。 湯かと思って飲んだ人が”やっ!燗酒” 水かと思って飲んだ人が”やっ!燗さまし” 間違えたのも恥ずかしいし・・ のん兵衛さんの事を思って最後の言葉を 飲んでしまう人が多かった・・。 聞いている人は”やかん”だけが聞こえた。 一升瓶と同量の入れ物。注ぎ口が付いている缶。 徳利に入れる時こぼさないで便利。 沢山燗するのも”やっぱり”瓶より”缶”が便利。 業界隠語。
お礼
のん兵衛も、一升瓶を置いていることには多少は後ろめたかったんですね~ 移し変えるには、あの形状はたくさん入るし飲み口もあるし、便利そうですね。 でも、「やっ!燗酒」「やっ!燗さまし」と間違えるようでは、のん兵衛としてはやっぱりみっともないということなんですね(笑)。 もうこの際、燗をつける時だけでなく、「やかん」を正式なお酒の入れ物にしたらいいかもしれませんよ。 ありがとうございました!
やくみつる(敬称略)のおかん。 若しくは やくみつる(敬称略)のおかんが夜間に躓いて 「いや~ん、ばか~ん♪」→や~ん、か~ん、→やか~ん、→やかん。 書いてて辛いです・・・。
お礼
大相撲に造詣の深いやくみつるさん、おかんは関取のようにやかん体型なのかも? 「や~ん、か~ん」は、別にやくみつるさんのおかんでなくてもよさそうですけど・・・(笑) ありがとうございました!
- theonti
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にっくきヤツのためにおカンをつける羽目になりました。 鬼気迫り「ヤッにカン」→ヤッカン→ヤカン その昔、夜間は火鉢でお湯を沸かしました。 夜間は湯を沸かす やかんはゆをわかす be-quietが妬くとその熱で湯が沸く 妬かんきゃ沸かん→妬かんしか沸かん→やかんしか沸かん 役人が使っていた缶→役缶→やかん 枡の代わりに使っていた缶。 丸みが有るので正確には計れません。 ≒缶→やくかん→やかん 屋久島が発祥の地 屋久の缶→屋久缶→やかん 夜間と言ってももう夜中 おやすみ
お礼
ヤッにカン・・・憎い奴相手なら、カンカンになりそうですね。 夜間は湯を沸かす・・・落語「薬缶」では、ご隠居さんが「湯を沸かすのではない、水を沸かすのだ」と言っておりましたなあ~ わたしゃ、最近年とって短気になってしまったので、やかんになれそうですね(笑)。 「≒」は、やかんに形状も似て・・・いないか(笑)。 夜間と言ってももう夜中・・・これが一番もっともらしいかも? ありがとうございました!
- hirarno36
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やかんとは 「や」まんばのように恐ろしい、お「かん」から逃げる時、よくけつまづいてしまう、そこらにある派手な音を出すもの、の略 と 口耳炎に載っている・・・はず?
お礼
「や」まんばのように恐ろしい、お「かん」から逃げる・・・凄まじい背景があったんですね!(笑) そっと逃げられないように、おかんが置いていたんでしょうか・・・ 好餌艶に載っていました。。。 ありがとうございました!
- ウラ漁師(@uraryoushi)
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やかんは上方で生まれたものでしてな、その昔堺の鉄砲鍛冶が 「なんやもっと湯ぅ沸かすんに、もっとええもんあらへんもんかいなぁ」 と茶道の千利休に相談を持ち込まれて 「せやったら、こんなん作ってみまひょか」 とひょっとこみたいな口をした、やかんの原型を作ってみたのです。ところが今まで見た事も聞いたこともない初めて目にする代物だから千利休さん、どうやって使ったらいいのか分らない。とりあえず受け取るとき鍛冶屋の親方が 「火にくべまんねん」 というのだけを覚えていた。 そして数日の後千利休は再び堺の鉄砲鍛冶を訪れた。 「なんですのんこれ?親方が言うた通り火にくべたら穴開きよったで。どないしてくれまんねや。」 「えええ?そなアホな事おまっかいな…どれどれ」 と慌てふためいた鍛冶屋の親方、穴の開いた底を見て千利休にこう尋ねた。 「利休はん、これ、水張らんと、直で火ぃくべたんのとちゃいまっか?」 「へえ、親方はん、火にくべろ言いましたさかい。」 「あかんあかん!そないな事したら穴開いてまうがな。空焼いてんのと一緒や、焼かん焼かん!焼かんと水張ってからくべな…」 …という事で千利休がこの新しい道具に「焼かんでまず水を張る」自戒の念をこめて「やかん」と名前を付けたのですな。 長い事書いていたら、#1とややカブりになっちたよ。
お礼
堺の鉄砲鍛冶が千利休に相談したとは、尋常じゃない謂れがあったんですね! さすがの千利休さんも、あれを初めて目にしたて、戸惑ってしまったんですね。 「焼かん焼かん!焼かんと水張ってからくべな」と、親方に怒られて、よほどショックだったのか、「やかん」と命名した・・・ 深いなぁ~ ありがとうございました!
- tent-m8
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わかりやすいのが、いいですよね。 「それは、何に使う道具なのかね。」 「これか、これはお湯を沸かす道具でな、魚などは、焼かんのだよ。」 「焼かん・・・なるほど。」
お礼
そうですね、分かりやすいのはみんなの記憶に残ってくれそうですね。 確かに、あれで魚は焼かんでしょうね~(笑) ありがとうございました!
お礼
おお! 「魏志倭人伝」に出てきているのであれば、それはかなり有力な証拠になりそうですね! 「狗邪韓国」、今まで気が付かなかったのですが、なるほど「やかん」という言葉が含まれているんですね~ 邪馬台国に逃れた人々の、望郷の念が込められている・・・「やかんやかん」と安易に言うなかれですね。 ありがとうございました!