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皆様のお力をお貸しください。専門知識のある方、獣医の方のご意見をお聞かせください
愛犬(パピヨン6歳約2Kg)が軟便が続き、治療途中、血球減少(血小板・白血球減少)などの症状が出て、壮絶な苦しみで亡くなりました。主食ドックフード(ドライ)。2008年7月17日軟便で掛かり付けの病院(以後A院)(片道約20分)から飲み薬(タンナルビン・次硝酸ビスマス・ダイメトンの混合薬:先生独自)の処方。19日朝、嘔吐、20日朝、A院でお腹触診・聴診器・検温(微熱あり)後注射2本(ぶどう糖・リンゲル・ソリタ・レバチオニン・プレドニゾロン・アンペシリンなど)(薬物・投薬量は毎回教えてくれず、これは亡くなった後に聞く)。その後飲み薬を継続。26日公園で友達と駆け回り元気に遊ぶ。27日朝の散歩前トイレにこげ茶の下痢。散歩後、便と同色の液を嘔吐。AM8:30A院で嘔吐物を見せ、重大な病気か?と聞くと「胃腸が荒れている」と言い特に診察せず注射を2本(前回同様)。帰宅後すぐ体調悪化(注射後1時間程)。呼吸は荒く歯茎他が白く苦しむ。肌に内出血が多数。A院が8:30以降休診の為急遽他院(B院)へ。血液検査などし、レントゲンは「胃は空っぽ。腸に少しガスがあるが問題なし。腸閉塞でもない。」血液検査は「肝臓・腎臓機能の数値が高く、血球減少傾向にある。貧血はないが血球減少症・自己免疫性障害の可能性がある」との診断。「注射後容態が急変、薬の副作用では?」と再三尋ねたが「可能性は低い。A院での投与薬が不明な為なんとも言えない」との事。注射2本(少なめ、抗生物質・ステロイド・胃保護薬・吐き気止め)。帰宅後~28日早朝に掛け大量に給水後茶褐色の物を断続的に5~6回位吐く。28日ぐったりしていたためAM7:30A院へ。注射後容態が悪化しB院に行った事を伝えると「あそこは検査ばかり、お金を使わせて悪かった」と言う。検査結果を渡し「自己免疫性障害などの可能性がある」と伝えると検査結果も内出血の状況も確認せず「白い犬だと・・・」と言い注射2本(前回同様)。帰宅途中容態悪化、呼吸は荒く歯茎他真っ白で苦しむ。気分転換で散歩コースに寄る(寝床のまま約2~3時間位)。帰宅後大量に給水後鮮血を嘔吐。14:00頃A院で注射後毎回容態が悪くなる事、吐血の事を説明。「胃潰瘍の可能性がある」と言い診察もなく注射を3本(内容は「前回とあまり変わらないが止血の薬・ビタミン・ストレス時に失われるホルモン・抗生物質・その他色々」と言う)。帰宅途中さらに容態悪化。家に着く前には皮膚すべてが真っ白。呼吸も荒くすごく苦しみながら寝床に顔を押し付ける。家で下ろすと足首の間接が内側(肉球がお腹側)を向き立つ事も動く事さえ出来ない。真っ白な舌はしわがより呼吸の間隔も少しづつ長く小さなうめき声を何度も繰り返しながら懸命に呼吸。A院に電話し「注射(薬)の副作用では」と聞くが「それはありえない。覚悟した方がいい」と言う。容態はさらに悪化し続け体温も下がり最後の呼吸は喘息のような音がし間隔が長くなり16:08分 首がだらんと落ち呼吸停止。全身の皮膚は真っ白(内出血の所以外)。A院より約2時間本当に壮絶な苦しみ。死後数分でペニスから黄色い液(注射のビタミン剤らしき物・ものすごい薬臭い)が出てその直後肛門から真っ黒な液(まるで墨汁、茶黒の膜が混じる)が大量に出た。口からものすごい薬の臭い。8月1日 外注依頼血液検査結果を聞きにB院へ。「白血病・血球減少症・自己免疫性障害の可能性は無い。陰性。ただし血球の減少傾向は間違いなく原因が他にある」B院の見解は「この子は睾丸が1つお腹にあった為女性ホルモンが分泌され脊髄での血液生成に影響したのではないか」現に女性ホルモンの数値も若干高いとの結果が出てた。「この検査は一過性のもので正直判断できないが可能性が一番高いのはこれ」と言った後「注射のストレスかばい菌が原因かも」とも言う。「薬の影響は?」と再三聞くが「可能性は低い」。両院で血球減少の原因が特定されず、自分達で一連の経緯を考え調べると、薬剤が原因で血球減少する事がわかった。アンペシリンの副作用に血小板減少症、白血球及び血小板減少症の原因薬にサルファ剤(飲み薬のダイメトンはサルファ剤)とあり、又、口の渇き、下痢、嘔吐、発熱などが投与された薬の副作用に記述。症状のすべてが薬の副作用と合致。軟便で使用する薬としては合っているが治療過程で症状の悪化が見られた場合その薬剤の使用を中止しなければならないと記載。病院を選び治療をお願いした私達に一番の原因があるのはわかっているが結局何の病気でもなかったのにあれほどまで苦しませ死にいたらしめた原因と真実を知るために、皆様のお力をお貸しください。本当に薬物による血球減少は起こらないのでしょうか?今回の症例は他に原因があったのでしょうか?皆様のご意見をお聞かせいただきたく、どうかどうかよろしくお願いいたします。
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- tuki1953
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腹腔内に腫瘍などがないかいわれませんでしたか。 睾丸が腹腔内にあるとセリトリー細胞腫になるおそれがあります。 消化器型リンパ腫も想定できますが、2つの病院でレントゲン検査も含め色々検査しているようなので、否定できるかと思います。 また、症状を見ますと出血によるタール便ですよね。 大量に摂水後(ほんとうはダメです)に嘔吐では、胃捻転、巨大食道症なども疑えます。 病院で投与した薬は、胃腸炎、脱水、機能低下などで投与するものですので、それが原因とはいえません。 原因は、いろいろ推測されますが、まず、胃腸を傷つける焼き鳥の串、鳥の骨、異物などによる腸管穿孔、毒物による出血(飼い主の目が届かないところで、自宅・野外でなにか毒物となるものを口にしなかったか)、ドッグフードに問題はなかったですか。 ここで、飼い主さんに疑問です。これほど細かく記録する割には、滞留睾丸を長年放置したり、水をがぶ飲みさせたり、下痢で弱っているのに野外で遊ばせたり、あなたの感覚が???ではと思われます。 気に障ったらごめんなさいですが。
- sima656
- ベストアンサー率40% (25/61)
今回のケースでは薬物による副作用は直接の死亡原因にはならないと思います。セオリーどおりの投薬内容で非常によく使われる薬です。 副作用で症状を助長させたという可能性はあるかもしれませんが、無いかもしれません。その因果関係を特定する事は非常に難しいです。 当初体調不良で来院しているわけですから、主たる原因が他にあるのは明確で、死亡原因は主たる原因を特定できなかったもしくは特定しようとする努力が足りなかったという点と早めの入院措置が必要だったという事に尽きると思います。せめてショック状態の時はICUに入れて輸液するのが通常で絶対安静です。 ほとんどの獣医さんは人間ほど精密に病気の原因を特定しようとはしません。検査にかかる費用が高いため悪い噂がたったり飼い主自体も望まない事が多いためです。 納得いかないのであれば解剖は行いましたか? 私的には症状的にパルボやジステンバーの可能性もあると思います。
お礼
とても親身にご回答くださり本当にありがとうございます。私どもの立場から恐縮ではございますが、こんなにも的確なアドバイスをいただけて心から感謝申し上げます。解剖については、どうしてもする決心がつきませんでした。私どもの拙い文章からまさかこの様なご回答をいただけることがあるなんて、こちらに投稿して本当に良かったと思います。おこがましいのですが、先生にご教授いただいた内容が私どもの中に残る疑念に対しまことに精緻であられ、先生の誠意と正義に心救われた思いです。先生の真実と正義のお力をお貸しくださり、心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
お礼
このたび愛犬に対しお心のこもったアドバイスをいただき本当にありがとうございます。ご教授いただきました内容に親として改めて己に問いかける事もございます。拙い文章にもかかわらず愛犬の立場に立ち症状などを注視くださり、こんなにも親身なアドバイスをくださいましたことに心から感謝申し上げます。原因について示唆いただいた事をひとつひとつ確認し、また、私どもへのご指導も本当にありがたく真摯におうけする所存にございます。まことに恐縮ではございますが、愛犬のことを思ってくださるあたたかいお気持ちとお言葉に、どんなにか救われる思いでございます。感謝の気持ちでいっぱいです。