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2手目「4四歩」の可能性

初めまして。僕は高校二年です。居飛車、振り飛車なんでも指します。県大会では何度か優勝したこともあります。 さて、僕が小学5年生のころから研究していた手の一つに、自分が後手になったとき、先手7六歩のあとに2手目に4四歩というのがあります。先手が2六歩とか指せば、矢倉か振り飛車かにおちつくのですが、先手が4四同角と指してきたときは以下、4二飛、5三角成、4七飛成と、乱戦模様になります。 この手の結論はいまだにでていません。まあ、この手は後手も怖いのでせいぜい県大会の予選くらいでしか指さないですから。実戦で、それ以降の後手の僕の勝率はだいたい六割程度といったところです。 でも、プロでこのような手を見たことがないところからして、この手にはおそらく結論がでているのだと思います。 そこで、みなさんにお聞きしたいのですが、このあと、結局どちらが有利だと思いますか(理由も一緒に言ってくれるとたすかります)。初心者から高段者まで、誰でも結構です。なにか意見や考えがあれば、是非教えてください。

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  • ADATARA
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回答No.2

こんにちは! 今から約40数年前にアマ名人戦の全国大会でこんな棋譜がありました。▲76歩△44歩▲同角△42飛▲53角成△47飛成▲86馬△34歩▲77桂△57竜▲58飛△77角成▲同馬△47桂まで後手の勝ち これは後手の成功例です。実際にはこんなにうまく決まりません。 ほかの成功例として,▲76歩△44歩▲同角△42飛▲53角成△34歩▲88銀△47飛成▲63馬△72銀▲36馬△58歩!▲同飛△同竜▲同金△88角成です。このとき△34歩に▲42馬とするのは以下,△同銀▲88銀△95角!▲77飛(最善手)△33桂▲96歩△77角成▲同銀△45桂▲48銀△77角成▲同桂△89飛▲78角▲99飛成がネライになります。  対策としては例えば,▲76歩△44歩▲同角△42飛▲53角成△47飛成に平凡に▲58金右として以下△46竜▲63馬△72銀▲54馬△32銀▲68銀△34歩▲77銀△62王▲48銀△71王▲47銀△42竜▲48飛△82王▲46銀といった展開になり,先手の馬が強力な上,先手の歩得が大きいので先手優勢です。しかし,後手も苦しいながらもまだ戦えます。

EbonyComet
質問者

お礼

ADATARAさん、ありがとうございます。 なるほど。対策の手順で、△5四馬ですか。僕はてっきり△6四馬に▲7六龍くらいだと思っていました。ただ、△5四馬の瞬間に▲7六歩とかはないのかなとか思ったりもします(もしかすると、僕が変なだけかもしれませんが)。 とにかく変化が多くて、結論をだしでしまうまでにはもう少し時間がかかりそうです。この回答を参考に、これからも考えていきたいと思っています。 近々大会があるのですが、さっそく使ってみようと思っています。

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  • gungnir7
  • ベストアンサー率43% (1124/2579)
回答No.5

wikipediaでは△47飛成に単に▲63馬~▲36馬と引いてよしになっていますね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/4%E5%9B%9B%E6%AD%A9%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%B3 しかし、▲58金右△46竜の後▲48飛でかなりはっきりしているような。 竜が逃げるところがないので交換になりますが、先手の馬と歩得だけが残ります。

EbonyComet
質問者

お礼

gungnir7さん、ありがとうございます。サイトのほう、見せていただきました。結構くわしくて分かりやすかったです。わざわざ調べていただいて、本当にありがとうございます。 ▲4八飛についてですが、そのときは△同龍以外に△4二龍も考えています。▲6三馬なら△7二銀ですし、▲同飛成、または▲同馬であれば、△同銀と取り、△3四歩とつく機会を与えてもらえれば後手もまだ戦えると思います。ただ、△3四歩に▲4四歩という受けがきく形にしたり、あるいは△4二龍、▲同馬、△同銀となってしまったときに、▲6八玉とか、あるいは▲4七金が成立する展開になると、やや指しにくい気がします。 自分自身、はっきりいって他の戦法の研究の方がいそがしいので、この戦法について研究不足なのも事実です。これからも、気が向いたときに少しずつ研究を続けていきたいと思います。

  • moritan2
  • ベストアンサー率25% (168/670)
回答No.4

2手目の△4四歩をプロが指さない理由ですが、一言で言えば「役に立たない」からだと思います。△4四歩に対して▲同角と取ってもらえれば△4二飛▲5三角成次に△4七飛成か△3四歩か優劣は分かりませんが、いろいろ難しい変化を含んでいるので研究が役に立つでしょう。でも、取ってもらえないなら普通の将棋に戻り、研究が無駄になります。相手が挑発に乗ってくれないと無駄になるようなものをわざわざ時間をかけて研究する気にはならないでしょう。ぼくが先手でも迷わず▲2六歩です。後手はゴキゲン中飛車の権利を失ったのですから腹はたちません。

EbonyComet
質問者

お礼

moritan2さん、ありがとうございます。 実際、僕の実戦でも、有段者相手のときは▲4四同角とはほとんどとってもらえません(だからこそ指すというのもあるのですが)。たいていは2六歩とか、あるいは1手様子を見るということで4八銀や6八玉、1六歩とかいうのもありました。これでは、同角のときのことを研究してプロが指さないのももっともですね。 確かに後手だけある程度形を決めてしまっているので、自分自身、どうかとは思います。ただ、相手が振り飛車党の人とかだと、後手を警戒して▲2六歩とか指してもらえれば、以下、△3四歩、▲4八銀、△4二銀、▲5六歩、△6二銀と相矢倉にもっていくか、そうでなくても相手に居飛車にさせたというだけで、後手としてはかなり満足です。 実戦で、相振り飛車になることは結構少ないです。たまに相振り飛車になりそうなときは△4二飛とし、場合によっては4五歩~4六歩の奇襲もありうると考えています。 ですが、最近気になってきているのですが、この4五歩~4六歩というのは本当は無理筋ではないかということです。僕が先手で初手に6八飛と指して相振り飛車になったときは、▲6六歩から6五歩、6四歩という奇襲が成功する場合も実戦で2,3局ほどありましたし、初手6八飛は僕の戦法のなかでも決して勝率は低くありません(約8~9割)。しかし、自分が後手であるときにこのようなしかけが成功するかと考えてみると、正直よく分かりません。ただ、僕が後手だったときにこのしかけの成立しそうな局面になったことはないので、なんとも言えませんが…。 まあこのことについては、また別の機会に質問させていただきたいとおもっています。コメント、本当にありがとうございました。

  • ADATARA
  • ベストアンサー率43% (583/1345)
回答No.3

NO2です。 <▲54馬に△34歩・・・ 例えば,以下平凡に,▲21馬△99角成▲53桂△89馬(他にも手があるがこれが最善か)▲41桂成△同竜(同王は▲48飛から飛車交換して先手良し)▲43歩!△62王(次に▲53金と打たれると危険なのでそれをかわしてます)▲48飛で,こうなると先手が優勢です。 <▲54馬でなく▲64馬なら△76竜・・・ ▲64馬もありそうですね。例えば・・・△76竜以下,▲54馬△74竜(ほかにも手はある)▲21馬△34歩▲77歩△62王(43桂や53桂を避ける)▲48飛で,こうなれば先手優勢です。  この戦法は,私が町道場で使った経験から,相手が三段までなら立派に通用します。ただし,四段以上は通用しません。

EbonyComet
質問者

お礼

再びありがとうございます。 やはり先手に4八飛を許すとまずいですね。本当に勉強になります。僕の場合、どちらかというと序盤より終盤の方が得意なので、こうして教えていただけると非常に助かります。 実際、僕自身のこの戦法の勝率は他の戦法と比べてあまりよくないので、後手が悪いんじゃないかとは思い始めていました。でも、低段者相手のときは勝率も悪くないので、これからも少しずつは指していきたいと考えています。

  • kakuniken
  • ベストアンサー率11% (4/34)
回答No.1

パックマンですか。。。 きいた話によると、先手の馬がもともと飛車が居たほうの桂馬・香車をとる形になると、後手が優勢みたいです。そして、後手は角道をあけるのを最優先として進めれば、大体は勝てる・・・と言っていました。部活の先輩で、かなり調べてる人がいて。 角の働き方の差が、勝負を分けるらしいです。 ですので、先手は5三角成をして、飛車を銀かなにかで戻してから、いつかに4四歩を入れるのがベストかと思います。角の使い方が重要みたいです。 詳しいことは、私にはわかりません^^;

EbonyComet
質問者

お礼

kakunikenさん、ありがとうございます。 やっぱり僕以外にも研究している人がいるんですね。正直、うれしいです。 実戦の経験からして、4四の歩をとってくれないことの方が多いのですが、4四同角ととられると、自分自身、指していてかなり不安になります(とってくれるのが狙いなんですけど)。 僕自身、まだ優劣がよく分からない局面も多いので、大事な一戦ではまだ使えそうにありません。これからも、少しずつ実戦で試していきたいと思います。