私もアマバン活動を結構長年やってるサラリーマンなんですが、質問の意図とはずれると思いますけど、私に言わせれば、「スタジオでどう効率の良い練習をするか」よりも「スタジオに入るまでに、バンドとしてどこまで準備ができているか」の方がはるかに大事ですね。特に練習スケジュールが合わせづらい社会人バンドならなおさらです。
スタジオで効率の良い練習をする…という点自体は、それこそいろいろなパターンがあるんですが、どんな高効率練習法でも共通した大前提は、「メンバー全員が完全に通しで弾ける事」です。これが確保されていないと、どんな高効率練習法も根底から崩壊しますし、何より社会人バンドの最大の難問…全員が家で十分な練習時間を捻出できるとは限らない…でもあります。仕事を持って、家族を持ってたら、なかなか難しい事もありますからね。
それでも、コピー曲ならまだ原曲音源もあるし譜面もあるでしょうからいいですが、オリジナルの場合は難しいですね。特にドラムやベースは、作曲者が全部アレンジして譜面化してくれるならまだしも、自分たちでアレンジを考えるとなれば、上物の構想を先に固めてデモテープでも作ってもらわない事にはどうしようもないですから。
結局、各人のパート別の準備がきちんとできていて、スタジオではアンサンブル部分のみの確認練習に終始する形まで持って行ければ、効率がどうこうと言わずともうまく練習は回っていきます。全員、チューニング済めばすぐに曲が始められる状態にさえなってりゃ、どうとでもなるという事です。
あとは、むしろスタジオに入る前に、「次のスタジオでは。これとこれはきちんと合わそう(決めよう)な」等々、次のスタジオ練習での課題を全員が同じベクトルで共有しておく事ですね。そのためのミーティング等は必要です。
お礼
お答えありがとうございます。 どれも参考になることばかりで…助かります。 ありがとうございました。