長屋王ってホントに悪者?
日本史の上では、長屋王は天皇に反逆し、藤原4兄弟によって自殺に追い込まれたという、なんとなく反逆者のようなイメージがありますが、本当にそうだったのか疑問に思います。なぜなら長屋王の功績はけっこういろいろあって、鑑真を招聘したのも開墾を奨励したのも長屋王だし、日本の将来をよく考えていたと思うのです。
それが藤原4兄弟と仲が悪かったばかりに取り囲まれて自害に追いやられるのでは、何が原因だったのかと思います。もちろん皇位継承問題が大きいでしょうけど、むしろ後にはやり病で次々と死んだ藤原4兄弟の方が暴議を図って長屋王を襲撃したような感じがします。
漠然としたイメージですが、悪者とすべきは藤原4兄弟の方ではないかと思います。そもそもこの4兄弟は個人としてはたいした功績もなく、4人そろって何かをしようとすることばかりです。1人じゃ何もできないのかと思ってしまいます。聖武天皇の子供が早くに死んでしまったことを利用して長屋王を襲ったとしか考えられません。それだって濡れ衣もいいところで、長屋王にしてみたらいい迷惑だったと思います。
長屋王の人柄や政治的能力も含めて、この辺の実際の事情を知りたいです。よろしくお願いします。
お礼
有難う御座います