ダイアルアップ接続の場合は、一般電話回線を使って電話をかけ、認証を行います。ダイアルアップ契約は回線に付随するものでなく、どこの回線を使っても、契約にあるユーザーIDとパスワードを使って認証し、接続サービスが受けられるようになっています。例えばお盆に実家に帰って、そこの電話回線を使って接続しても、IDとパスさえ合えばサービスが受けられます。これを悪用すれば、本人でなくともIDとパスさえ分かれば、どこの電話回線からでもサービスが受けられるということになります。その意味でパスワードは重要です。
しかしながらADSLの場合は、契約が回線に付随するものであるため、そうした認証の必要がありません。契約されている回線でしかサービスは受けられません。よそへそのモデムを持って行ってつないでもつながりません。回線に常時定額でサービスが提供されているのですから、わざわざ認証を行う意味がありません。
あなたの家に誰か不審者が侵入し、あなたのパソコンを使い、そのADSLサービスで接続を行い、あなたになりすましたとしたら問題ですが、それは接続認証とは別のレベルのセキュリティ問題です。
>「セキュリティの面からは常時接続はしない方が良い」
これも別のレベルの話です。接続時間が長ければ、それに比例してリスクが高まるということです。これは単純に確率の問題ですから、時間が短かろうとリスクがないわけではありません。接続時間を限ってもシステムに問題があれば、被害をこうむることはあり得ます。
接続時間の長短にかかわらず、WindowsUpdateの実行やウィルス対策ソフトの更新等の最低限の対策はとっておいてください。
お礼
大変遅くなりましたが 有難うございました