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カンフーハッスルの最後の終わりかた
カンフーハッスルを見たんですが結構面白く見てました。 でも、最後のシーンで主人公がしゃべれない女の子に手を差し伸べるシーンが あったと思うんですが、その前に女の子は主人公にアイスを取られて お金を取られたのに普通に仲良くなるという終わりかたがなんか 納得できないんですが、どうですか?
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カンフーハッスルはTVか何かで見たのでしょうか? おそらく肝心のシーンがカットされています。 主人公が悪に走ったのには理由があります。 幼少の頃、胡散臭い老人に如来神掌の教本を売りつけられます。 少年は教本を見ながら練習を重ね、この拳法を会得したと錯覚します。 そんな折、原っぱに行くと一人の女の子が数人の背の高い男の子達に囲まれて、手に持ったキャンディーを奪われそうになっている現場に遭遇します。 少年は腕を試すのはまさにこのときとばかりに止めに入り、一人の少年に対して掌底を放ちますが効くはずもなく、反対に袋叩きにされます。 ぼろ切れのように倒れている少年。女の子はすまなそうに手に持っているキャンディーを差し出しますが、いたたまれない少年は走り去ります。 主人公はいつも強いのは悪なんだと悟り、道を外していきます。 そしてその少女がアイスを売っていた女性なのです。 最初に主人公と女性が出会うシーンでは、主人公は気がつきませんが、女性のほうは幼少のときに助けてくれた人だと気づき、アイスを盗んでバスに飛び乗る主人公を、別の意味で追いかけます。 二度目の再会ではラムネと現金を奪うのですが、女性は悲しい目をして主人公を見つめ、ワゴンの中からブリキ缶を取りだして中のものを主人公に見せます。それがあのときのキャンディーなのです。 全てを理解した主人公は正義を取り戻すことになっていきます。 この映画、単に面白いだけではなく、エンディングの子供に姿を変えて手をつなぐシーンでは不覚にも泣いてしまいました。 以来チャウ・シンチーのファンです。