家電量販店に行くと1万円くらいから10万円を超えるものまであり
どれがいいのか迷ってしまうのは当然と思います。
現在の電気炊飯器は大きく分けて3種類あります。
マイコン式 と IH方式 それに 圧力IH方式 です。
マイコン式は古くからある機種で、釜の下に配置した発熱装置をマイコンで制御することにより炊飯を行います。
構造が簡単で価格がすごく安いです。1万円程度の機種はこのタイプが多いです。
炊飯による米の味についてはIHや圧力IHに比べると期待はできません。
IH方式は10年くらい前から主流になった方式で、炊飯釜全体を加熱させて炊飯します。
それによりお米に炊きムラがなく、おいしく炊き上がるため現在まで炊飯器の主流となってきました。
各社によって差はありますが、マイコン式にくらべておいしく炊き上がるのが特徴です。
圧力IH方式は最近になってIH方式の進化版として登場し、各メーカーが採用している方式です。
IHの火力に加えて、炊飯時に釜内に圧力をかけることでお米の芯まで熱と水分を浸透させふっくら炊き上がるのが特徴です。
価格は2万円台からと高額になります。付加機能や内釜の素材や構造にこだわったりして10万円ほどするものまであります。
各社いろいろと工夫を凝らした製品が多く、炊き上がりの味も良いものが多いです。
どのメーカーのどの方式がよいかは、どんな炊き上がりのお米が好きかにもよるので一概に言えませんが
これから購入するなら圧力IHの製品をオススメしたいと思います。
家族3人であれば1升炊きは必要ないと思うので5.5合炊きの製品でよいでしょう。
各メーカーの機能で「どれが自分に必要か、欲しいか」の優先順位をつけて選んでみてください。
私も最近購入したのですが、実家の10年前のIH炊飯器と比較して圧力IH炊飯器のお米は明らかに違いました。
ふっくらとしていて甘みが強く出て、もちもちとした食感に炊き上がりました。
精米したのを分けてもらった同じお米ですから、炊飯器だけの違いで差が出たのは明らかでした。
私は炊飯後に残りを冷凍とかが面倒なので、長時間保温でもスチームで乾かないという機能がついたものにしました。
少し高い買い物になりましたが、毎日のように使うものですし、欲しい機能があって
いつもおいしいお米が食べられるのであれば不満は出ません。買って満足した家電の1つです。