ご希望に反した回答になってしまいますが、生の野菜や果物を使ったエステに関しましては医学的に非常に問題があり、注意が必要です。
たとえば、今でもメジャーなきゅうり、レモン、そしてセロリもそうで、皮膚科医による美容法への異論として、このようなものを加工もしないで使うと、ソラレン(ソラーレンとも言うようです)という物質が皮膚に残留し、これがまた最低でも3-4日は落ちないそうでして、これで日光を浴びるとシミやそばかす、果ては炎症まで起きてしまう可能性があります。レモン・パックは100%危険です。
ご存じの方もあるかと思いますが、最近では、柑橘類に関して、レモンだけではなくオレンジも、アロマ・エステでは有害物質を除去した”ベルガテン・フリー”の特別なオイルを使うようにしています。
実際に皮膚がダメージを受けるので、エステに関していえば、方法にもよるかもしれませんが、生の野菜をきざんでパックするなどというのは、むしろ危険といえます。かえってフルーツ酸のみを抽出したケミカル・ピーリングや、エッセンシャル・オイルを使ったマッサージの方がよほど安心です。
そして、エステサロンの施術や化粧品に対して、過剰な期待を抱かないように。化粧品はそれ以上のものではありませんし、日常的に、薬と違って常時つけても大丈夫な商品であると思ってください。
また、薬草として使うにあたって、たしかにキャベツを湿布に使用するなどの方法はあるものの、茹でる、煎じるというように通常は加工をします。生でも大丈夫なハーブ類があるのは確かですが、食用の野菜に関しては特に注意して、正確な情報を入手してからサロンをお選びになることです。