安いタイヤは滑りやすい?と気にされている様なので・・・
多分私のほうが年式が古いと思いますがNo6の回答された方と同じ車に乗っています。古いこの手の車はシャシーはひ弱でドライブ系も無理をすると千切れる部品があるとのことなので車に優しいタイヤを選択しています。商品名はブリジストンのB70・B700を使って来ました。
しかしながらサーッキト生まれの車なので当然サーッキットへ行きたがります。(走行会)そしてかまわずこのタイヤで走ります。
この手の車は車両が軽いこともあってタイヤに負担が掛けにくくハイグリップやSタイヤで走っているライバルは前半5週くらいまでは思うようなグリップが出ていない(滑っている)ようです。
ところが前半はB700を履いた私のほうは走り始めからこのタイヤの90%以上のグリップ性能が発揮されています。したがって明らかにコーナースピードは上のようで同じスピードで進入したライバルのスピンをバックミラーで確認することもあります。ところが後半戦はハイグリップやSタイヤが温まりだすとなかなか厳しい勝負になります。
その頃のブリジストンB700は前も後ろも常ねにめちゃくちゃ滑っています。
言葉では”単なる滑り”ですがその質は大いに異なることは確かです。試しにD社の同クラスのタイヤを使用してサーッキトを走行したときは質の悪い滑りとはげ良いブロック飛びのためサーキットを走るにはあまりにも危険と判断し即廃棄しました。その点Bシリーズはスライドのコントロール性の高さで特に優れています。あとサーキット走行をしてもタイヤが減りません。
タイヤはメーカーに係らわらず必ず滑るものなのです。違いは滑り始める時期・絶対グリップ性能高い低い・スライドのコントロール性の三要素を押さえてあなたにとって何が一番大切な性能かを決めて選択されると良いと思います。
単純に考えると
晴れの日が得意なのは雨の日が弱い(ドライサーッキト向き)
初期のグリップがとても良い物は熱だれしやすくトレッドが減りやすい(ジムカーナ向き)
温るととても良い物は一般道では温度を上げにくく本来の性能を発揮しずらい(ドライサーッキト向き)
スポーツタイヤは減りが早いロードノイズが出やすい価格が高価(峠道向き)
オールラウンドに使える物はどこへ行ってもそこそこだが必要にして十分(B700の様な普通のタイヤ)
スタッドレスを一年中付けている人もいますがやめたほうがいいと思います(雪道用)
燃費重視で作られたものは激しい運動には向かないと思うが制限速度を守って走る分には大丈夫のはず(使ったことが無い)
最後に滑る様な走りは最初からしない・滑りそうならゆっくり走るというのであれば特に選ぶ必要は無いと思います。あとハンドル切って普通に曲がるだけでも高いタイヤも安いタイヤも少し滑っています。