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母が彼氏と住み始めました。
母を自分の扶養に入れていて住所も自分と同居になっているのですが、(両親は離婚しています)その母が母の彼氏(?)と一緒に住み始めました。 結婚する気は無いようです。保険証などの関係から扶養と住所はそのままにしてほしいと言われたのですが法律などにひっかかるのでしょうか? また、母に彼氏がいてその彼氏に養われていても自分の扶養にしていたら自分も生活費を渡してあげる義務があるのでしょうか?
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籍と住民票の概念の差異を理解し、それぞれの状況に応じて適切に使い分ければ、大きな問題は少ないと思います。 お母様は、現在、sarasupa様と同居しているわけではなく、彼氏の家に住んでいるという主旨の文章だと解釈いたしました。この場合ですが、住民票を彼氏の住所に移すと、健康保険などの、世帯単位での徴収を行うケースでは、入籍しているか否かに無関係に、彼氏名義の健康保険の中に、お母様を入れることができます。ただし、自営業者が加入する国民年金と、会社員が加入する厚生年金とで、対応にこまかなブレがあるかもしれません。自治体によって事情が異なることもあるでしょう。 保険証をそのままにしておくと、選挙の時に、sarasupa様の家に投票用紙が送られてきますが、それでよいのか、という問題があります。比較的近くであれば戻って来て投票できますが、距離が遠いと、投票権を行使できない可能性が出てきます。保険証をそのままにしておくこと自体は違法ではないと思います。本来は、引越しをした場合は、確か14日以内に新住所への切り替えを役所に通知しなければならないということになっているので、住民票移動なしでの引越しは違法行為ですが、この規定が厳格に執行されているかは、大いに疑問です。 お母様への扶養義務があるかについては、基本的には無いと考えて良いような気がします。相手は成人ですし、連帯保証人になっているのでもない限り、お金を払う義務があるとは思われません。ただし、sarasupa様が 戸籍単位でお母様を扶養していることを根拠とした何らかの控除を受けていて、同時に彼氏のほうが、世帯主が保険料を2人分払っているということを根拠とした控除を受けているとすれば、最悪のケースでは控除の2重取りを指摘され、sarasupa様か彼氏のいずれかが、修正申告と控除の2重取りによる支払い金額の減額分に滞納による利子をつけた金額を支払わなければならないかもしれません。 本音を言えば、良く分かりません。日本では、世帯概念と戸籍概念が混在しているので、時と場合によって、想像もつかないような複雑な仕組みになっている可能性が否定できないのです。 ちなみに私の母は、宙に浮いた年金問題が報道でブレイクする前に、まさに同じ問題を食らっています。区役所に行ったところ、未納分があると言われたというのです。幸い、父がきっちりした性格で、給料明細を全部保存してあったので、結婚後の時期であるからには、この給料明細を見れば、戸籍筆頭者の自分が母の分も年金を払っているのは分かるはずだと主張し、未納があるという記録は間違いだと役所を納得させることに成功しました。それからしばらくして、ある夫婦がテレビに出てきて、この話をするようになったのですが、それを見た父は言いました。「げ!この人たち、うちの内装をやってくれた建築屋さんじゃん!」 このような事件が発生するたびに、私はいつも思います。「住基ネットって、何のために作ったの?」
お礼
大変親身になったご丁寧な回答をありがとうございました。状況が特殊なだけに誰に相談していいか迷っていたところでした。 本当にありがとうございました。