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鍼と弱視の方の関係について
ご質問させて戴きます。 家の近くの鍼の治療院に最近通っています。個人で開業されているらしく、先生は弱視の方でした。最初、(偏見と思われたら恐縮ですが)弱視の方に鍼を刺されると言うことで正直多少の不安を感じたのですが、なかなかの名医の方で、肩こりも通院のたびにやわらいでいっています。 そこでふと疑問に思ったのですが、どうして鍼やマッサージと言った、一見視力を必要とするような仕事に、弱視の方たちが多くたずさわるようになったのでしょうか? やはり視力が弱いからこそ、別の感覚が発達するからなのでしょうか?(素人考えですが・・・) ご教授戴けたら幸いです。
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眼の不自由な人が鍼やマッサージに業として携わるようになったのは江戸時代に起源があるようです。 その流れが現代まで続いているのでしょう。 視力が弱いからこそ強みになると言うことは無いと思います。 鍼灸や指圧マッサージの診断法に「問診」「触診」「望診」などがあります。 これら全てを駆使して診断することがより良い治療につながります。 「望診」はそのまま「見て診断する」ですが、眼が不自由であることは診断の手立てが一つ無いことになります。 「望診」が出来ないからと言って必ずしも誤診に直結するわけではありませんが、これは間違い無くハンデになります。 戦後、米占領軍の政策により健常者にも広く鍼灸師や指圧マッサージ師の免許が与えられるようになりました。 これが眼の不自由な人の就業機会を失っていると考える人達がいます。 ハンデの無い健常者の方が圧倒的に有利なのは明らかです。 鍼で言えば体内に入った鍼がどの様な状態にあり、患部の内部がどの様な反応を起こしているのかは健常者でも見えません。 この点に限って言えば眼の不自由な人であっても等しいのです。 ただし、その反応が皮膚表面に現れる現象を見ることが出来ないということにおいては不利です。 掛かり付けの鍼師は眼が不自由な故に名医になったのでは無く、ハンデをものともしないご本人の努力の賜でしょう。
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- yuyuyunn
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こんにちは 素人考えですが 盲学校に治療院があったりします 学生の時から勉強の一部としているのでというのはあるかな?と思います http://211.120.54.153/b_menu/toukei/001/05122201/006/002.htm
お礼
そうなんですか。選択肢の一つとして、当初から用意されていると言う理由もあるのですね。勉強になりました。ありがとうございました!
お礼
なるほど! 「ハンデをものともしないご本人の努力の賜」 確かに穏やかな人ですね。努力は大切だと言う当たり前のことを、改めて再認識させて戴きました。ありがとうございました!