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声優さんの事務所替え、なぜ??
声優さんって結構事務所を移籍される方が多いですよね。 そういえば浅野真澄さんもこの間、アーツから青二プロに移籍されたようですし。 移籍によって、有名声優さんがひとつの事務所に集まっているわけでもなさそうですし、よくわかりません。 名塚さんのようにフリーで活躍しておられる声優さんもいるので、会社への執着というか忠誠というか縛り(?)もない業界なのかなぁ…とも思ったり。事務所によって仕事内容に差はないんでしょうか。 プロ野球業界と似ているのかなぁ、と思ったりしたんですが、やはりお給料や待遇を基準にされているんでしょうか。 そこで皆さんにお聞きしたいのですが、 声優さんは何を重きに事務所を決めていらっしゃるのでしょうか? 移籍が稀でないのはなぜだと思いますか? よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
声優は、個人事業主です。 個人事業主であるということは、つまり 『声優1人1人が社長である』ということです。 声優事務所に雇われているわけではなく、『仕事を紹介してもらい、紹介料を払う』だけの関係です。 保険や福利厚生など、一切ありませんので、将来の貯蓄やら保険やらは自分で考えないといけません。 衣装も自分で用意して、交通費やら食費やらも全部自分持ち。 それらは全部領収書をとっておいて、後で税務署に確定申告をしにいかないといけません。 運送屋とか、街の八百屋さんとか、喫茶店とかの小規模な個人経営で、法人化するほどでもない事業は全部、個人事業主となり、税務署に申告すれば、サラリーマンでも開業できます。 声優も町の運送屋さんも、ほとんど一緒です。 運送屋は運送会社に仕事をまわしてもらい、声優は事務所に仕事やオーディションの話をまわしてもらいます。 仕事を1本こなしたとして、事務所から紹介料や事務手数料を引かれ、 その上で○%が事務所、×%が声優の取り分ということになります。 この条件が良いほうに移籍するのは当然でしょう。 浅野さんも、小○坂あたりに 「え!そんな条件で働いてるの?うちだったらもっといい条件だよ!」 と青二の契約内容を聞いてみて、いい感じだったから移籍したんでしょう。 ただ、声優が移籍すると、事務所にとっても損失です。 移籍するにしても恨みを買わないようにしないと、移籍先でも針のむしろでしょう。 例に出た浅野さんですが、彼女は破天荒なキャラで知られていますけど、そのへんの業界のスジは通したと思いますよ。 狭い業界だし、誰かの恨みを買って干されるなんて嫌だろうし。 業界に友達が多い・実力がある・みんなに必要とされている人はフリーでもやっていけます。 業界での人間関係を上手くお金にするわけですね。 事務所に仕事を紹介してもらう必要が無いからピンハネされませんし、 ギャラは全部自分の取り分なので、非常に稼げます。 林原めぐみ・井上喜久子・横山智佐とかみたく、 実力・コネ・キャリア全部揃っている人は、事務所を立ち上げればさらに儲かります。 もちろん、楽な道ではないですが。
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- megane_
- ベストアンサー率23% (4/17)
まあ、NO.5さんの回答が当たらずしも遠からづって所じゃないかな? 昔、知り合いの声優さんから聞いた話ですと、仕事一本に対し、 事務所〇%・源泉徴収10%が引かれた額だと聞いた事があります。 全てが全て給料が、この方式では無いとも聞きましたし、本やCDを出せば印税が生じます。これは売れれば結構な額になります。 それらに関しての取り決めなどが事務所によって違うのでしょう。 その他、事務所の営業方針にも違いがあり、所属している声優さん にとって、やりたい仕事が違えば、そこに所属していても意味が有りません。 声優の労働条件は今だ厳しい状況です。 その他にも様々な問題があり、声優本人が働きやすい環境を求め 事務所を移籍するのでしょう。
お礼
私は声オタであるとは自覚していませんが、新人の声優さんたちがご活躍されていくのを見ているととてもうれしく感じます。 演技力のある方はどんどん出演されていますし、多方面でご活躍される方もおられます。 そんな中で、アニメ制作側・役者側、双方の労働条件が厳しいという現況はなんとか打破してほしいですねぇ。 今後ますます良い作品に出会えることができることを期待しています。 そのためにも声優さんには気持ちよくお仕事をしていただきたいですね^^ お礼が遅くなり、申し訳ございませんでした。 ご回答いただいた皆様、ありがとうございました。
- uhyahyan
- ベストアンサー率62% (5/8)
事務所に所属するメリットに、雑務やギャラだけでなく、同じ事務所 のイベントに参加しやすいとか、ユニットが組めるとか、CMを出演 番組で無くても流してもらえる事が有るからかも知れません。 移籍は何か違う事をしたい、という表れですから期待していいと思い ます。
お礼
なるほどなるほど。 声優さんにとっては”移籍は新たな挑戦である”ととらえることもできますね。 他の社会人と同じですね。 移籍に悪いイメージがあったわけではありませんが、これからは期待して見つめることができそうです。 がんばれ!ますみん!!(なんだか浅野さんばかり出てきてしましましたね^^;) ありがとうございました。
- cherrymoon
- ベストアンサー率23% (739/3104)
ある声優さんが声優事務所はあくまでマネジメント事務所であり、自分たち声優は個人事業主だと言っていました。 実際に確定申告は各個人でおこなわなければならず、通常の企業とは全然異なります。 この形式は芸能事務所と大差ありません。 ゆえに事務所への忠誠や縛りはよほどの恩がない限り発生しないと思います。 また、事務所によって得意な分野があります。 これはウィキペディアで調べると詳しい説明があるので省きますが、声優さんたちは自分をより売り込める事務所、自分のやりたい分野を扱っているがあれば、そちらへ移籍するのは当然だと思います。 声優さんは声優の仕事と同時に営業もしなければならないので、名前を売るためには移籍もやむをえないのです。 これは珍しいのかもしれませんが、事務所のマネージャーが独立して事務所を設立したのを機会に移籍をすることもあります。 このマネージャーの腕を信頼している、というパターンかもしれませんね。 逆にそこが自分のやりたい仕事をよく入れていたり、見出してくれた人がいたり、そういう部分で移籍をしない場合もあります。
お礼
詳しい解説ありがとうございます。 声優は個人事業主。う~んビビッときました。 事務所の得意分野もあるんですね。 各事務所の所属声優さんを調べて、その会社の傾向を考察するのもおもしろそうですね。 ありがとうございます。
- disease
- ベストアンサー率18% (1239/6707)
仕事の条件・給料・人間関係などでしょう。 洋画の仕事が全く無い事務所の人はよそに移らないと洋画の仕事はできないでしょう。 上の人間に嫌われれば仕事が来なくなるでしょうし、オーディションなどではキャラがかぶっていて人気か実力が上の人が同じ事務所にいるとレギュラーが取りにくいのもあるでしょう。 あとはすごく人気がある人は個人事務所を作ったり、フリーになりますね。 仕事を好きに選べるし、収入は全部自分に入ってきますね。
お礼
>仕事の条件・給料・人間関係 やはりそうなのでしょうかね。 私が例に出した浅野真澄さんも、あるラジオで移籍の話題が出た時に「ナイーブなことだから」とおっしゃっていました。 プロ野球とは全然違っていそうですね。 声優さんにとっても簡単に決められる問題ではないんだな、と感じました。 ありがとうございます。
実は、声優さんには大きく分けて2種類の方達がいらっしゃいます。 1つは、役者1本で勝負されている方(平野綾さん等)… そして、もう1つは、役者をされながら、その役者さんをプロデュース されている方達(子安武人さん等)… 役者のみで、勝負されている人達はより多くの仕事を求めて、移籍を 繰り返す。 2つの仕事を両立されてる人達は、1つの事務所に決め、自分自身を 含めた役者さん達を広く売り込みする。
お礼
声優業も単一ではないのですね。 ありがとうございました。
- lv4u
- ベストアンサー率27% (1862/6715)
声優さんという商売には、以下のような問題があるようです。なので、声優さんから見て、仕事が多い、条件の有利な事務所に移られるのではないでしょうか? 1)ベテランになるとギャラが高くなる。制作費の問題もあって、ギャラの安い新人を起用。 2)声優に「タレントの○○起用!」って話題性を重視したいので、セリフ棒読みの下手なタレント等を起用。 なので、上手なベテラン声優さんって、あまり使ってもらえなくなる。
お礼
他の回答者さんのご回答によると個人経営的な要素が強いみたいですねぇ。 私は、経験の少ない新人声優さんを使うのは一向に構わないのですが(まぁ程度がありますが)、タレントを起用するのはやめてほしいですね。戸田恵子さんのように立派なタレント兼声優さんもおられますが、ジャニーズを起用したりとかって……。 ありがとうございました。
お礼
>○%が事務所、×%が声優の取り分 結構さばさばした業界なんですね。 言われてみれば当然のような気がしました。 浅野さんってAice5に参加してたんですね。 最近知りました。 大人の対応ができるしっかり者のイメージがあります。 これからもがんばってほしいです。(どうでもいいか^^;) >業界に友達が多い・実力がある・みんなに必要とされている人はフリーでもやっていけます。 そう考えると名塚さんって若いのにすごいですね。 「飲みに行ってナレーションの仕事貰った」って話をしていたような気が…。 彼女らしい仕事の取り方なのかも(笑) 演劇・声優・趣味など楽しんでおられるようなのでお金は二の次ととらえておられるのかもしれませんね。 ついつい関係ないことをかいてしましましたが、ありがとうございました。