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旅行のガイドブックは広告費を貰って記事掲載を決めているのでしょうか

私は北海道大好きな旅人で、もうこのかた15年ほど1年に1回か2回は北海道旅行を楽しんでいます。 さて質問の件ですが、毎年新しく情報更新される「まっぷる」や「るるぶ」などを購入してはそれを参考にして旅をしているのですが、実際に北海道へ行き地元のホテルマンや知人にこれら雑誌を見せて「このお店知ってる?」と聞いても、 ・こんな店知らないよ~ ・こんな(値段の)高い店に行くわけないじゃん ・あまり美味しくないよ~ ・どうせお金払って掲載してもらっているんでしょ と言われる始末。 確かに地元の方々に本を見せると、「地元民に愛されているお店」だからといって必ずしも掲載されているわけではないようです。 まあ、旅をする人間にとってガイドブックはいい参考書ではあるのですが、本音は「地元民が愛する美味しいお店へ行き」「なんちゃって地元民を体感してきたい」というところではあります。 なので実際には(1コマいくらの)広告代を出せるようなお店が記事の主体であり、そうでないお店は残念ながら掲載されないということなのでしょうか? ご存じの方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

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  • koma24
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回答No.5

こんにちは 一応、その業界のものです。 単にガイドブックといってもいろんな出版社、ブランドがあるので一概にはいえませんが。。。 まず、おっしゃるような広告がたくさん入っているムックタイプの雑誌の場合、まず、広告を出しているお店は情報がすでに入っているわけですから掲載予定候補にはあがりやすいです。もちろん、そのときどきで特集記事を組みますから内容にあわなければ落としますので必ずしも広告でているから載っているとは限らないですが。(これの究極がいわゆるリクルート系のじゃらんとかですね) それから、ガイド記事といってもすべてが、出版社の編集部の人間が実際に取材してかいているわけではありません。ものによっては、プロダクションなど第三者に頼んで取材・記事を書いてもらっている事も少なくありません。もちろん、直接の取材でもプロダクションにたのんでもそうですが、担当の人間の取材レベルで内容も相当変わってきます。当然ながら、プロダクションの場合は取材コストはできるだけかけたくないのが本音ですし、直接編集するにしても時間が限定されたりします。有名なスポットであれば、苦労しないでよいお店がたくさんみつかりますが、そうじゃなければ、掲載できるような店自体がほとんどない(実はこれが一番困ります。掲載するほどの店じゃなくても、その店しかエリア内にない場合です) あまり重要じゃないエリアとかであれば、観光局いって資料をもらって御茶をにごすこともあります。なので、ここは力入れて取材しているなとか手を抜いているなとかは見ればすぐわかりますよね。そうするとどうしてもあたりはずれのない店、あんまりおすすめじゃなくてもエリア内に底しか店がない場合はハズレじゃないかぎり掲載、ということになりそうです。 また、ガイドブックの重要な目的として、最大公約数的に読者に満足してもらわないといけないということ。特にグルメ記事とかだと、B級グルメ派の人も、旅だからこそ高級なものというひとも両方満足させないといけません。ガイドブックで扱う場合、アクセスや営業時間などの利便性も重要ですよね。 限られた紙面で、かつどのエリアにもまんべんなく掲載となるとどうしても無理がでてきます。出版社がターゲットとしている読者層にうけそうだと考える店を優先的に載せますから、その対象読者層以外の読者だと満足できない結果になるかもしれません。 それから、飲食店だと店によってはガイドブックにのることを嫌がるお店もあります。特に小規模のお店で地元民だけで十分はやっているような店だと、いわゆる一見客が増えることで本来の常連さんが入れなくなって迷惑かけるというものです。また、一見さんが増えることで店の雰囲気が変わることを嫌がる店も同じく取材をいやがりますよね。取材すれば、当然店にいろいろ聞きますから掲載拒否のお店はその時点で断られます。まともなマスメディアできちんとした担当者が取材していれば、店側に無断で掲載ということはないように思いますが。 あとガイドブックと一言でいっても、得意不得意があります。最近はどの出版社もライバル誌を研究してさほどの違いはなくなりましたが、あえていうならたとえば、地図関係の情報なら昭文社のマップル系、グルメならJTB系(?)がといった特徴を把握して目的にあったガイドブックを選ぶのもポイントです。そういう意味では、グルメ関連なら、ガイドブックというより、地元タウン誌、グルメガイドの本で探すべきということになりますが。 私も、マップル、るるぶはよく利用しますが、グルメガイドはあんま期待していないです。とはいえ大ハズレはないのではじめて行く場所ではやはり便利です。私の場合、ある程度スケジュールが決まっていたらネットで口コミ検索かけて、ガイドブックは現地に入ってネットで調べられないときに活用しています。

circus65
質問者

お礼

ありがとうございます。 昨年あたりから北海道へ行くとなるべく地元タウン誌を買うようにし、気にいったら定期購読するようにしています。旅の楽しみは前もってどこのお店へ行こうか悩むところにもありますので、雑誌の存在は欠かせませんね。かといって全国誌は旅する人間の目線に近く、地元誌はやはり地元民の目線で作られていますので、旅する人間の立場から欲を言えば「目線は前者」「情報は後者」になってもらいたいものだと思っています。 広告(お金)が絡んだ本づくり…というのはちょっとうがった見方でした。反省です。 納得のご回答に心より感謝いたします。

その他の回答 (4)

  • FEX2053
  • ベストアンサー率37% (7991/21371)
回答No.4

知人に旅行雑誌のライターさんがいるんですけど。 基本的に「取材先から直接お金を貰って掲載する」なんてことはない です。むしろ、便宜を図ってもらったお礼を置いて来る場合すらある んだそうですよ。広告は広告として、雑誌の右上に「企画広告」など と記載して書かれている筈ですし。 ・・・まあ、企画広告の出稿も無い訳じゃないそうですが。 どの店を紹介するかは、やはり「ライターの腕」なんだそうです。 実際、かなり行かないとその町の「隠れた名店」にはたどり着けない そうですし、一回の取材でそこまで出来るか、というと(?)なんだ そうです。 ライターの「腕」は、自分のポケットに「行きつけ」の街をどれだけ 持っているかで決まる・・・みたいな所があるんで、彼も仕事の無い 時にも自費で色々な所に行っていますねえ。本来、国内専業のはずの 彼なのに、釜山とか台北とかからメールが飛んできたりしますから。

circus65
質問者

お礼

ありがとうございます。 なるほど、それなら各地方に「在宅ライター」を配置すればよりいい書面作りができるかもしれませんね。

  • _l-o-l_
  • ベストアンサー率43% (567/1316)
回答No.3

お店が知らないうちに掲載されているケースもあるようですよ。 http://nakamuraya-shop.com/situmon2.html 実態はわかりませんが、広告代というのは都市伝説のような気もします。 しかし「地元民が愛する美味しいお店へ行き」「なんちゃって地元民を体感してきたい」 というなら、そもそもるるぶやまっぷるを買っちゃいけません。 自分の嗅覚を頼りに街を歩かねば。 あなたの目的からすれば、そこに醍醐味があるのではないですか。 地元のホテルマンや知人に聞いちゃうのが手っ取り早いんでしょうけど。

circus65
質問者

お礼

ありがとうございます なるほど、美味しいお店には「出てもらうこと」の了解をとることが第一で、広告代などは全く絡んでいないのですね。

  • zenzen123
  • ベストアンサー率43% (357/818)
回答No.2

 雑誌、新聞、テレビでも広告主に有利な事を流します。 不利なことは流しません。  地元の有名店、絶対外せない店なら広告費も要らずに掲載はするでしょう。

circus65
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはり地元の有名店などを欠かすわけにはいきませんものね。 納得です!

  • mat983
  • ベストアンサー率39% (10265/25670)
回答No.1

想像ですが、 本を売るには既存の情報にはない新しい内容にしたいという 編集者の意気込みがあると思います。 店を紹介するにしても老舗とか有名店とともに、 新しい店もプラスして紹介しようとしていると思います。 編集者が独自に見つけた新しい店がヒットすれば、相当嬉しいものです。 老舗ではそれが得られません。 また、店の写真や、メニューを紹介するには店の協力が必要です。 ただで協力してもらうので、掲載するのです。

circus65
質問者

お礼

ありがとうございます。 なるほど、確かに記事内に新しいお店を見つけた時はこちらも「行ってみたい」と思いますね。 毎年同じお店の紹介では、毎年雑誌を買い続ける意味もありませんし(笑)。