笑福亭仁鶴 桂枝雀 桂文枝(三枝)の違いについて
御三方共昭和30年代から40年頃に入門され、
丁度人数が少なく、絶滅の危機にあった上方落語を
世間にアピールし、地位を上げた功労者であると云われております。
三名とも学生時代から素人参加番組の常連で、桂枝雀師や
桂文枝(三枝)師はスタートは漫才やコントを演じていたそうです。
笑福亭仁鶴師は「タレント」として吉本興業の売り上げに貢献した。
桂枝雀師は落語に今までに無い解釈を加え、新境地を開いた。
桂文枝(三枝)師も仁鶴師に負けず劣らずタレントとして活動していたが、従来の新作から脱した創作落語で地位を築かれた
と云う感じなのでしょうか?
私は1975年生まれですので、丁度物心付いた頃には(小学生位)
仁鶴師はほとんどマスコミには登場せず、
落語家としての活動に主軸を置いていた様です。
話芸は見事で巧いと思いましたが、
ほぼ手を加えずに従来通りに演じている感じでした。
この御三方の違いについて教えて戴ければ幸かと思います。