はじめまして。18才で将来の事をご家族と話し合いながら計画されているというのはとても素晴らしいですね。
インターナショナルプリスクールの経営者として何かアドバイスができればと思い参加させていただきます。
まず、希望は保育園、幼稚園への勤務がメインですか?それとも英語教室、インターナショナルスクールに是非ということでしょうか。
私にはそれぞれが違うプロの専門性を必要とされる仕事に感じます。
例えば 日本の保育園幼稚園へ勤務を強く希望されるなら他の方もアドバイスされているようにしっかりと保育や幼児教育の専門性を高められ、アルバイトなどでも積極的に保育経験を積まれると良いと思います。
英語教室で働きたいなら基礎英語力だけでなく、レッスンプランの立て方など学ぶ英語講師の講座を受講しておくことが必要ですね。
またインターナショナルスクールというのは、アメリカンスクールを考えてられるなら、言語のスキル、文化理解など国や学校方針によって違うと思います。(欧米系、中華系、インド系それぞれに特徴)
そしてうちのようなインターナショナルプリスクール(未就園児のための
英語保育施設)の場合は、これも様々です。
英語塾系プリスクールの場合高い英語力でレッスンができる先生が重宝され、託児系がメインで外国人もいる、というプリスクールなら保育士資格があって英語が好きなら・・というところもあるようです。
では、例として、具体的にうちの採用をお伝えします。
うちは塾系ではなく、暖かい保育を大切にした英語イマージョン(生活の中で浸すように体験する)形式のプリスクールです。
まず人材採用には人柄や、コミュニケーション能力はもちろん、保育士の免許、そして高い英語力、またはその両方を求めます。
「英語が出来る日本人先生」というポジションの場合、プランニングシートや子どもの保育記録などクラスの全てや、外国人ティーチャーとの打合せ、レッスン内容のレクチャーなど、全て英語なのでTOEIC850点以上を求めます。留学経験や海外での経験も重要視しています。保護者の前でも発音やコミュニケーションをしっかりとできる先生でないと「あの先生の英語では・・・」と言われますのできれいな英語を話せることを要件としています。
「英語が話せる保育士または幼稚園教諭」として採用の場合は、まずは国家資格、そして日本の保育の経験があること。保育や幼児教育の観点から
子どもの安全環境保持に責任者として携われ、保護者の悩み相談なども含めて色々な対応ができる養護能力をを求めます。TOEIC700~くらいでも
日常会話でコミュニケーションができれば良いと思います。
採用実績としては短大でみっちりと日本の保育や幼児教育を学んで資格を取得して、その後1年くらい海外のチャイルドケア修了証取得プログラムなどに
留学して現地での経験を積み、帰国した保育士さんや、幼稚園の先生、
またはバイリンガルで、海外のプログラムについても詳しく、チャイルドケアのトレーニングも受けたことがある方。
現在正社員は4人、3人は主婦の方などなので本人達の希望でシフト制のパート勤務です。
採用については短大から斡旋・・・といった例はほぼ無くて、みなさん
積極的に自分で売り込んでこられたりLETSといった留学&児童英語講師プログラムスクールさんの卒業生さんがネットで探してきてくださったり、
中には海外留学中にホームページをみてスカイプで面談を希望してこられたりして積極的に仕事と手に入れる、といったアクションが多いです。
まだまだ18才、色々な可能性がありますね、
他の方もおっしゃっているように、昼も夜も時間を詰めて勉強され資格をとられても、人間としての幅や楽しい経験を沢山された方の方が採用されることもありますので、自分が生き生きと学んで、素敵な先生になれる方法を
選ばれると良いと思いますよ。頑張ってくださいね。
何か参考になることがあれば嬉しいです。