15年前といえば、1993年頃ですね。
日本はバブル崩壊。20年前ならバブル全盛期。この違いは大きいですね。
バブル期は、基本的にロメオ・ジリとかアルマーニとかのインポート系の
スーツが流行ってましたが、平成以降、世の中が急激に地味になって
服に金がまわらなくなって、デザイナーズ・コレッツィオーネとかで、うれなくなった
イタリアンブランドを安く売っていたりしました。
当時のショップMDは、米国から廉価なGAPやベネトンをもってきて、わが国では
柳井さんが日本のGAPをめざしてユニクロの店舗拡大を画策し始めた頃です。
学生さんのファッションは、渋カジといって渋谷系カジュアル。要するにアメリカン
カジュアルの一種なんですが、ハリウッドランチマーケットとか原宿竹下通りや
BEAMS系のカジュアルアイテムを着ている人が多かったですね。
いわゆるトラッドも、デザイナーズブランドも影をひそめて、なんとなくエディー
バウワーやナイキやティンバーランドとかいうスポーツブランドショップのウエアが
流行った時期ではないでしょうか。
渋カジの影響でB2ndとか原宿の古着屋のような「ジャンクショップ」が全盛でした。
そのなかで、際立っていたのが、アメ横系列のTRIBECA(自由が丘)EMPIRE
(三茶)あたりが仕入れていたCPカンパニー、ストーンアイランド。今ではどこの
百貨店でも買えるようになりましたが、当時はジャンクショップのなかで異彩を放って
いましたね。
>外ポケット付きの綿のズボンに、ぴっちりもしていないし、かといって、
>ダボダボでもない、ニットをズボンに入れずに
当時は、カーゴパンツとかいわずに、軍パンとかいっていましたが、これが
ダボダボでないというのは、結構上背があるんではないでしょうか。
ニットをズボンに入れずに着るのは、当時は今より全体に極めてオーバーサイズ
ビッグシルエットですから当然の着こなし
学生は短パンはいて、スケーター、ローラーボーダーみたいなカッコしてました。
>着ていて、アクセサリーは特につけていないのって、
>おしゃれなファッションといえるんでしょうか?
ウォレットチェーンとかは当時流行ってないですから。
アクセサリーより当時は重ね着で変化をつけるのが流行ってましたね。
お礼
渋カジですか。参考になりました。