海の恵は誰の物?
最近TVでアサリを取る人を密猟者として取り扱ってるニュースを見て釈然としない物を感じました。
私的には、海はみんなの物という意識が結構あるので、
家に持ち帰って食べる、という密猟者?とされている側の気持ちもよく解ります。
確かに、アサリを人工的に撒いて利益を上げている所もあるので、
その様な場所で無料で持ち去ったならば、問題があるとして密猟者扱いしても良いと思いますが、
自然に繁殖し、人の手もあまり加わっていない海岸で自然に生きている魚や貝を取る事が
果たして本当に悪い事(密猟)とまで言える事なのでしょうか?
そもそも海というのは国の物ですが、そこの生き物までは国の物とはしていません。
したがって、そこの生き物を取るのは基本自由という考えのはずで、
現に昔の人はそうやって海の生き物を取って生き、恵みに感謝して生きてきたはずです。
漁師などに与えられた漁業権なども、それを生業とする事への権利を与えただけの話ですよね?
当然、権利の中には、そこの決められた場所を占有する権利もある事は理解しています。
しかし、そこで養殖している貝や魚なら捕獲禁止とするのも納得できますが、
自然に生きて繁殖している物をまでも捕獲禁止とするのはどうも腑に落ちません。
個人的には漁業権を理由に海を独占し過ぎているやり過ぎ感がしてしまうのです。
私は田舎で育ったのですが、そこでは自由に釣りを楽しむ事が出来ましたし、
漁師の解釈も海はみんなの物、という解釈で(おそらく)
漁師の居る所で釣りをしても注意されたり怒られたりした事がありませんでしたし、
そこでは釣り人を拒んだり釣り禁止ともしていませんでした。(おそらく)
たまたま、その釣りをしている所が漁業組合の管轄外だった?という可能性も
解らないので無きにしも非ずですが、
それらの違いは我々には解りませんし、その様な違いなのであれば、
管轄外なら基本は取っても良いという事になると思うので、
場所を間違えた程度で即、密猟者扱い・・・というのはちょっとやり過ぎだと思えてしまいます。
TVの影響なのか、地域的な違いによる問題なのか解りませんが、
最近は釣り人を犯罪者扱いしたり、潮干狩りをしている者を犯罪者扱いしているニュース番組を
よく目にするようにもなりました。
いったい、いつから海の生き物は漁師だけの物、という解釈が「普通」になったのでしょうか?
みなさんは海に自然に居る生き物は漁師だけの物という考えですか?
それとも、みんなの物という解釈でしょうか?
皆さんの感じている素直な考えや感想を教えてください。
釣りなんかしなきゃ良い、とか、スーパーで買って食え!という「道理」とは違う話なので
その様な回答はご遠慮下さるようお願いいたします。
お礼
とても詳しい情報をありがとうございます。 琵琶湖はそばを通ったことしかありませんし、今回思いつきもしませんんでした。 釣りが出来そうにないのは残念ですが、一度ゆっくり行ってみたくなりました。 ありがとうございました。