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シンフォニーの作曲法について
前期古典派の教科書的シンフォニーを作曲しようと思っています! が、鍵盤譜から起こすか総譜から起こすか迷っています。18世紀当時ではどちらが一般的だったのでしょうか?鍵盤譜の場合は通奏低音パートを決めてその後に旋律パートなのか....。やってみたいです! というよりも最初はこんなデカいスケールの作品からではなくて弦楽カルテットや助奏付き鍵盤ソナタみたいな室内楽から始めるのが筋でしょうか? ちなみに私はバロック時代の鍵盤組曲しか書いたことがありません。
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鍵盤譜から起こすほうが良いと思います。大譜表からの編曲をいう形で、シンフォニーに仕上げるのが良いと思います。器楽曲からオーケストレーションされて管弦楽曲になったのもありますし、勉強としては編曲ということから、各楽器の特徴、最高最低音、よく鳴る音域、効果的な使い方、テクニックの限界などを学ぶのが良いと思います。編曲のネタは、既存のでも自作でも意欲の沸くもので良いと思いますが、自作の鍵盤作品があるのであれば、まず弦楽四重奏に編曲し、さらに木管パートを加え、金管パート、打楽器を加えるという方法で最終的に管弦楽曲に仕上げるという手順が良いと思います。
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- tattom55
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No.3 です。 >大作曲家の弦楽カルテットを管や太鼓で色付けしてシンフォニーに編曲す る練習をするというのは効果的な練習でしょうか? 良い方法だと思います。実際、バッハもブラームスもシェーンベルクも先人の曲を編曲して勉強してるし。ハイドンやモーツァルトのクァルテットを下敷きにするなんて贅沢で楽しい作業になりそうだね。また、モーツァルトのピアノソナタやヴァイオリンソナタをシンフォニー化するのも良さそう。編曲というだけでなく大作曲家たちの「筆」を知るまたとない機会になるでしょう。楽しんでください! ソナタ形式のさらなる勉強も忘れずにね。
お礼
早速、弦楽カルテットだけでなく色々な編成のソナタをシンフォニー化してみます。
- tattom55
- ベストアンサー率52% (194/367)
「前期古典派の教科書的シンフォニー」とは弦楽器群が主体で管楽器はオーボエ、ホルン、ファゴット程度の規模で、ということですか? ならば弦楽四重奏に肉付けしていくというのが早道ですね。それ以上の管楽器を使うのだと管楽器アンサンブルの勉強が必至だから、むしろ管楽器のための交響曲のようなものを充実させる方がいいと思う。 作曲家の未完のスケッチなどではピアノ譜のもの、メロディのパートのみのものなど人それぞれですよね。モーツァルトみたいに頭の中で完成している場合を覗けば、みんな骨組から作り始めていると思いますね。 交響曲を書く前に独奏ソナタを書くというのも大作曲家のたどった道であることを考えると小さなものを大きく変えてゆくといった作業がいいんじゃないですか? ソナタを書いたことがないのならなおさら、とオレは思います。
補足
弦五部(5/4/2/2/1)と二管編成のオーボエとホルン、そして通奏低音(バスーン&ハープシコード)という規模です。 祝賀的なイメージを出したい曲には二管編成のフルートとトランペット、そしてティンパニを加えます。 鍵盤ソナタを書いてから弦楽カルテットに編曲して管や太鼓で色付けします。 大作曲家の弦楽カルテットを管や太鼓で色付けしてシンフォニーに編曲する練習をするというのは効果的な練習でしょうか?
- bari_saku
- ベストアンサー率17% (1827/10268)
手順はお好みでいいように思いますが、演奏側の立場から回答申し上げますと、ぜひ作曲の前に使用楽器の奏法の、基礎的知識を把握していただきたいと思います。 鍵盤楽器では簡単にできることでも、弦楽器・管楽器での演奏の場合、難易度が飛躍的に上がったりするので… (たまに「あの~、そもそもこの音出ないんですけど」という音域の音が書いてあったりします)
お礼
>>使用楽器の奏法の、基礎的知識の把握 ピリオド楽器を使用します。構造や演奏方法を勉強させていただきました。管は古い時代の物ほど制約が大きいのでとても音楽的な勉強になり、楽しかったです。
お礼
鍵盤ソナタ→弦楽カルテットに編曲→木管の色付け→金管の色付け→ティンパニ でやってみようと思います。ちなみに鍵盤ソナタは自作します!