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躁鬱病(双極性障害)とパーソナリティ(人格)障害

遠距離恋愛中の彼が躁鬱病と診断されており、先日 医師から「彼女(私)の人生のことも考えて別れたほうが良い。」と言われたそうです。 私は、医師のその一言の意味もわかりますが、正直腹が立ちました。 そんなことわかった上で支えようと思って付き合っています。 躁鬱病だとしても、それをカバーできるような彼のいいところはたくさんあります。病は彼を構成する一部であると思います。 その言葉は「あなた(彼)は幸せになれない。」と死刑宣告をされたようなもんだと思います。 彼も、悔しいといって泣いていました。 私は、その医師より何年も長く彼を見ていて躁鬱病だとは思いません。むしろ彼の性格(パーソナリティ)的な問題だと思っています。 人格障害と躁鬱病の違いを教えてください。よろしくお願いします。

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回答No.3

いろいろと大変でしたね。双極性障害とパーソナリティー障害では 全然違うのですが。 まず双極性障害の定義なのですが、下記のURLをご覧下さい。 http://square.umin.ac.jp/tadafumi/ 双極性障害  うつ状態と躁状態が出現する病気です。躁状態だけの人も、いずれうつ状態が出てくることが多いので、双極性障害とほぼ同じ病気と考えて構いません。双極性障害は、100人に1人位しかかからない病気で、誰でもなりうる「うつ病」とはだいぶ違います。いったん治っても、放っておくとほとんどの人が数年以内に再発するので、生涯にわたる予防療法が必要になります。 気分障害とは、文字通り気分が沈んだり、「ハイ」になったりする病気です。以前は感情障害と呼ばれていましたが、泣いたり笑ったりする「感情」の病気というよりも、もっと長く続く身体全体の調子の病気という意味で、気分障害と呼ぶようになりました。病気がひどい時に、一時的に妄想や幻聴などの精神病症状がでることもありますが、いわゆる精神病には含まれません。 気分障害には、大きく分けて2つの病気があります。1つはうつ病、もう1つが双極性障害(躁うつ病)です。 (注: その他に、気分変調症、気分循環症、抑うつ気分を伴う適応障害、器質性気分障害、内科疾患に伴う気分障害など色々ありますが、ここでは代表的な2つのみについて解説します。) パーソナリティー障害については下記のURLをご覧下さい。 http://topaz.oops.jp/personalitydisoder/main.html あなたの彼がどれにあたるのかは、判断できませんが 身近に居るあなたなら、なんらかの気付きがあるやも知れません。 さて、双極性障害なら薬物治療がメインです。 おもに、リーマス、テグレトール、デパケン、ランドセンといった 気分安定剤を用います。ランドセンに関して言えば、このお薬は てんかんなどの治療にも、用いられます。デパケン、テグレトール も同様です。リーマスに関しては、下記のURLをご覧下さい。 http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1179017.html 彼が双極性障害なら、薬物による安定が可能です。 主に、気分安定剤によってかんかいを目指します。 精神科において、治癒という言葉は用いることが少なく 部分かんかいとして、診て行きます。 パーソナリティー障害の場合、少しやっかいです。 妄想性人格障害(妄想性パーソナリティ障害) 分裂病質人格障害(分裂病質パーソナリティ障害) 分裂病型人格障害(分裂病型パーソナリティ障害) A群は、精神科医が統合失調症と診断したいものの、その診断基準を満たさない人たちに用いることが多い消極的な診断名である。 したがって治療についても統合失調症の治療に準じており、患者との合意のもとに投薬したり、精神療法を行ったりします。 統合失調症の場合、「治癒」ではなく「寛解」という言葉を用いて治った状態を表すように、再発の危険を考慮に入れつつ、慎重に治療の継続を考えていきます。 これと同様に、A群人格障害(A群パーソナリティ障害)においても、彼らの病像がたとえ消去し、治った状態にあっても治療の継続を慎重に検討していくことになります。 現代精神医学が進歩した結果、統合失調症の治療が可能になったのと同様、A群人格障害(A群パーソナリティ障害)の患者さんも治療可能だと言えます。 また、境界性人格障害(境界性パーソナリィ障害) 反社会性人格障害(反社会性パーソナリティ障害) 自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティ障害) 演技性人格障害(演技性パーソナリティ障害) の場合においても、 B群人格障害(B群パーソナリティ障害)については人格障害の中核的な部分を占める境界性人格障害(境界性パーソナリィ障害)について説明しようと思います。 境界性人格障害(境界性パーソナリィ障害)の治療については、彼らも精神科医も疲れきってしまう場合があります。 境界性人格障害(境界性パーソナリィ障害)際限のない要求に対して、精神科医は当然、一定の治療枠を設けようとします。しかしこの枠こそ、境界性人格障害(境界性パーソナリィ障害)の人が最も忌み嫌うものなのです。 彼・彼女らは、ある枠にはめられることが最も苦手です。この枠を取り外そうとして、まさに「体を賭して」精神科医に向かってきます。この賭けは中途半端なものではなく、場合によっては命を落とすこともあります。 ではどうすれば、境界性人格障害(境界性パーソナリィ障害)の治療はうまくいくのでしょうか。これに王道はありません。 精神科医は地道に患者さんとお付き合いをしていく他はありません。 イギリスの精神分析医であるバリントのいう「大地のように、水のように、患者さんに接し、地のごとく支え、水のごとく浮かべ、患者さんの激しい行動に耐えていると、いつかしか患者さんは新しい出発点に立つかもしれない、そうはならないかもしれないが少なくとも害はない」という態度で、境界性人格障害(境界性パーソナリィ障害)の人に接していくほかはないのです。結論を言えば、境界性人格障害(境界性パーソナリィ障害)の治療は非常に困難なものであるが、完全とまでいかなくても、治っていく可能性はあるということです。 回避性人格障害(回避性パーソナリティ障害) 強迫性人格障害(強迫性パーソナリティ障害) 依存性人格障害(依存性パーソナリティ障害) である場合は、 C群人格障害(C群パーソナリティ障害)のうち「回避性人格障害」については、「社会的ひきこもり」と呼ばれる人たちの治療に準じます。「社会的ひきこもり」につけられる病名は「回避性人格障害(回避性パーソナリティ障害)だけでなく「社会恐怖」などがあり、「回避性人格障害(回避性パーソナリティ障害)」イコール「社会的ひきこもり」ではありません。治療で気をつけるべきことは、焦らず少しずつ回復を待つという姿勢、そして、主治医やカウンセラーとの関係の中で自らの主体性を回線させていくという点です。また、家族会や自助グループなども有効に作用するので、これらの社会資源を利用することも忘れてはいけません。 以上のことからわかるように、パーソナリティー障害は複雑なのです。 >人格障害と躁鬱病の違いを教えてください。 以上のことからもお分かりいただけたかと思いますが 全く異質であるということです。 まだ、双極性障害である場合のほうが、治療しやすいという事です。 お大事に。

noname#166310
noname#166310
回答No.2

うちの母はうつですが、人格的に問題があると感じる点は多くあります。 しかし#1さんのようなサイトでチェックすると、人格的には問題はあるけど人格障害とはいえない。という感じになります。 躁鬱はわかりませんが、うつの場合母をみていると、日ごろからの気持ちの持ちようとか本人の考え方で引き起こされると感じますので、人格に問題があると感じる気持ちもわかります。 医師の判断に疑問があるなら別の医師にかかるとよいと思います。

noname#56778
noname#56778
回答No.1

専門家ではない人間に病気の区別が付くとは思いません。 また専門医でも、主治医が代われば病名が変わることがよくあります。 また一口にパーソナリティ障害と言っても、いろいろなタイプがあります。 下記サイトは参考までに。 http://square.umin.ac.jp/tadafumi/ http://akatan.cool.ne.jp/jinkaku.htm