アナログ放送には「ダビング10」は関係ありません。
「ダビング10」とは「(地上、衛星、ケーブルを問わず)デジタル放送のデジタル信号の中に、コピーワンス信号が含まれていた時にのみ、意味がある」のです。
「コピーワンス信号」とは「このデジタル番組は、1回しかダビングできません」と言う制御信号です。
視聴者の「1回だけじゃ、ダビングに失敗した時に困る」という要望により規制が緩和され「では、1回じゃなく10回にしましょう」と言う事になり、名前が「コピーワンス」から「ダビング10」に変わりました。
で、この「1回のみ」の時代に作られたDVDレコーダーは、機器内部のプログラムを変更する事により「10回まで」にバージョンアップが可能です。
また「10回まで」と決まった後に発売された機器は、最初から「10回まで」になっているので、何も気にする必要はありません。
更に、この「回数制限」は「デジタル放送のみ」なので、アナログ番組には何の関係もありません。
で、ここからはアンテナの話。ここまでの話とは「一切関係ない話」です。
「地上波」には「アナログ」と「デジタル」があり、それぞれ、異なるアンテナを使用します。
「地上波アナログ」はVHFアンテナを使い、「VHFの1~12ch」の電波を使います。
「地上波デジタル」はUHFアンテナを使い、昔で言う「UHFの13~63ch」の電波を使います。
「地上波アナログ」を受信するには「VHFアンテナ」と「VHFの1~12chのアナログ電波を受信できる、アナログTVチューナー(受像機、テレビ)」が要ります。
「地上波デジタル」を受信するには「UHFアンテナ」と「UHFの13~63chのデジタル電波を受信できる、デジタルTVチューナー(受像機、テレビ)」が要ります。
で、今の「地上波デジタル対応機」は「アナログとデジタルの両方を受信出来るよう、チューナーが2つ入っている」のです。
なので「2011年を見越して、ブルーレイを買うだけ」なら、アンテナを変えてはいけません。アンテナを変えると、今使ってるアナログテレビでTV放送が見れなくなります。
アンテナを変えてしまうと、テレビ本体も「デジタル対応機」に変えなければなりません。
お礼
早速回答いただきありがとうございます。 大変わかりやすい説明で十分過ぎるくらいよくわかりました。 すっきりしました。