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コンデジのAF機能(性能)
なるべく大きい画像(拡大画像)を得るために、接近する方がよいか、遠くからズームアップする方がよいか、いろいろやってみました。 下記要約しますので、大きく違うところがありましたらご指摘ください。 (3.5倍光学ズームのコンデジです) 1.マクロ撮影の場合 文句なし。 ワイド(接近)のときに一番大きい画像が得られる。 離れた位置で(大きい画像を得ようと)ズームアップすると、 ほとんどピントが合わない。 2.通常撮影の場合 離れた位置でズームアップしてもピントは合わせられるが、接近したときの方が画像は大きい。 3.マクロ、通常撮影いずれにおいても、「ピント合わせ不可」の警報が出る領域でも、 ピントが合っていることがある。(目視でわかる) 警報は、100%正しく「ピントが合っていない状態を知らせる」ものではない。 (余裕を持たせている?) 表現の稚拙なところはご賢察ください。 機種によっても違うと思いますが・・・。
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soramistさん こんばんは #1さんが簡単に概ねの事を説明されていますので、適当にしか回答してない3.について説明しますね。 カメラのレンズには「被写界深度」と言う機能が有ります。「被写界深度」とは科学的に調べたらピントが合って無くても出来上がり画像画像上はピントが合ったかの様に見える範囲の事です。言い方としては「被写界深度が深い」(出来上がり画像上ピントが合ったかの様に見える範囲が広い事)、「被写界深度が浅い」(出来上がり画像上ピントが合っている範囲が狭い事)と言う言い方をします。 コンパクトデジカメでは、センサーサイズが極小に小さい関係で被写界深度は深くなります。その関係で化学的に細かく調べたら本来はピントが合って無い距離での撮影でも、出来上がり画像上はピントが合ったかの様に見える場合が多々有ります。したがってレンズの最短撮影距離より近づいて撮影しても、出来上がり画像上はピントが合って見える場合が有ります。これが「ピント合わせ不可」の警報が出る領域でもピントが合っている事がある理由の1つです。マクロ撮影では元々の被写界深度が浅いので、マクロ撮影ではこの理由で「ピント合わせ不可」の警報が出る場合では稀かもしれませんが通常撮影ではコンパクトデジカメでは多々起こる現象です。 「被写界深度」のコントロールの仕方ですが、1.より広角側の焦点距離の短いレンズを使うと被写界深度は深くなる、2.絞りをより絞る(絞りの数字を大きくする)事で被写界深度が深くなる です。したがって広角側の焦点距離で例えばISO400等の高感度設定で晴天時に撮影すれば、レンズの最短撮影距離より近づいての撮影でも出来上がり画像上はピントが合って見える画像が撮影出来ると思います。 もう1つの理由は、コンパクトデジカメが「コントラスト方式」のピント合わせの方式を採用しているからなんです。この方式のピント合わせ方式は、コントラストの差でピントの距離を検出する方式ですがピントを合わせるたい場所と他の場所とのコントラスト的に差があまりにも無い場合や暗い所でのピンと合わせは苦手なんです。したがってこの方式を採用した機種では、ピントが本来合っている位置にレンズのフォーカスが来ていても「ピントが合って無い」(正確には「ピント合わせが出来ない」)と間違って解釈してしまって「ピント合わせ不可」の警報が出てしまう機種も有る様です。最近は「コントラスト方式」でのピント合わせでも向上してほぼピントを外す事が少なくなりましたが、撮影距離が最短撮影距離~∞であっても「ピント合わせ不可」の警報が出てしまう場合や違う所にピントを合わせてしまう場合も撮影対象によっては有る様です。 以上がAFの「ピント合わせ不可」の警報を、「100%正しく「ピントが合っていない状態を知らせる」ものではない」と感じる理由です。 以上何かの参考になれば幸いです。
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- tomban
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コンパクトデジカメではいわゆる「広角マクロ」が一般的です。 これはおそらく「レンズの構成によるもの」と、「サンプルを写すときに使い勝手が良い」などの理由(多分、まだあります)だと思われます。 広角最短時の撮影倍率が一番高い、ということですが、例外もあります。 例えばルミックスのFZシリーズは、三倍ほどのときが一番倍率が高いです。 ズームレンズの構成で、最大倍率が変わってくるのです。 また「3」に関しては、合焦時にランプが光らないときもあれば、その逆もありますので、コンデジの性能は「そんなもの」と考えておくのが良いでしょう。
お礼
詳しい解説を有難うございました。
お礼
より詳しいご解説を有難うございました。