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あなたが思う頭の良い人とは?
頭の良い人の条件って人によって違うと思いますが あなたが思う頭の良い人って共通してどのような条件を満たしている人ですか? それが有名人であれば人名を出していただければ有り難いです。
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- harepanda
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頭が良いという言葉のなかには、様々な要素が入っており、全ての能力が他者よりも抜きんでて優れているという人は、非常にまれです。例えば、人間心理に対する洞察力が高く、他人の思考過程やパターンを読み取り、相手が出すであろう結論を先読みできてしまう、場合によっては相手が解決できずにいる問題を、相手に代わって解決案を示すことができるという人がいます。しかし、同じ人物が、暗算で足し算・引き算をしようとすると、くり上がり・くり下がりが入るともうお手上げで、2桁の足し算・引き算すら紙に書きながら計算しないと、計算できなかったりするわけです。 現代音楽における「頭の良い人」の共通項など、すぐには思いつきません。あえて言えば、文学、社会学、心理学、宗教学、哲学、文芸評論、サブカルチャー評論、異文化交流などの文科系的教養の分野で潜在能力が高く、かつ、柔軟な応用力や、切り替えし発言の鋭さなどの要素を持っている人だと思います。当てはまる人物として思いつくのは、下記の通りです。 ●デーモン小暮閣下 ご存知、「これが我輩の素顔である」と言っている、ド派手なメイクの人です。自称、紀元前98038年11月10日生。テレビCMで、デーモン閣下がポンズで顔を洗っているのを見た時は爆笑しましたが、やはり一般の女性受けはしなかったのか、同CMはほとんど見られることなく放映が止まってしまいました。以前、「最も年齢が高い現役中のバンドは何でしょうか?」という質問に対して私が「聖飢魔II」と応えたことがあるのですが、苦笑されてしまったようです。 この人は実は帰国子女で、柔軟な異文化理解が出来ると共に、日本の古典芸能に詳しく、特に相撲については、第一人者と言って良いほどの人物なのです。かつては深夜ラジオで「大相撲を666倍楽しむ方法」というコーナーをやっておりましたが、ご存知の通り、666というのは黙示録に出てくる悪魔の数字です。昨今ではNHKの相撲の放送にコメンテーターとして出ていることもあり、会場で気がついた人々が「デーモンさーん!」「閣下!」と大声を上げるので、相撲を見に来たのかデーモン小暮を見に来たのか、よくわからないほどです。最近の親方と先輩力士による若手力士暴行殺害事件の時は、NHKのニュース特集番組「クローズアップ現代」にまで登場、字幕では「デーモン小暮閣下さん」というわけのわからない紹介のされ方をしていました。発言内容は極めてまっとうで、今こそ角界の膿を出し切らなければならないなどと指摘しています。 また、「子供が生まれたら、悪魔ちゃんと名づけますか?」という質問には、「人間は、自分の子供に、人間ちゃんと名前をつけるのか?」と応えるなど、爆笑ものの切り替えしの旨さは天才的だと思います。 ただ、歌う時の声は美しいのに、話す時は無理をして低音を出しているように聞こえます。 ●谷山浩子&石井AQ 高学歴ドロップアウト組。谷山浩子はシンガー・ソングライターでソロ歌手ということになっていますが、実質はプロデューサー兼シンセ・コンピューティング担当の石井AQとのバンドです。谷山は、関東の女子校としては、多分、最高ランク級のお茶の水大学附属中学・高校を卒業。本気になれば国立大上位校に入る能力がありながら、「大学にまで体育の授業があるのは、我慢できない」という理由だけで最終学歴がお茶の水大学附属高校卒業という人です。石井AQは東大の数学専攻で、中退。谷山のすごいところは、デビュー35年にもなるのに、創作意欲に衰えを感じさせず、ファンを驚かせる新機軸の歌を、次々と作り出していることなど。歌詞を練りに練り、非常に深い内容で様々なテーマを歌います。アルバム「宇宙の子供」など、ほとんど哲学の領域に到達しており、冒頭の「よその子」は、どの家を訪れても拒絶される孤児が「それでも僕は全ての家の、全ての人の幸せを、祈れるくらいに強い心を、強い心を僕は持ちたい」と歌う、胸をえぐられるような重厚な問題提起の歌です。また、このアルバムの山場と言っても良い「沙羅双樹」は、題名からも分かるとおり露骨に仏教的な歌で、全ての人は宇宙的孤独の中で生きているように見えるが、実は、大地の下で手をつないでおり、本当に孤独な人など誰もいないのだという内容の歌詞を、シンプルな音楽で美しく歌っています。 彼女のインタビューを見ていると、幼い頃から現在まで続いている大量の読書による情報入力を背景とした、文科系的教養の高さがうかがわれます。彼女の語る内容は、国立大学上位校の文科系学生における通常レベルの教養の範疇を完全に超越しており、このひとが大学に行っていたら、卒業生総代になったのではないかと思うほど、レベルの高い議論をします。また、谷山も石井AQも同じなのですが、曲作りのコンセプトによって全く異なる編曲をしてくること、無駄をそぎ落とし、最低限の音と谷山の歌唱力だけで勝負し、それでいてイメージを強く喚起させるというタイプの曲もあれば、単純なメロディーをゴテゴテに編曲して大曲に仕上げてしまうこともあるという、応用力の高さがあります。さらに、谷山は歌手である以前に作詞・作曲家であり、他の歌手への提供曲も多いのですが、歌い手の能力に合わせて、曲作りを変えてくるという行動をとります。子供向けのNHKみんなの歌などは普通に歌いやすい曲ですし、コンサートではアンコールの最中に、簡単な歌の簡単な部分だけを取り出して説明、「では、恋するニワトリの、ココココ、ココ、ココ、コココ、恋は恋は恋の部分は、みんなで歌いましょう」などと発言したりします。他方、プロの歌手向けの曲や自分が歌うための曲の中には、常識を超えた難しい曲が多数あります。「さよならのペガサス」などは、日本語の展開と曲の展開が全く一致しておらず、しかも、音の乱高下が激しいという特徴があり、素人が歌うと、何と歌っているのか全く聞き取れなくなるはずです。谷山本人はこういう曲を、なにごともなかったかのようにさらっと歌い、しっかり日本語として聞き手に通じるよう、語りかけるように歌う能力があります。あまりに自然に耳に入ってくるので、本当はとんでもなく難しい歌なのだということに、気づかないのです。 ●大槻ケンヂ 筋肉少女帯を率いるリーダーにしてボーカルの人物で、一時期、文科系学生の圧倒的な支持を受けていた人。分類は一応ロックですが、「ロックとは文学だ」を標榜しているのですから、ただではすみません。「お前ら!文学読んでるのか?お前の脳髄は、まるで、まるで、まるで、腐ったおはぎのようだよ!」などと絶叫。耳に優しい歌手とは言いがたいものがあります。ロックだからという以前の問題として、歌がヘタクソだからです。が、この人の強烈な歌詞の前では、恐れ入りましたと言って頭を下げるしかないというオーラがあります。 原作のロシア文学より深い(?)「イワンのばか」は、短い命と知ったイワンが子供たちを安い値段で買取り、この世の裏を知った子供たちは世をはかなみ、毒を飲んで次々と死んでいったというのに、イワンのばかだけは、短い命と知っていながら、死ぬことができなかったという内容。ツンドラの大地に死んだ子供たちを埋めていくが、屍は冷たくイワンを見ているという、裏暗い歌詞を、半分ジョークにしてしまうようなヘタクソででたらめな歌い方で絶叫するというものです。「大釈迦」ではアンテナ売りが博物館の屋根にアンテナを設置していたところ転落、そこの金持ちの娘が受け止めてあげるよと言いつつ、ドロロの脳髄になります。また、大人として成熟しきれない自分を卑下するような曲も多く、歌手として成功していなければ、まさにニートになっていたかもしれないと思わせる曲が多いのも特徴。「いくじなし」がこの方面の歌では最高傑作だと思います。主人公の少年の姉はフェティシストでいくじなしの男と恋に落ちますが、姉の葬式にこの男がやってきて、「ケンヂ君、これからは僕をお兄さんだと思ってくれ」とか言うわけです。それからこの男はケンヂ君のところに遊びに来るようになるのですが、遊びに来るというのは言い訳で、実は金をせびりに来るのです。ケンヂ君はこの男に嫌悪感を持ちながらも、つきあいを続け、この男の、「今思うと、君のお姉さんのことは、よい思い出だったよね」というセリフで、ついにぶちきれるのです。「兄さん!兄さん!いくじなしの兄さん!僕は君と姉さんを、脳髄は人間のなかの迷宮であるという観点から、あえて許そう!兄さん、聞いているのか?聞いているのか?」と絶叫。最後は「このいくじなしが!」で終了。さらに、某有名漫画へのオマージュ(?)と思われる「これでいいのだ」は、バカボンパパの有名なセリフを、まるっきり違う意味にしてしまったものです。冤罪で13年間も牢屋に入れられてしまった男に、彼女が「私はあなたを愛しているわ!でも、罪は罪だと思うの!」と追い討ちをかけます。出所後、2人は一緒にすごしますが、恋人が死んでしまいます。主人公は泣きながら「つらくてもこれでいいのだ、テレビの男がいう、西から昇ったお日様が東へ沈む。それでいいのだ。だがしかし、これでいいのか、これでいいのだ、これでいいのか、これでいいのだ」と疑問をぶり返し、最後は「人生とはなんだ?」と絶叫。もはやデカルトをからかう際の「われ思う、ゆえに我あり、だが我とは何だ?」という議論と同じノリだと言えるでしょう。著名作「日本印度化計画」はカラオケで歌うと一気に場が盛り上がる歌で、例によってでたらめな発声で破天荒な歌詞を歌います。「俺にカレーを食わせろ!」「日本を印度にしてしまえ!」という、何だか分からない歌です。 このほかにも大槻ケンヂは、あまりに濃い内容の歌を連発。早くしてネタを出し切ってしまったのか、今は歌手というよりコメンテーターです。コメンテーターとしての能力が高いのは、サブカルチャーに対する深い理解があるからのように思われます。
- TAC-TAB
- ベストアンサー率76% (1921/2526)
私が思う頭の良い人とは、恋愛の場面でも、ビジネスの場面でも、地球環境の問題でも、経済の先行きの問題でも、とにかく他人と話をしているときに何手も先を読める人です。いく通りもの可能性を瞬時に巡らせ、その中から最適な答えを出せる人です。パソコンでも1秒に何回の演算ができるかがその機種の基本性能だと思います。人間も同じで、向かい合ってしゃべっている相手より脳の中での時間当たり演算速度(思考を巡らす速さ)が勝っていると、相手より速く、より正解に近い答えが思いつくと思います。この能力に優れていると他人より常に優位にことが運べると思います。 有名人で言えば、将棋の羽生名人など、将棋の達人たちです。
- legacy_bp5_20r
- ベストアンサー率23% (400/1688)
現代音楽のカテなので。。。 モト冬樹、ヒッパレとかやっていた頃は一晩に10曲ぐらい覚えてたそうです。 私にとって頭の良いは、頭の回転が速い、とか、相手の思っていることを察知できる、といった人でしょうか。
お礼
モト冬樹さんってそうなんですかぁ、凄いですね。 確かに女性への気遣いとかもマメそうですしね。 回答ありがとうございました。
補足
【補足】 音楽のカテゴリーを選択しといてなんですが 別に音楽業界に拘らなくてもいいです。 スイマセン(^.^;)
お礼
将棋の羽生名人を挙げる方って結構多いですね。 私は将棋の事に詳しくないので何となく凄そうとしか思えないです。 恐らくかなりの人なのでしょうね。 回答ありがとうございました。