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大人虫歯は進行しにくい?
現在、虫歯治療と歯周病治療のため歯医者に通っています。通い始めて2ヶ月以上になり、初診で自分では気づいていなかった虫歯も何本か指摘されました。まずは痛いものから治療していったのですが、治療はほぼ2週間に一度で、ちょっと削ったら「はい、じゃあ次回ね」という感じで一本終わるのに一ヶ月以上、現在2本終わるのに2ヶ月半かかりました。その間、最初に見つけられたその他の虫歯はほったらかしで、次回は歯周病の治療で磨き方レッスンですね、と言われました。 私としては、「虫歯は進行するもの」という認識があるため、何より虫歯治療を優先してもらいたく、そのように先生に伝えたのですが、先生曰く、「乳幼児の虫歯と違い、大人の虫歯はゆっくり進行するもので、2ヶ月ほうっておいたからといって、どうこうなるものではありません。虫歯が疑われるのは、この歯ですが、銀歯をとってみないと分かりませんが、神経に近いので多分抜かなくてはならないでしょう」ということでした。 それなら一刻も早く、銀歯をとってみて、治療した方がよりいい状態での治療を行うことができると思うのは、素人考えなのでしょうか。 専門家の方がいらっしゃったら、お知恵拝借したいです。
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若葉が硬くなるように、歯は生えてから数年はみずみずしい骨、年とともに乾いた骨へと変わっていきます。(イメージしてもらうための表現です)大人でムシ歯のたくさんある人はこのみずみずしい時代にムシ歯をとっくに作っている場合が多いのです。ただ、痛くないし、穴を感じないから(感じたらもう中等度以上)ムシ歯という認識を持ってもらえないだけ、歯科医だって自分の口を人に見てもらわないと初期の段階では気がつかないものです。 おいくつの方か分かりませんけど、大人のムシ歯は進行が遅いのは本当、今見つかったムシ歯は案外、歴史のあるものです。先生は、おそらくやばい順に(それだけでなく上下の噛み合わせを崩さないように治療をすすめるとか他にも考慮する要因はありますが)治療をされていることと予想します。 気持ちがあせるのは分かりますが、結果に大差はほぼないと考えられますので、急いでやるより、ちゃんとやる、できれば、壁の穴の補修に目をやるより、穴を開けているばい菌に目をやってもらえたら、いいのかもしれません。ムシ歯が軽くてちゃんと磨けば進行する可能性が低いときは、うまく磨けるようになったかどうか、ムシ歯が進行するかどうかを、定期管理をしながら治療の必要性を見極めることもあります。
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- michael-m
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>乳幼児の虫歯と違い、大人の虫歯はゆっくり進行するもので、2ヶ月ほうっておいたからといって、どうこうなるものではありません。 表現の違いでもありますが、大人の虫歯の進行が遅いのではなく、子供の虫歯の進行が速いのです。 大人の歯でも、全部を治療した後に、全く磨かず、うがいもせずに放っておけば、最短3ヶ月で元に戻ったという報告もあります。(20年以上も前の報告で、どの論文かは忘れましたが)従って油断は出来ません。 治療中でも、全く歯を磨く習慣がなく、食事もロクに噛まずに飲み込んでしまうという人では、治療と虫歯の追いかけごっこという状態になります。 しかし、基本的には虫歯の進行の速さは、歯の質と虫歯菌の繁殖量で決まるので、日常歯を磨いているのであれば心配は要らないでしょう。一般論ではなく質問者様自身についての言葉として受け取っておいて下さい。 >虫歯が疑われるのは、この歯ですが、銀歯をとってみないと分かりませんが、神経に近いので多分抜かなくてはならないでしょう 金属冠の中の虫歯で、しかも外から要治療と判断できるのであれば、噛み合わせ関係が保たれるのなら、早期に外した方がいいはずです。なぜなら冠の中は磨けませんから、細菌は繁殖し放題、虫歯は進み放題だからです。 虫歯にも進行が速い虫歯と遅い虫歯があります。 遅いものは比較的黒く変色していることが多いです。一つの歯でも速い部分と遅い部分が出来る事もあります。 遅い虫歯では2~3ヶ月で急速に進行する事はありませんが、早い虫歯では1~2ヶ月で神経に到達します。 最近は歯ブラシをかけている人が増え、表面の虫歯は減りましたが、フロスの普及はあまり進んでおらず、たとえ使っていても「たまに」使う人が多いので、歯と歯の接触部分の虫歯が多く、この特徴として、自覚症状が出にくいことが挙げられます。歯医者で見つかる虫歯の多くがこのケースです。 歯の神経は顎の中で繋がっており、症状が激しいとその歯が痛むのか分らなくなります。 詰めるだけの1~2会で済む虫歯治療であれば、数本まとめて行う事も出来ますが、1ヶ月を要するような虫歯治療では痛みが出る可能性を考えて、多くの虫歯を同時に治療することは少ないです。(一挙に大量治療を売り物にしている歯医者も居ますが…) また、厚労省の方針では、虫歯と歯周病の療法の治療は必要な場合、痛みがある歯を除いて、歯周病を優先するように決められています。(科学的根拠はあまりありません。)このため、先に虫歯治療をすると歯周病の保険治療が出来ないという可能性もでてきます。ですから、歯医者としてはどうしても歯周病を優先するしかないのも理由の一つでしょう。 でも、冠を外す程度なら、厚労省の判断の範囲内ですから、歯医者が考えすぎなのか、その地域の技官(お代官のような人)が厳しすぎて、虫歯治療を先に出来ないのかもしれません。 ですので、まずは先生の言うとおりにし、何らかの僅かな症状が出たら、すぐに対応して貰うのが良いと思います。
お礼
レスありがとうございます。 なぜなら冠の中は磨けませんから、細菌は繁殖し放題、虫歯は進み放題だから~私もそう思ったのですけど、それも進行が遅いから大丈夫なのかしら、と思ってしまったのですが。 厚労省の方針では、虫歯と歯周病の療法の治療は必要な場合、痛みがある歯を除いて、歯周病を優先するように決められています。~そうなのですね。だから痛みがなければ歯周病治療を優先させましょう、と言われたのだと思います。 今週、歯磨き指導してもらってきて、これからも歯医者さんの治療方針に従ってお願いすることになるとは思うのですが、私の気がかりは「痛くなったら言ってください」というセリフが「虫歯と認識していても、痛くなるまでは手をつけず、悪くなってから治療しますよ」という意味に取れたということです。(ちょっと悪意に取りすぎですけどね) ただ、ここで相談して治療者側から見る虫歯の認識というものが少しだけ分かりましたし、お医者さんにはお医者さんの考えがあると思うので、長丁場になることを覚悟して治療にのぞんだ方がいいかも、と思っています。
お礼
レスありがとうございます。 そうなんですね、よく分かりました。 ということは、これからも今通っている歯医者さんとは長い付き合いになりそうですが、お医者さんの治療方針を信じて治療を受けようと思いました。