山陽新幹線は戦略の見直しが必要ではないか
JR西日本では、来月から期間限定で同社のクレジットカード、(J-WEST カード)会員を
対象に博多・小倉→新神戸・新神戸が通常の約半値の7,000円で利用出来る
「J-WESTこだま早特(はやとく)きっぷ」と言うのが発売されるそうですがhttp://www.westjr.co.jp/press/article/items/130204_00_kodama.pdf
値段を少し高くしても良いから同等クラスの切符を個人客(J-WEST カードの
会員でない人)にも売り出すべきだと個人的には思います。なぜかと言うと、それは
福岡→関空でLCCのジェットスターに乗るのと金額面でそんなに差がないからです。
こだま早特きっぷは3月1日→4月26日乗車分を対象に発売されますが、3月に
入って最初の日曜日の3月3日の朝8時40分に福岡空港を出発するLCCの
ジェットスターで関空へ向うとした場合、一番安いオプションなしの(スターター)と言う
運賃で、尚且つ手荷物預かりもなければ、博多→新大阪まで空港アクセス代
(地下鉄空港線・南海電鉄空港急行・御堂筋線)を足しても、5,600円で
行ける様なんです。http://www.jetstar.com/jp/ja/home
山陽新幹線のこだま号は東海道に比べ、通過待ちによる停車時間が長い事が多く
列車によって主要時間は異なりますが、博多→新大阪の場合。最も時間が
かかる列車では所要時間が4時間56分と(のぞみ・みずほ)の最速達タイプのおよそ
2倍の時間をかけて走りますが、LCCを使うと関空から大阪中心部への移動は
あるものの、全体の所要時間は博多→新大阪でこだま号を利用するのとそんなに
変わりません。山陽新幹線では新大阪⇔岡山などで、こだま号などを対象にした
往復割引切符を売っていますが、
http://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/tokutoku/kodamakippu/
2名様以上の利用でないと売ってくれません。昨今はエクスプレス予約などで新幹線に
安く乗れるなりましたが、クレジットカードを持たない人や普段、新幹線に乗る機会の
ない個人客にも、気軽に利用できるような戦略をJR西日本は行うべきと思いますが
皆様はどうお思いでしょうか?