F2.8で明るいと言っているのはズームレンズの場合ですね。それもズーム全域でF2.8。
レンズはF値で明るさを表しますが、他の表現方法として「大口径」と呼ぶこともあります。大口径ズームは開放F2.8のこと。「中口径」という呼び方もありこちらは開放F4.0のズームを言います。
単焦点だと50mmF1.0があり、200mmF1.8もあります。
暗いところの撮影についてですが、レンズの明るさが全てではありません。
F値は被写界深度(ボケ)をコントロールするモノですから、状況によって明るいレンズ・暗いレンズを使い分けます。大は小を兼ねることが出来るので大口径のレンズがあれば背景ボケボケの写真も全体のピントが合う写真も照れます。どちらかというと予算の都合でしょうか?
キャンドルサービスのような状況ではストロボ撮影だと雰囲気台無しです。更に三脚を構えて撮影に挑むことが難しいと思うので、感度を上げて手ブレしないシャッタースピードにするのが一般的ですね。他には測光モードを使い分けることもします。一般的な平均測光だと暗部に露出が引っ張られるのでシャッタースピードは遅くなります。中央重点測光かスポット測光を使用し人の顔でAEロック(+露出補正)すれば平均測光よりはシャッタースピードは速くなるはずです。
その辺を理解していればF4の中口径ズームでも十分綺麗な写真は撮れます。
明るいレンズも使ってみたいというのであれば、価格的にも手を出しやすい24mm,28mm,50mmのF1.8を用意するのも良いでしょう。
一般的に、開放で撮影するとピントが合っているところでも描写が甘くなったり色のにじみが出やすくなります。最高の画質で撮影するためには3~5段絞るというのが常識です。つまり、F2.8のレンズでF4~F5.6まで絞って撮影した場合と、F4,F5.6のレンズで開放で撮影した場合ではF2.8のレンズの方が綺麗と言うことです。
でも、デジタルの場合は後処理でシャープネスをかけたり色味を修正できるので昔ほど重要ではないかもしれません。しかし、修正で良くなる幅が同じならやはり良いレンズを使った方がより良くなります。
「木を見て森を見ず」と言う諺がありますが、開放F値に拘りすぎていては本質を見失いますよ。「露出」というモノについてもう少し見識を深めましょう。
開放F値はいくつかある要素の一つでしかなく、全てではありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >最高の画質で撮影するためには3~5段絞るというのが常識です。 とありますが、F2.8のレンズでもF4~F5.6ぐらいに絞るとなると暗い写真になってしまうのですか?F2.8ぐらいで撮影したい場合F1.4、F1.8ぐらいのレンズが必要なのですか?実際デジイチを持っているわけではないのでF2.8がどれ位の明るさの写真が取れるのかもわかっていない状態です。参考になる室内撮影中心のホームページなどありませんか?本当に無理ばかり言ってすいません。 >暗いところの撮影についてですが、レンズの明るさが全てではありません。 「回答ちゃんと読んでるの」と思われるかもしれませんが、単純にF値を絞ると光の量が減って暗い写真になってしまうのかなと思いまして...だって明るいレンズはストロボ無しで部屋の中で撮れるって良く書いてあるじゃないですか。 >開放F値はいくつかある要素の一つでしかなく、全てではありません。 写真は奥が深く、いろいろな要素があり一筋縄ではいかないことは解っているつもりです。まだまだ勉強です。