No.2です。半ば気を悪くされても当然か…と覚悟して投稿しましたが、ご丁寧な補足ありがとうございます。
調子に乗って辛口続けて申し訳ないですが、DTMモニターとしてご使用のMSP10に対して、サブウーハを追加するとしても「何でよりによってEVのエリミネータみたいな、バリバリクラブPA用のサブウーハを選ばれたのか?」という点は、非常に興味深いですね。
前回も書いたことの繰り返しですが、DTMモニターとして考えた時に、MSP10はちょっとした本格レコーディングスタジオでも使われるほどのきちんとしたモニターで、これだけでモニターとして低域の量感が不足するということは考えづらいです。
少し譲って「ライブの低域感が出ない」ということはあると思いますが、では、質問者の方が目標にしているHIPHOPなりR&BのCD音源などを、MSP10で鳴らしてみたらどうですが?
確かに、ライブ会場と比較したら、低域の量感足りないかもしれません。
でも、それが本来そのCDに入ってる音源です。
だから、質問者の方が自分の作品をライブ会場で流すとしたら、作品そのものは前述の「目標CD」をMSP10で聞いた感じ同じバランスにしておかないと、ライブ会場ではとんでもなくバランスが崩れた音になってしまいます。
DTMモニターというのは、「そのモニターで最適に聞こえる音」を作るために使う物ではなく、「正しいバランスとどれだけズレているか確認する」ために使う物だと言うことが大事です。
だから、DTMモニターには不要な低音や高音を付加するのは良くないんです。「DTMモニターで聞こえる自分の目標の音源の『聞こえ方』」と「DTMモニターを通して聞こえる自分の作品の『聞こえ方』」を比較し修正するためには、むしろスカスカあっさりした音でちょうど良いくらいで、ブリブリ低音を効かせるとかえってバランスがわからなくなり、とんでもない作品になりがちです。極論ですが、DTMモニターの音は「きれいでない」くらいでちょうど良いのです。
また、それはまぁ良いとしても、PA用のサブウーハってめちゃくちゃ低音出ますよ。私は前回「100W×2位のアンプ」などと書いてしまいましたが、普通の家ならその1/10ほどもパワーを入れたら、音よりも家自体が地響きします。
また、特にPA用サブウーハは、そのサブウーハ作っているメーカーの(それも同一シリーズの)PAスピーカとセットで使って初めて周波数バランスが取れるように設計されていますから、ELIMINATOR I SUBなら、極論ですが、同じエレクトロボイスのXiシリーズあたりと組み合わせて、初めて最適な(しかしPA)サウンドになる…という代物で、MSP10とは音質的にも音量的にも、およそ全くバランスが合わず、この組み合わせはDTMモニターとしては相当「ひどい」方だと思いますね。辛口で申し訳ないですけれどね。
また、MSP10は「パワードモニター」として完結してしまっているシステムなので、周波数特性を直接に調整する余地がありません。これより下位のMSP5とかなら、専用サブウーハとしてSW10との組み合わせを念頭に置いて作られていますが、とにかくMSP10は「これだけ」でモニターとして完結していますので…
ですから、折角のELIMINATOR I SUBですが、まずはMSP10で作品のミックスダウンを行った後、「ライブでどう聞こえるか」の確認用に鳴らす…くらいしか、DTMモニターとしての使い道はないだろうと思います。
もちろん、家を揺るがせるくらいの低音でリスニング用に使う分にはかまいませんが、純粋にDTM用としては、非常に扱いづらいですね。
お礼
たびたびありがとうございます。 おっしゃる通りかと思います。 失敗しつついろいろ学んでいこうと思いますので 良かったらまたアドバイスよろしくお願いします。 今回いただいたお言葉しっかり覚えておきます。 どうもありがとうございました!