No4の者です
「電波のロス」というのは、簡単にいえば、「電波が弱ってしまう」ということです。
電波というものは、ケーブルなどの配線(専門用語で「給電線」と呼びます)でアンテナからテレビまで送られてくるうちに、弱ってしまいます。
たとえば、アンテナで100の電波を捕らえたとしても、テレビに送られるのは70くらいになってしまうということです。これも専門用語で「電波が減衰する」と呼びますが、この減衰を最小限に食い止めることが、テレビ放送受信に際して最も重要なことになります。
電波が減衰すると、画面にいわゆるスノーノイズという雪が降ったような見づらい画面になります。そして、VHFよりもUHF、UHFよりもBS
というふうに、周波数が高い電波になるほど、減衰は多くなります。
この減衰を最小限に食い止める方法として、ケーブルの長さを極力短くする。ケーブルは良質のものを使用する。たとえば以前よく使用されていた「3C-2V」と呼ばれる細いケーブルは避けたほうが無難です。ケーブルが太くなるにつれ「5C-2V」「7C-2V」といった種類がありますが
7Cとなると太すぎて一般家庭では使いづらくなります。5C-2Vか、さらに衛星放送用として市販されている5C-FVSなどがおすすめです。衛星放送用のものを地上波用に使用することは差し支えありませんが、その逆はダメです。
分配器とは、電波を分ける器具で、分配する数(すなわちテレビ、ビデオの使用台数)により2分配、3分配、4分配などがあります。個別のアンテナならば、そのアンテナからの給電線にこの分配器を取り付ければ良いのですが、ケーブルテレビの場合は、一度その業者に相談になられるのが良いと思います。
以上、下手な文章でわかりづらいかもしれませんが、電波のロスとは電波そのものが弱るということで、料金などには全く関係ないことです。
(ただし、同じだけの電気料金や受信料がかかるにもかかわらず、受信状態の悪い見づらい画像というのは損をする気持ちにもなりますが)
お礼
わかりやすい説明、ありがとうございました。 なるほど、電波のロスとは映りが悪くなってしまうことなんですね~。 ケーブルのこともなにもわかってなかったのでオススメ教えてもらって よかったです(^^) ケーブルTVはどうなんでしょうねえ・・。。 もしかして、それがついてることによってフツーのケーブルが使えないという 可能性もありかも? 今日、TV買いに行こうと思うので店員さんにもいろいろ聞いてみようと思います。 本当にありがとうございました。